IS6FXでは両建ては可能なのかな?
可能であればやり方を知りたい。
IS6FXで禁止されていることについて把握しておきたいな。
本記事はこのような疑問に答えていきます。
FX業者にはそれぞれ禁止事項があり、中でも取り扱いが各業者によって違うのが両建てについてです。
はたしてIS6FXでは両建てを禁止しているのでしょうか?
結論から先に申し上げますと、IS6FXでは両建てが可能です。
ただ、一部禁止されている両建てのやり方もあり、ルールを詳しく知っておく必要があります。
そこでこの記事では、IS6FXの両建てのルールを詳しく解説していくとともに、IS6FXが定めている禁止事項についても見ていきます。
IS6FXでトレードを行う際には必ず知っておきたいポイントになりますので、ぜひ最後まで注意深く読み進めていってください。
トレードに関するルールをしっかり把握しておかないと、知らないうちにペナルティを受けてしまいますからね。
- IS6FXでの両建てのやり方
- IS6FXで禁止されている両建てのやり方
- その他の禁止事項
IS6FXは両建てが公式に許可されている
冒頭で申し上げた通り、IS6FXでは両建てが可能です。
まずはFXの両建てがどのような取引のことを指すのかについておさらいし、実際の両建てのやり方や、IS6FXでやってはいけない両建てについて解説していきます。
そもそもFXにおける両建てとは
両建てとは同一通貨ペアで「売り」と「買い」のポジションを同時に保有する取引のことです。
このように同じタイミングで同じ数量のポジションを保有していれば、相場が上昇しようが下落しようが理論上は含み益と含み損が相殺されるため、損益はトータルでプラスマイナスゼロになります。
そのため、両建ては主にリスクヘッジとしての意味合いが強い取引と言うことができます。
しかし現実の取引ではスワップポイントやスプレッドが絡んできますので、損失が出る場合があり注意が必要です。
IS6FXではこのような両建ての取引が認められており、トレード手法の1つとして用いることができます。
ちなみに、他にも両建てが可能な主な海外FX業者は以下の通りです。
- XM Trading
- AXIORY
- Titan FX
- GEMFOREX
- iFOREX
- FBS
- Tradeview
- HFM(HotForex)
- LAND-FX
上にあげた海外FX業者も両建てが可能になっていますのでチェックしてみてください。
IS6FXの両建てルールと禁止事項について
IS6FXの両建てのルールは至ってシンプルで、それは「同一口座内に限り両建てを認める」というものです。
そのため以下の両建ては全て禁止となっており、もし行ってしまうと口座凍結などの重いペナルティが課せられますので注意しましょう。
- 複数の口座をまたいでの両建て
- 他の海外FX業者を利用した両建て
- 別のアカウントを利用した複数人での両建て
- 相場の急変動のみを狙った両建て
それぞれ詳しく解説していきます。
禁止事項①:複数の口座をまたいでの両建て
IS6FXでは複数の口座をまたいでの両建てを禁じています。
「当社で複数の口座を持ち、両建て等のヘッジ取引を行うこと」
IS6FXは1人につき合計5口座まで開設可能ですので、気をつけたいポイントです。
たとえタイプの違うスタンダード口座やマイクロ口座の間での両建てだとしても、複数の口座をまたいでの両建てとみなされ禁止行為となってしまいます。
禁止事項②:他の海外FX業者を利用した両建て
次に禁止されているのが他の海外FX業者を利用した両建てです。
「複数の業者の口座で両建て等のヘッジ取引を行うこと」
例えば、同じタイミングでドル円をIS6FXの口座で「買い」、XMの口座で「売り」というような取引を行ってはいけないということです。
複数のFX業者を併用して利用している場合には注意しましょう。
禁止事項③:別のアカウントを利用した複数人での両建て
IS6FXでは別のアカウントを利用した複数人による両建ても禁止されています。
「複数のトレーダーの口座で両建て等のヘッジ取引を行うこと」
例え家族や親族のアカウントであっても、両建てを行ったことがわかると重いペナルティが課せられますので注意してください。
禁止事項④:相場の急変動のみを狙った両建て
相場の急変動のみを狙った両建てとは、主に重要経済指標発表時における両建てのことを指します。
「経済指標時、アメリカ雇用統計発表時ならびに政府や中央銀行介入など相場が急激に変動するタイミングのみを狙った悪質とみなすトレード」
IS6FXではこのような相場が急変動するかもしれないタイミングばかりを狙うことに関して、両建てだけではなく普通のトレードでさえも禁止されています。
たまたま重要指標とトレードが重なっただけでは問題にはなりませんが、それを繰り返し行うとペナルティの対象になりますので注意しましょう。
IS6FXの両建て注文のやり方&両建て解除方法
ここからはIS6FXで実際に両建て注文を行う方法と、両建て状態を解除する方法について見ていきましょう。
いずれもとても簡単な手順で行うことができます。
両建て注文をする方法
IS6FXで両建てをするのはカンタンです!
トレードしたいタイミングで「売り」と「買い」でそれぞれエントリーするだけです。
IS6FXの取引プラットフォームであるMT4・MT5では、「Sell=売り」「Buy=買い」の両方のボタンは同時にクリックできませんので、それぞれ別々にエントリーする形になります。
同一通貨ペアで「Sell=売り」と「Buy=買い」の2つのポジションが表示されていれば両建て完了です。
スマートフォンだと以下のような感じになります。
両建て解除方法
両建てを解除する方法は2つあります。
「売り」「買い」両方のポジションを同時に決済し、保有するポジションをなくして両建てを解除する方法と、「売り」「買い」いずれかのポジションを残す方法です。
それぞれ順番に見ていきましょう。
両建てを同時決済して解除する場合【両建て解除機能】
MT4・MT5には複数のポジションを同時に決済できる「両建て解除機能」があります。
両建て解除のメリットは、片方のポジションのスプレッドで済むという点です。
まずはターミナルの「取引」タブから保有するポジションを右クリックし、「注文変更または取消」を選択してください。
注文種別から、①「両建て解除・通貨ペアを選択」をクリックすると両建て状態のポジションが表示されますので、確認の上②「両建て解除・通貨ペアを選択」をクリックしてください。
「売り」「買い」両方のポジションが同時に解除され、保有するポジションがなくなりました。
なお、スマートフォンから両建てを同時解除する場合は、両建てしてるポジションを長押しするとメニュー画面が表示されますので、そこから「両建て解除」を選択すると、ポジションが同時に決済されます。
両建ての一方のポジションを決済して解除する場合
両建てを解除して「売り」「買い」どちらか一方のポジションを保有し続けたい場合は、シンプルに不要なポジションのみを決済すれば大丈夫です。
パソコン・スマートフォンともに、「売り」「買い」どちらかのポジションを決済すると両建てが解除され、一方のポジションのみを保有することになります。
IS6FXで両建てを行う際の注意点
両建てを行う際の1番の注意点は、コストがかさむということです。
両建ては同時に2つのポジションを保有するわけですから、それぞれに証拠金が必要ですし、スプレッドが発生することも忘れてはいけません。
両建ての2つのポジションがともに利益確定できれば問題無いのかもしれませんが、どちらかを損切りするケース、もしくは両方とも損切りしなくてはいけないケースでは、通常のトレードよりもコストがかかってしまします。
また、強制ロスカットについても気をつけなくてはいけないでしょう。
IS6FXでは証拠金維持率が20%以下になるとロスカットが執行されます。
両建てしてもロスカットに合ってしまっては、あえて2つのポジションを持つ意味がありません。
したがって両建てをする場合には、資金に十分余裕を持たせて行うようにしましょう。
FXを始めたばかりという方にはあまり両建てはおすすめできませんね。
IS6FXで稼ぎやすい「両建てトレード手法」を紹介
ここからはFX中上級者向けに、両建てを上手に使ったトレード手法を解説していきます。
ただ、いずれの手法も非常にリスクを伴うものですので、リスク管理をしっかり行った上で行うようにしてください。
オススメ手法①:両建てナンピン
両建てナンピンとは「両建て」と「ナンピン」を組み合わせたトレード手法です。
ナンピンとは保有ポジションが含み損を抱えてしまった際に、取得平均単価を上げる(売りの場合は下げる)ために行うトレード手法になります。
このナンピンと両建てを組み合わせて行っていきます。
このように、買いポジョションが下がっていったケースでは、ナンピンの「買い」を入れるのと同時に、新規の「売り」を入れるといった具合です。
このケースで言うと、仮にこの後98円まで値が下がったとしても「売り」ポジョションは100pipsの含み益が出ていることになり、最初のポジションの含み損を緩和することになります。
そこで利益を確定させることもできますし、さらに値を下げる場合には再びナンピン、もしくは両建てナンピンと続けることも可能です。
両建てナンピンを行う際に気をつけなくてはいけないのが、資金管理になります。
特に2度・3度と両建てナンピンを繰り返すと、普通に両建てをするよりもはるかに資金が必要になりますので注意が必要です。
オススメ手法②:つなぎ売買
つなぎ売買はもともと株取引のトレード手法になりますが、FXにも転用可能です。
つなぎ売買をひとことで表すと「損失の拡大を防ぎ、一定の利益を確保するためのトレード手法」と言うことができます。
つなぎ売買のイメージは以下の通りです。
「買い」でエントリーしたものの利益確定ポイントに達する前に下落し始めたといったケースで、一度「売り」を入れて両建ての状態にします。
そのまま下がり続けたとしても「売り」ボジションを決済することによって「買い」ポジションの損失の拡大を防ぎ、一定の利益を確保することができます。
この一連の流れを利益確定ポイントに達するまで続けるわけです。
仮に「売り」ポジションを入れてすぐに上昇したとしたら、すぐに損切りして「買い」ポジションの利益を伸ばすことに集中します。
エントリーからいきなり逆向した場合などでもつなぎ売買は有効です。
このつなぎ売買の最大のデメリットは、反対売買のエントリーと利益確定のタイミングが非常に難しい点に尽きます。
そのため、確固たるトレードプランのもとに行わないと大きな損失を生んでしまう、まさに上級者向けのトレード手法と言うことができるでしょう。
知らないとヤバイ!?IS6FXの禁止事項について
IS6FXでは両建てにも禁止事項があったように、他にも細かく禁止事項が定められています。
知らないでトレードしていると大きなペナルティを受けることになりかねませんので、ここでまとめて確認しておきましょう。
IS6FXの禁止行為一覧
IS6FXの禁止事項は以下の通りです。
- 口座名義人以外の者が利用すること
- 複数名で1つの口座を利用すること
- 実在しない利用者として登録すること
- 18歳未満の者が登録すること
- 反社会勢力者、前科者、法令違反者及び当社が適宜禁止とする者が登録すること
- 被保佐人、被補助人のいずれかであり、申込の際に保佐人もしくは補助人の同意を得ずに登録すること
- 申告事項に虚偽の情報を記載・誤記・または意図して記入漏れの状態で登録すること
- 同一名義でトレーダーまたはパートナーのアカウントを2つ以上持つこと(ただし当社が特別に認めた場合を除く)
- 違法または疑わしい活動をすること
- 不当なトレード報酬を得るトレード
- 当社判断で不適切とみなすトレード
- 複数の業者(もしくは複数のトレーダー)の口座で両建て等のヘッジ取引を行うこと
- 当社で複数の口座を持ち、両建て等のヘッジ取引を行うこと
- 第3者同士が同じタイミングで入金やトレードを繰り返し、同じタイミングで出金すること
- 提供サービスやシステムの盲点を狙った悪質とみなすトレード
- 経済指標時、アメリカ雇用統計発表時ならびに政府や中央銀行介入など相場が急激に変動するタイミングのみを狙った悪質とみなすトレード
- 事前連絡なしの大きなロット数でのトレード
- 故意・過失に関わらず、当社の営業を妨害すること
- 当社及び委託先企業の著作権その他の権利を侵害すること
- 当社または第三者を中傷し名誉を傷つけ、不利益をもたらすこと
- 著作権等の知的財産権、肖像権等の人格権、その他法律上の権利ないし保護に値する権利の侵害、あるいは関連する法規に違反すること
- 第三者のプライバシーを侵害すること
- 消費者の判断に誤解を与える行為、または消費者の判断から好ましくないと当社が判断すること
- 反社会行為、法令違反行為及び当社が適宜禁止すること
これらの禁止事項に抵触した場合、IS6FXでは以下のような処置が取られます。
お客様のサービスおよび取引プラットフォームへのアクセスの終了や口座の凍結に加え、当社は単独の裁量で、お客様による当社の他のウェブサイトやサーバー、もしくは当社が提供する他のサービスへのアクセスを拒否する権利を有します。
IS6FXガイドラインより
もし禁止行為をしてしまうと、
口座凍結が凍結されるのはもちろん、IS6FXが提供しているサービスを一切利用できなくなる場合もあるということです。
普通にトレードしている分には抵触する恐れは無いかと思いますが、気をつけたい禁止事項としては「口座名義人以外の者が利用すること」という点になります。
例え家族であろうが口座名義人以外の者が本人に代わってトレードを行ってしまうと違反行為にあたりますので注意が必要です。
なお、その他の禁止事項についてはこちらの記事で解説していますので参考にしてみてください。
IS6FXの口座凍結と休眠口座の違いは?
IS6FXでは口座が凍結されると、取引できなくなるのはもちろん出金や資金移動についても一切行うことができなくなります。
ここで注意したいのが、口座凍結と休眠口座の違いについてです。
どちらも口座が利用できなくなる点では同じですが、口座凍結と休眠口座では大きな違いがあります。
口座の状態 | 口座凍結 | 休眠口座 |
---|---|---|
原因 | 禁止事項に抵触 | 4ヶ月以上ログインなし |
制限内容 | 入金・出金、資金移動不可 ログイン・取引不可 | 入金・出金、資金移動不可 ログイン・取引不可 |
ボーナス | 消滅 | 維持 |
解除方法 | 不可 | サポートへ連絡 |
違いを簡単に説明すると「口座凍結は一発アウトで復活不可能。休眠口座は一時的に口座の利用が制限されているだけで復活可能。」ということです。
したがって、たとえ口座へログインできなくなったとしても、単に口座が休眠口座となっている場合がありますので慌てずサポートに確認してみましょう。
休眠口座になっている場合は、解除してほしい旨を伝えるとすぐに制限が解除され取引や入出金を再開することができます。
IS6FXは1人につき合計5口座まで開設可能ですから、普段使用していない口座があるなら注意が必要です。
IS6FXを利用する上で「知っておかないと損!」な情報
禁止事項ではないですが、IS6FXでは知っておかないと損をしてしまう注意点がいくつかあります。
まず最初の注意点としましては、入出金のタイミングについてです。
IS6FXでは入金ボーナスキャンペーンが隔週で行われていますので、もしそれを知らずに入金してしまうと、せっかくのボーナスゲットのタイミングをみすみす逃してしまうことになります。
2021年以降の傾向としましては、ほぼ1週おきに入金ボーナスキャンペーンが開催されていますので、入金のタイミングを合わせるのがおすすめです。
またIS6FXには、口座からの出金があると受け取ったボーナスの全てが消滅するというルールがあります。
したがって出金のタイミングについても十分注意してください。
次の注意点は入金方法に関してです。
IS6FXではクレッジットカードと銀行送金の2種類の入金方法があります。
そのうちクレッジットカードでの入金ですと付与される入金ボーナスが半額になってしまいますので注意が必要です。
たしかにクレッジットカードの方が口座への反映は銀行送金よりはるかに速いのですが、その分ボーナスが少なくなるということを理解しておきましょう。
最後の注意点はレバレッジ制限に関してです。
IS6FXでは口座残高によって最大レバレッジが制限されてしまいます。
実はIS6FXの最大レバレッジである1,000倍が適用されるのは口座残高が200万円までです。
IS6FXでは口座座残高がそれ以上になるにつれ、レバレッジはどんどん低く制限されますので注意してください。
IS6FXの両建てや禁止事項に関するよくある質問
ここではIS6FXで禁止されている事項についてのよくある質問をまとめてみました。
いずれも重要なことですのでぜひ参考にしてみてください。
スタンド口座とマイクロ口座といったようにIS6FXのタイプの異なる口座間での両建てはできますか。
できません。
たとえ同一アカウントであっても、複数口座間の両建ては禁止されています。
IS6FXではあくまでも同一口座内での両建てのみが可能です。
ボーナスを利用した両建ては可能ですか?
可能です。
ただし、複数の口座によるボーナスを利用した両建てに関しては禁止されています。
EAを用いた両建ては可能ですか?
可能です。
ただ、EAに関しては以下の口コミにもあるように注意が必要になります。
EAのアルゴリズムによっては複数の口座をまたいで両建てしてしまうこともあります。
たまたまなら大丈夫ですが、それが続くようだと口座凍結の対象になりますので注意してください。
そもそも両建てをやる必要がありますか?
両建てに関しては、同一通貨ペアで「売り」と「買い」の両方のボジションを保有するわけですから、経済的合理性を欠いているという意見も多くあります。
さらに資金面でのコストも通常のトレードよりも多くかかりますので、どちらかというと中上級者向けのトレード手法と言えるでしょう。
FXを始めたばかりの方であれば両建てをトレードに取り入れなくても大丈夫です。
禁止されているやり方で両建てを行うとどうなりますか?
規約違反となり口座を凍結されてしまう可能性があります。
口座凍結となり取引することができなくなるどころか、入出金も不可能となり、ボーナスも消滅してしまいます。
口座凍結から復活する方法はないのですか?
口座凍結になってしまうと復活はできません。
ただし、身に覚えのない口座凍結でしたら一度サポートに確認してみてください。
特に気をつけておいたほうが良いIS6FXの禁止事項は?
実際のトレードに関わるもので、知らないうちにやってしまう可能性ある類のものです。
例をあげるとすると、
- 口座名義人以外の者が利用すること
- 当社で複数の口座を持ち、両建て等のヘッジ取引を行うこと
- 事前連絡なしの大きなロット数でのトレード
あたりの禁止事項になります。
ちなみに大きなロット数のトレードというのは10ロットを超えるトレードのことです。
これらの禁止事項に抵触すると、たとえうっかりミスであっても口座凍結の対象となりますので気をつけましょう。
まとめ
IS6FXでは両建てが認めらていると同時に、禁止されている両建てのやり方もあります。
また、その他の禁止事項についても細かく定められており、違反してしまうと厳しいペナルティが課せられますので注意が必要です。
ぜひ、IS6FXが定めるルールをしっかり理解し、ルールを守ったトレードで利益を積み重ねていきましょう。
くれぐれも両建てに関してはしっかりしたトレードプランのもとに行ってくださいね。