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Tradeviewの評判|FX上級者がメイン口座に選ぶ理由

A子さん
海外FX業者の「Tradeview」って評判どう?
という疑問をお持ちの方向けの記事です。

結論から言うと…

もしこの記事を読んでいる方がFX初心者であれば、

Tradeviewは正直おすすめできません。

理由は記事中で詳しく解説しますが、一言で言うなら、

「TradeviewはFX中級者~上級者向けの海外FX業者」です。

もし、XMやその他の海外FX業者で既に取引をしていて、

A子さん
もっと良い取引環境でトレードがしたい…
と考えている方であれば、Tradeviewは自信をもってオススメできる業者の一つです。

この記事では、実際の利用ユーザーの声も取り上げながら、Tradeviewの評判や特徴について詳しく解説していきます。

目次

TradeviewってどんなFX業者?

Tradeview Forex(トレードビュー フォレックス)は、アメリカのニューヨークを拠点とするFX業者です。

2004年設立の老舗業者で、個人投資家から機関投資家に至るまで、幅広い顧客に金融サービスを展開している企業です。

日本市場にも2016年から進出していますが、

金融庁の規制と圧力に押される形で「こぢんまり」と営業している印象です。

ユウ
具体的には、公式サイトにおいて、日本語での情報提供量の制限を行っています。
また、日本人向けの広告出稿など、積極的な営業活動も行われていません。
そのため、日本での知名度はそれほど高くはないですが、
質の高い取引環境を求めるFX上級者やプロトレーダーの中での支持は厚いです。

特に、cTraderという短期売買に適したプラットフォームを利用できる点も人気を集めている理由の一つです。

ここからは、Tradeviewのメリット・デメリットという視点で、特徴を一つ一つ掘り下げながら解説していきます。

Tradeviewのメリット①:業者の信頼性がとても高い

Tradeviewの大きな魅力の一つが、業者の信頼性の高さです。

ユウ
当サイトで紹介しているFX業者の中で、Tradeviewは最も信頼性が高いといえるかもしれません。
FX業者選びで最も重要なのは、間違いなく「業者の信頼性」です。

どんなに取引環境に優れていても、稼いだ利益の出金を拒否されてしまったり、持ち逃げされてしまったら何の意味もありませんよね。

FX業者の信頼性を見極めるときは、以下の4つのポイントを確認するのがおすすめです。

  • 金融ライセンス
  • 顧客資金の管理方式
  • 営業年数
  • ネット上の口コミ(Twitter/5ch(2ch))

Tradeviewの場合はどうなのか、一つ一つ検証していきましょう。

Tradeviewは信頼性の高い「ケイマンライセンス」を持っている

Tradeviewは、日本の金融庁の認可は受けていませんが、

世界的に見ても信頼性の高い「ケイマン諸島の金融ライセンス」を取得して営業しています。

金融ライセンスというのは、国内向けに金融サービスの提供する際に必要な「国のお墨付き」のことです。

世界中の国が金融ライセンスを発行していますが、取得までに厳格な審査を通過する必要があるものから、比較的簡単に取得できるものまであります。

ユウ
「金融ライセンスを持っているから安心」というわけではなく、どこの国の金融ライセンスを持っているかに注目する必要があるんですね!
取得難易度が高く、信頼性の高い金融ライセンスで有名なのは以下のものです。

  • FCA/イギリス
  • CySEC/キプロス
  • CIMA/ケイマン諸島
  • FSA/日本

審査の内容は国によって異なりますが、主に「資金力・資産管理体制・コンプライアンス順守・リスク管理」などをチェックされます。

金融ライセンスを保有しているという事は、このような審査項目をパスした証ですので、一定の信頼のおける業者と判断ができます。

特に、Tradeviewの取得しているCIMAライセンスは、イギリス国内法に準拠する厳しい金融営業ライセンスで、

日本人口座も監査の適用範囲に含まれています。

具体的には、登録事業者の義務として以下の項目が厳しくチェックされます。

  • 会計年度末から6か月以内に外部監査を受ける義務
  • 法令順守を証明する「コンプライアンス証明書」の提出義務
  • 企業情報の変更があった場合、7日以内に報告する義務
  • 毎月財務状況を報告する義務(月末、四半期末から15日以内に)
  • 決算時に貸借対照表と月次/四半期の財務報告の相違点があった場合の説明義務

引用:CIMA「Reporting Requirements and Schedule
ユウ
取得だけでなく、ライセンスの更新にも厳しい審査があるんですね!

日本のライセンスを取得してないのは問題じゃないの?

確かにTradeviewは日本の金融庁から営業許可を取得しているわけではないので、

日本国内においては「無登録業者」にあたります。

ただし、無登録業者で日本人が取引をしても違法行為ではありませんし、そもそもTradeviewはアメリカの企業なので、

「日本人がアメリカの企業の為替サービスを利用する」という構図になるだけです。

ユウ
ただし、海外FX業者の中には詐欺業者も存在するので、日本国内の業者を使うとき以上に、業者選びには気を使う必要があります。
また、国内FX業者を利用する場合と比較すると、税金のかかり方は異なるので、申告の際には注意が必要です。

参考:「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等についてー金融庁公式サイト

Tradeviewが日本の金融ライセンスを取得しないのには理由がある

A子さん
日本にもサービスを提供するなら、どうして日本の金融ライセンスを取得しないの?
と思う方がいるかもしれません。

しかしこれには理由があります。

それは「日本の金融ライセンスは取得したら、Tradeviewのサービスの質を維持できない」からです。

日本のライセンスを取得して営業するためには、以下のルールに従って運営をしなければなりません。

  • 最大レバレッジは25倍
    ⇒FX業者がレバレッジ25倍以上のサービスを提供できない
  • 追証の義務化
    ⇒顧客の入金額以上の損失を業者が補填する「ゼロカットシステム」が導入できない

現在のサービスの質を維持するために、あえて日本の金融ライセンスは取得せずに営業しているという現状があります。

Tradeviewは証券監督者国際機構(IOSCO)に加盟している

Tradeviewは国際的な証券市場規制のための枠組み「証券監督者国際機構(IOSCO)」に加盟しています。

加盟している監督機関や証券取引所は、機構の定める「メンバー各国・地域における証券規制が満たすべき38の基本原則」を遵守する必要があります。

ユウ
ちなみに、IOSCOには日本の金融庁や証券取引等監視委員会も参画しています。
TradeviewもIOSCOに参画していることから、投資家保護や市場の発展に積極的な姿勢が伺えます。

参考:「証券監督者国際機構(IOSCO)公式サイト」「証券監督者国際機構(IOSCO)金融庁の公式サイトより

Tradeviewの資産管理方法は「分別管理+信託保全」

Tradeviewでは顧客から預かった資産をスペイン最大手の「サンタンデール銀行」で分別管理しています。

分別管理というのは、

企業の経営資金と顧客の資金を分離して管理する方法のことです。

分別管理が適切に実施されていれば、顧客資金がFX業者の運営資金として使われることはありません。

実際には、信託銀行のようなシステムが存在するわけではないので、顧客資金の管理はあくまでも業者側に決定権があります。

ユウ
日本の場合、信託銀行に預けられた資金は、企業倒産時の差し押さえの対象にはならない仕組みが確立されています。
ただ、Tradeviewは「FundAdministration社」という第三者機関からの定期的な資金監査を受けているので、クリーンな資金管理を実施していることは証明されています。

さらに、FundAdministration社とは上限付きではありますが、顧客資金の信託保全契約を結んでいるので、

もしTradeviewと預入先の銀行の両方が倒産してしまった場合は、35,000ドル(350万円)まで顧客資金が保証されます。

ユウ
どうしても不安な場合は、取引口座の残高が350万円以内に収まるように調整しながらトレードをすればさらに安心です。

Tradeviewは2004年設立の老舗FX業者

Tradeviewがサービス提供を開始したのは、2004年6月です。

「運営歴は[birth day=”20040601″]年以上の超老舗ブローカー」ということがわかります。

他の有名な海外FX業者と運営年数を比較してみます。

海外FX業者 運営開始年 運営年数
iFOREX 1996年 [birth day=”19960601″]年
Tradeview 2004年 [birth day=”20040601″]年
FxPro 2006年 [birth day=”20060601″]年
XM 2009年 [birth day=”20090601″]年
GEMFOREX 2010年 [birth day=”20100601″]年
LAND-FX 2013年 [birth day=”20130601″]年
AXIORY 2013年 [birth day=”20140601″]年
TitanFX 2014年 [birth day=”20140601″]年
is6com 2016年 [birth day=”20160601″]年

このように、Tradeviewは現在メジャーなFX業者と比較すると、かなり昔からサービス提供を行っていることがわかります。

FX業者の信頼性を確認する上では、運営年数は重要な要素です。

「長い期間、経営に問題なくサービスが提供できている」という観点では、それだけ安定した経営を行っている証と言えます。

また、顧客間との大きなトラブルも長きにわたって確認されていないので、クリーンな経営を実践していることがわかります。

ユウ
「海外FX業者の中には、わざと倒産して顧客資金を持ち逃げする詐欺業者」も存在しますが、Tradeviewに関して言えば、詐欺業者という疑いを払しょくするには十分な営業年数と言えるでしょう。

Tradeviewの口コミは良好!|出金拒否やストップ狩りなどの悪い評判がほとんどない

SNSやネット上でTradeviewの評判を調べると、出金拒否やストップ狩りなどの報告は出てきません。

日本市場に進出したのが2016年なので、日本人からのレビューはあまり多くありませんが、

海外での評判を含めても「詐欺的な行為が行われている」という書き込みはありません。

世界最大のFXレビューサイト「FPA(Forex Peace Army)」で星4以上を獲得


Tradeviewは、世界最大のFXレビューサイト「FPA(forexpeacearmy)」で星4以上を獲得しています。

Traders Reviewsの項目では、世界中のトレーダーからのレビューを見ることができますが、
多くのユーザーが「質が高い」「信頼性が高い」という書き込みをしています。

ちなみに、他の海外FX業者とレビュー数と評価を比較してみます。

レビュー数 評価
Tradeview 124件 4.093
XM 617件 2.971
AXIORY 33件 3.542
TitanFX 3件 3.105
LAND-FX 40件 3.655
iFOREX 132件 3.086
FxPro 243件 2.646

Tradeviewはレビュー数が多いうえに、他業者より高い評価を受けていることがわかります。

ユウ
ただ、悪徳業者はFPAのレビューを買ったりする場合もあるので、FPAの評価はあくまでも参考程度にしましょう。


Tradeviewは2ch(5ch)でも評判が良い!

TradeviewはXMほどメジャーではないので、口コミは少なめですが、

5ch(2ch)に書き込まれている評判も決して悪くはありません。




信頼性で選ぶならTradeviewは最有力候補かもしれませんね。


Tradeviewはボーナスがほとんどなく、プラススワップも少ないので、その点はマイナスという評価が多いです。

ただ、取引コストが小さくて済むうえに、安定感抜群のFX業者なので、「腰を据えて取引したい」という方には適しています。


こちらの書き込みは、Tradeviewはロスカット水準が100%と高め、ボーナスなしという点を取り上げています。

「非呑み屋」というのは、Market Executionの業者のことを指しています。


かなり高評価な書き込みです。海外FXではよく話題になる出金拒否もTradeviewではなく、スキャルピングにも適していることがわかります。

一方で、ボーナスがないので「一攫千金狙い」のユーザーには適さないという意見です。


Tradeviewのメリット②:完全なECN方式で取引できる

Tradeviewは「完全なECN方式」で取引ができる希少なFX業者です。

NDD ECN方式を謳うFX業者はたくさんありますが、Tradeviewは「Market Execution」と言って、

顧客の注文を金融ネットワーク上で直接マッチングさせる取引方式を採用しています。

ECN方式は実際にインターバンク市場に流れている注文を確認しながら取引ができるので、透明性が高いトレードが実現可能です。

ユウ
Tradeviewで利用できるcTraderはECN取引専用のプラットフォームなので、「cTraderを採用している口座=完全なECN方式を採用してる口座」と言えます。
当サイトで安心してオススメできるFX業者の中でcTraderが利用できるのは以下の3社しかありません。

  • Tradeview(トレードビュー)
  • AXIORY(アキシオリー)
  • FxPro(エフエックスプロ)

また、MT5も仕様上は「Market Execution」に対応していますが、顧客の注文を一度FX業者側で決済する「Instant Execution」のどちらの取引方式にも対応しているため、

「MT5を採用している=ECN方式を採用している」という証明にはなりません。

ユウ
現に、XMはMT5を取引プラットフォームに採用していますが、ECN方式を採用しているという表記は公式サイトのどこにもありません。

FX業者の取引方式は主に「DD方式」「NDD STP方式」「NDD ECN方式」の3種類に分けられます。

DD(Dealing Desk)方式

DD方式とは、トレーダーと市場の間に為替ディーラーが入り、注文が処理される発注方式です。

ディーラーが間に入る事によって、トレーダーが受けた注文を市場に流さずに、

FX業者の顧客間で注文を相殺することが出来るようになります。

カバー先に顧客の注文を流さなければ、この分の手数料はすべてFX業者の利益になるため、スプレッドを狭く設定するなどの方法で顧客に還元できるというメリットもあります。

しかし、DD方式は注文がどのように処理されたか「ブラックボックス」なので、約定拒否やストップ狩りなど、顧客が不利益を被る行為が横行している実情があります。

NDD(Electronic Communications Network)方式

NDD方式とは、トレーダーと市場の間に為替ディーラーが入らず、トレーダーの注文を直接カバー先に流す発注方式です。

NDD方式はさらに「STP方式」と「ECN方式」の2種類の取引方式に分けられます。

STP(Straight Through Processing)方式

STP方式は、FX業者が事前に提携しているカバー先から提示される「最もレートの低い注文」と自社の顧客の注文をマッチングさせる取引方式です。

トレーダーと市場の間に為替ディーラーが入らないので、同じFX業者を利用するトレーダー同士の注文が相殺されることはありませんが、

「どのカバー先に注文が流れたか」までは知ることができません。

また、STP方式を採用している業者の中には、

  • Instant Execution
    ⇒一度顧客の注文をFX業者がすべて決済する方式
  • Market Execution
    ⇒顧客の注文とカバー先の注文を直接マッチングさせる方式

のどちらも存在するので、「NDD STP方式」という言葉で具体的にどのように注文が処理されているかまでを知ることはできません。
ユウ
100%カバー先に流している証明も外部からできないので、
「STP方式=透明性が高い」というのは早計です。

ECN(Electronic Communications Network)方式

ECN方式は、顧客の注文とインターバンク市場の注文を直接マッチングさせる取引方式のことです。

インターバンク市場には「FX業者」「銀行」「個人投資家」が金融ネットワークを通じて直接参加しており、これらの参加者の注文を板情報で確認しながらトレードができます。

ユウ
ECN方式を実現できるのは「MT5」または「cTrader」のどちらかです。
cTraderは、ECN取引専用のプラットフォームとして開発されたものです。MetaTraderと異なり、プラットフォームのFX業者への導入・保守運用はすべてcTraderの開発元であるSpotwareが担当していることから、

FX業者による不正は理論上不可能になっています。

FX業者側が決済に手を加えることができない仕様のため、「cTraderを採用している=透明性が担保されている」と言って間違いありません。

しかし、すべての注文をインターバンク市場に流すという仕組みなので、スプレッド(取引手数料)は決して狭くはなりません。

ユウ
USDJPYであれば、DD方式を採用している国内業者の平均スプレッドは0.1pips前後が主流です。

cTraderってどんな取引ソフト?

cTraderは、2011年にイギリスの「Spotware社」が開発した、ECN取引専用のプラットフォームです。

FXの取引プラットフォームにおいては、「MetaQuotes Software」のMetaTrader4(MT4)、MetaTrader5(MT5)のシェアが圧倒的ですが、cTraderはMT4/5と比較して高機能で、より直感的に取引ができるプラットフォームとして、近年採用する業者が増えています。

主な特徴は次の通りです。

  • ECN取引専用
  • 板情報が確認できる
  • 操作性が高い(ワンクリックトレードなど)
  • 注文方法が多彩(一括決済・ド転注文など)
  • デフォルトの設定でチャートを日本時間に変更可能
  • チャートの時間足の種類が豊富

自動売買にも対応していますが、まだまだ開発されているプログラムも少ないのが現状です。
ユウ
自動売買をするなら、やはりEAの種類が最も豊富なMT4がおすすめです。
一方でcTraderは上記のような「直感的なトレード」ができるので、スキャルピングなどの裁量取引ではMetaTraderよりも優れていると言えます。

MT4でも、拡張プラグインを導入することである程度便利に取引ができるようになりますが、cTraderはワンクリックトレードなどが標準搭載されているので、安心してトレードができます。

その他にも、ソフトウェア面でもMT4と比べて最適化されているので、少し古いPCでもサクサク動く印象です。

Tradeviewのメリット③:制限されているトレードが存在しない

Tradeviewは、注文を100%インターバンクに届ける「完全なNDD方式」を採用しているので、

トレードで制限されている行為がありません。


他の海外FX業者が禁止しているような以下の手法も、すべて自己責任の上に許可されています。

  • 複数口座間、他業者の口座間との両建て
  • 経済指標発表時のトレード
  • 窓埋めトレード
  • アービトラージ取引

「DD方式の業者」「顧客の注文をすべて一度決済してしまう方式の業者」の場合は、顧客のトレードのやり方次第で業者側に損失が発生してしまいます。

こうした損失を防ぐために、事前に禁止事項を定めているケースが多いですが、100%インターバンクに注文が流れる方式を採用しているTradeviewの場合は、禁止行為が存在しないのです。

また、海外FXで怖いのが「禁止行為を理由に出金が拒否されてしまう」という点です。

ユウ
利用規約に「禁止行為をした場合は、口座凍結や出金拒否する」と書かれている業者が多いので、「悪意はなくても実は禁止行為をしてしまっていて、出金拒否の処分を受けた…」というケースも存在します。
また、実際には業者側に問題があったとしても、「難癖をつけて出金をさせない」という悪徳な海外FX業者も存在します。

その点、Tradeviewでは禁止されているトレードが一切ないので、禁止行為を理由に出金拒否をされてしまう心配はありません。
Tradeviewで出金拒否が存在しない理由については、以下の記事でも詳しく解説しています。

あわせて読みたい
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Tradeviewのメリット④:ECN口座の取引コストは業界トップ水準の低さ

TradeviewがFX上級者やプロに選ばれる大きな理由の一つに、

「ECN口座の取引コストが低い」という点が挙げられます。

実際に、cTraderを採用しているFX業者間で、主要通貨ペアの平均スプレッドを比較してみましょう。

cTrader口座 Tradeview
平均スプレッド
AXIORY
平均スプレッド
FXPro
平均スプレッド
USDJPY 0.6pips 0.6pips 0.9pips
EURUSD 0.7pips 0.5pips 0.8pips
AUDUSD 0.7pips 0.7pips 1.3pips
EURJPY 0.9pips 0.5pips 1.4pips
GBPJPY 1.0pips 1.2pips 2.6pips
AUDJPY 1.0pips 1.2pips 1.4pips

上記はすべて、取引手数料を含めた「実質平均スプレッド」になります。

最も小さいスプレッド値を通貨ペアごとに赤文字にしています。

表で比較すると、TradeviewとAXIORYはほぼ同じスプレッド水準だとわかります。

DD方式やNDD STP方式の口座と比較すると、どうしてもNDD ECN方式の口座は取引コストが高くなりがちです。

しかし、透明性が高い環境で取引する前提であれば、Tradeviewの取引コストの業界トップの低さを実現しているので、多くのFX上級者に選ばれているというわけです。

Tradeviewのメリット⑤:取引プラットフォームの種類が最も豊富

Tradeviewはとにかく取引プラットフォームの種類が豊富です。

為替取引だけでも、以下のような取引プラットフォームが利用可能です。

  • MetaTrader4(MT4)
    ⇒業界シェアナンバーワンの取引プラットフォーム。EAやインジケーターが豊富で、MT5がリリースされた後も圧倒的な人気を誇る。
  • MetaTrader5(MT5)
    ⇒MT4の次世代プラットフォーム。ECN取引が可能になり、機能面でも大幅に強化されている。
  • cTrader
    ⇒ECN取引専用プラットフォーム。「高機能」「直感的な操作」など、裁量トレードではMetaTraderより使いやすいという声が多数。
  • Currenex
    ⇒機関投資家など、為替取引のプロが利用している取引プラットフォーム。

上記4つの取引プラットフォームを利用可能な海外FX業者はありません。

裁量取引からEAの運用まで、幅広いニーズに対応できる点が高く評価されています。

また、Tradeviewは株式取引にも力を入れています。

他社では「MT4、MT5を用いた株式指数のCFD取引」ができる場合は多いですが、Tradeviewは株式・オプション取引の専用プラットフォームを用意しています。

株式・オプション取引専用プラットフォーム

  • sterling(スターリング)
  • RHINO TRADER

海外FXのCFD取引はどうしても「おまけ感」が強いですが、それと比較すると、TradeviewはFX取引以外にも力を入れていることがわかります。

Tradeviewのメリット⑥:取扱通貨ペアが多い

Tradeviewは取扱商品のラインナップがとても豊富です。

他業者と取扱商品数を比較してみました。

通貨ペア CFD銘柄
Tradeview 60種類 50種類
XM 57種類 50種類
GEMFOREX 33種類 0種類
AXIORY 61種類 16種類
TitanFX 57種類 17種類
BigBoss 41種類 8種類

表で比較すると、通貨ペアの取扱数もダントツで一位です。

ユウ
PLN(ポーランドズウォティ)やHUF(ハンガリーフォリント)など、マイナーな通貨も取り扱いがあります。
また、Tradeviewは株式の個別銘柄のCFD商品も扱っています。

日経平均やダウ平均など、インデックス銘柄は多くの海外FX業者が取り扱っていますが、appleやFacebookなど、個別の銘柄を扱っているケースは稀です。

ユウ
Tradeviewは株式投資にも力を入れており、株式・オプション取引専用プラットフォーム「sterling」や「RHINO TRADER」も利用可能です。
Tradeviewのほかには、HotForexも個別銘柄の取り扱いがあります。

Tradeviewのメリット⑦:ECN口座でも高い約定力を実現

ネット上では「ECN取引=約定力が高い」と書かれている場合がありますが、これは間違いです。

ECN取引はインターバンク市場の注文と直接マッチングさせる方式のため、

約定力・約定スピードは他の取引方式と比較して低くなります。

ユウ
一方で、ECN方式は手数料を含まない「生のスプレッド(マークアップなし)」で取引ができるため、他の取引方式と比較するとスプレッドは狭くなる傾向があります。

「STP方式」を採用している業者の多くは、顧客の注文をすべてFX業者で一度決済するので、約定力・約定スピードは高くなる傾向にあります。

ユウ
しかし、顧客の注文をFX業者がカバーしすぎるとリスクが大きくなるため、スプレッドは広くなりがちです。NDD STP方式で取引制限が厳しい業者は、ほぼ確実にFX業者が一度注文を決済しています。
一般的には約定力が低くなりがちなECN口座ですが、Tradeviewではその中でも比較的強い約定力を実現しています。

その理由は以下の2つです。

理由①:200以上のLPと提携している

Tradeviewは200以上のLP(リクイディティー・プロバイダー)と提携しています。

リクイディティー・プロバイダ-というのは、FX業者に為替レートを提示する業者のことです。

多くのLPと提携していれば、それだけ多くの金融機関からレートを参照することができるので、約定しやすくなります。

ユウ
同時にスプレッドも低くなります。
特にcTrader口座での取引においては、DMA(ダイレクトマーケットアクセス)と言って、LPとインターバンクネットワークを通して直接取引が可能になります。

このときLPが提示する価格と直接マッチングさせることができるので、
「LPが多い=高い約定力と低いスプレッド」を実現できます。

【ちなみに】LPを公開している海外FX業者はごく少数

Tradeviewは、RP(リクイディティー・プロバイダー)を公開している珍しい業者です。

「RPの数や質=約定力」に直結するので、多くのFX業者はRPを公開していません。

実際に本物のECN口座を提供している「Tradeview/AXIORY/FxPro」の3社で比較しても、

RPを公開しているのはTradeviewのみです。

ユウ
こういう部分を見ても、Tradeviewの信頼性の高さがわかりますね!

理由②:Equinixデータセンター内に取引サーバーを設置している

Tradeviewの取引サーバーは、Equinix社のLD4(ロンドンIBX データセンター)内に設置されています。

ユウ
Equinix社というのは、世界の大手金融機関にITインフラを提供している企業です。
Tradeviewの取引サーバーが設置されているLD4には、世界の大手金融機関のサーバーも設置されているため、

物理的な距離が近いことから、高い約定力を実現しています。

Tradeviewのメリット⑧:ストップレベルが0に設定されている

Tradeviewはストップレベルが0に設定されています。

ストップレベルというのは、指値注文や逆指値注文を出す際に「現在の価格から最低限開けなければいけない値幅」のことを指します。

例えば、XMの場合、USDJPYのストップレベルは「4pips」に設定されています。

もし現在のレートが「1ドル=105.58円」で買い注文を持っていたとすると、

  • 新規指値注文(T/P)
    105.62円以上で指定
  • 新規逆指値注文(S/L)
    105.54円以下で指定

このように、現在の価格と指定pips分だけ間隔を空けたレートで、指値・逆指値注文を設定する必要があります。

上記の例だと、105.60円に指値注文を入れたり、105.57円に逆指値注文を入れることができません。

Tradeviewは全ての通貨ペアでストップレベルが0pipsなので、

レートの制限なく指値・逆指値注文を入れられます。

ユウ
AXIORYやTitanFX、BigBossもストップレベルが0に設定されています!

Tradeviewのメリット⑨:ゼロカットシステムの採用で追証の心配なし

Tradeviewはゼロカットシステムを導入しているので、追証の心配はありません。

相場が急変動したときにポジションを持っていると、業者側の強制ロスカットが間に合わずに口座がマイナスになってしまうことが起こります。

国内FXの場合、マイナス分はトレーダーが負担するように法律で決められているので、常に入金額以上の損失(借金)のリスクがあります。

海外FX業者の場合、国内法の適用外になるので、追証の義務はありません。

Tradeviewはゼロカットシステムが完備されているので、

もし口座残高がマイナスになってしまった場合は、業者側がマイナス分を肩代わりしてくれます。

ユウ
海外FXではゼロカットが導入されている業者がほとんどなので、特筆すべきメリットというわけではありませんが、「何が起こっても借金のリスクがない」というのは安心ですよね!

Tradeviewのメリットまとめ:上級者やプロに選ばれる理由とは?

TradeviewがFX上級者に選ばれる理由は、

「取引スペックと安全性を両立させているから」という理由に尽きます。

実は、この2つを満たしているFX業者は全世界を探してもほとんどありません。

「取引コストは低いけど、信頼性に乏しい業者…」

投入する資金が小さいFX初級者ならそこまで敏感にならないかもしれませんが、数千万単位の資金を運用するFX上級者が重視するのは「安心して資金を預けられるか」という点です。

「信頼性は高いけど、取引スペックが低い業者…」

日本国内のFX業者であれば、信頼性が高いので、自己資金を持ち逃げされるリスクはかなり低いです。

しかし、「思った通りに約定しない」「レバレッジが低い」というような取引環境では、安定志向の運用をするにしても効率が悪くなります。

その点、Tradeviewはケイマンライセンス保持で絶大な信頼性を有していますし、国内FX業者と比較するとレバレッジ・約定力も高水準です。

「大きな資金を安全に、最大効率で運用できる!」そんな魅力が、FX上級者やプロトレーダーを引き付けている理由と言えるのです。

Tradeviewのデメリット①:ロスカット水準が高い

Tradeviewのロスカット水準は、

すべての口座タイプで100%に設定されています。

ロスカット水準というのは、「FX業者が強制ロスカットを執行する水準」のことです。

例えば、ロスカット水準が100%の業者では、証拠金維持率が100%に到達したタイミングで強制ロスカットされます。

「ロスカット水準が高い=ロスカットされやすい」という意味で、低い水準のほうがより大きな含み損に耐えることができます。

ユウ
海外FX業者では、ロスカット水準は20%程度が主流となっていて、100%はかなり高い水準なんです…
実際に、他の海外FX業者のロスカット水準と比較していきましょう。

海外FX業者 ロスカット水準
iFOREX 0%
iFC Mrkets 10%
Gemforex 20%
XM 20%
Bigboss 20%
TitanFX 20%
FXpro 20%
TradersTrust 20%
AXIORY 20%
TradeView 100%

このように、他の有名な海外FX業者と比較すると、Tradeviewのロスカット水準は最も高く設定されています。

ユウ
「少ない資金で大きな利益を狙う」というようなトレードはTradeviewに不向きですね。

ロスカット水準の違いで実際のトレードにどれくらい影響がでるのか検証

A子さん
ロスカット水準が高いと、トレードにどんな影響ができるのか実感がわかない…
という方のために、例を出しながらわかりやすく解説していきます。

以下の条件でポジションを持つ場合を考えます。

  • 自己資金は10万円
  • USDJPYの買いポジションを1lot(=10万通貨)取得
  • ポジション取得時のレートは「1USD=105.00JPY」
  • 口座レバレッジは500倍

ここでは、同じ条件でポジションを持った時、ロスカット水準が「100%」と「30%」では、耐えられる含み損にどれだけ違いが出るのかを計算してみます。

まずは上記の設定で必要証拠金を求めてみましょう。

必要証拠金は次の式で計算できます。

必要証拠金=通貨レート×取引通貨量÷レバレッジ倍率
105.00×100,000÷500=21,000円

ポジションを持つために必要な証拠金は21,000円になります。

それでは実際に「ロスカットまでの値幅」を計算していきます。

ロスカット水準が100%の場合

ロスカットまでの値幅は以下の式で計算できます。

ロスカットまでの値幅={有効証拠金-(必要証拠金×ロスカット水準)}÷取引通貨量
{100,000-(21,000×100%)}÷100,000=0.79

ロスカット水準が100%のとき、0.79円価格が下落すると、強制ロスカットが執行されます。

ユウ
ポジション取得レートから79pipsまで逆行に耐えられます。
ロスカットレートは「1ドル=104.21円」になったときです。

ロスカット水準が30%の場合

ロスカットが水準が30%ということは、ポジションを維持するために必要な証拠金が30%で済むことになります。

式に当てはめると、以下のようになります。

{100,000-(21,000×30%)}÷100,000=0.937

ロスカット水準が30%のとき、0.937円価格が下落すると、強制ロスカットが執行されます。

ユウ
ポジション取得レートから93.7pipsまで逆行に耐えられます。
ロスカットレートは「1ドル=104.063円」になったときです。

結果:ロスカットレートまでに14.7pips差が出る

ロスカットレート「100%」と「30%」を比較すると、同じ条件でポジションを取得した場合でも、

ロスカットレートまで14.7pipsの差が出ることがわかりました。

ユウ
チャートに線を引いてみるとこんな感じです。

Tradeviewのデメリット②:初回最低入金額が高い

Tradeviewは初回最低入金額が高めに設定されています。

初回最低入金額とは、口座開設をした後、取引を始めるために最低限入金しなければいけない金額のことです。

Tradeviewの初回最低入金額は、口座タイプによって異なります。

口座タイプ 初回最低入金額
X Leverage口座(MT4) 100ドル(約1万円)
X Leverage口座(MT5)
ILC口座(MT4) 1,000ドル(約10万円)
ILC口座(MT5)
cTrader口座
バイキング口座

「X Leverage口座(スタンダード口座)」以外の口座タイプの場合、

最低10万円入金しないと取引を始めることができません。

ユウ
試しにTradeviewを使ってみたい!という方には10万円はすこし高い気がしますね…
他の海外FX業者と初回最低入金額を比較してみました。

FX業者 口座タイプ 最低入金額
Tradeview X Leverage口座 100ドル(約1万円)
X Leverage口座以外 1,000ドル(約10万円)
XM スタンダード口座 5ドル(約500円)
マイクロ口座
XM Zero口座 100ドル(約1万円)
GEMFOREX オールインワン口座 1ドル(約100円)
ノースプレッド口座 3,000ドル(約30万円)
TitanFX スタンダード口座 200ドル(約2万円)
ブレード口座
AXIORY スタンダード口座 200ドル(約2万円)
ナノスプレッド口座
BigBoss スタンダード口座 1円
プロスプレッド口座

Tradeviewは「スタンダード系口座」でも最低入金額が高めの傾向があります。

ユウ
「小資金でcTraderを使ってみたい!」という方には、TradeviewよりAXIORYの方が適しています!

Tradeviewのデメリット③:入金しないと追加口座は開設できない

Tradeviewは、最初に開設した口座に入金をしないと「追加口座の開設」をすることができません。


他の海外FX業者では、「入金する・しない」に関係なく、追加口座を最大数まで開設することが可能な場合が多いです。

しかし、Tradeviewは1つ目の口座を開設した後、2つ目以降の口座を開設する場合は、1つ目の口座に初回最低入金額を入金する必要があります。

ユウ
ちなみに、Tradeviewは最大5つまで同時に取引口座を保有することができます。

入金せずに口座タイプを変更する方法がある!

Tradeviewで口座開設した後に、

A子さん
やっぱり別の口座タイプに変更したい…
という場合は、サポートに問い合わせてみましょう。


サポートに口座タイプの変更を依頼すれば、入金せずに使いたい口座タイプへ変更してくれます。

Tradeviewのメールサポート連絡先

Tradeviewのデメリット④:最大レバレッジは競合他社と比較すると「並程度の水準」

Tradeviewの最大レバレッジは、他の海外FX業者と比較すると並程度の水準です。

最大レバレッジの倍率は口座ごとに異なります。

  • MT4 Innovative Liquidity Connecter/ILC口座:200倍
  • MT4 X Leverage口座(スタンダード口座):500倍
  • MT5 Innovative Liquidity Connecter/ILC口座:200倍
  • MT5 X Leverage口座(スタンダード口座):500倍
  • cTrader口座:400倍
  • CURRENEX口座:400倍

このように、口座によって開きがありますね。

Tradeviewの中では、「X Leverage口座」が500倍の最大レバレッジで取引できます。

次に、他の海外FX業者と最大レバレッジを比較してみましょう。

海外FX業者 最大レバレッジ
FBS 3000倍
GEMFOREX 1000倍
XM 1000倍
TitanFX 500倍
BigBoss 555倍
Tradeview 500倍
AXIORY 400倍

Tradeviewと特徴が似ているAXIORYより高めに設定されていますが、他の有名な海外FX業者と比較すると、やはり「並程度」という印象ですね。

レバレッジは高ければ高いほどいいって知ってた?

A子さん
安全なトレードを心がけてるから、最大レバレッジとかは関係ないと思うんだけど…?
と思う方がいるかもしれませんが、これは間違いです。

「ハイレバレッジは多くのポジションが持ててしまうので危険」とよく言われますよね。

しかしこれは言い換えると、

「レバレッジが高ければ高いほど、ポジションを持つために必要な証拠金が少なくて済む」という意味です。

ポジションを持つために必要な証拠金が少なくなれば、その分多く余剰証拠金を確保することができます。

余剰証拠金が多ければ、より大きな含み損に耐えられるようになるので、
「レバレッジは高ければ高いほどいい」と言えるのです。

【注意】Tradeviewのレバレッジは初期値が100倍!

Tradeviewで口座開設した後のレバレッジは、すべての口座で100倍の状態になっています。

上記の最大レバレッジまで変更するためには、サポートへ連絡してレバレッジ変更を申請する必要があります。

口座開設⇒入金が終わったら、すぐに「レバレッジ変更をしたい!」とサポートに連絡しましょう。

ユウ
他の海外FX業者では、会員ページ上からシステム的に変更できる場合もあるので、かなり不便ですね…

入金が終わっていないと、レバレッジの引き上げもできないので注意が必要です。

Tradeviewのデメリット⑤:最小取引単位が1万通貨

Tradeviewの最小取引単位は1万通貨に設定されています。

Tradeviewでは1lot=10万通貨なので、

取引ソフト上で発注可能な最小取引単位は0.1lot(1万通貨)となります。

海外FX業者の中では、10通貨単位のような極小ロットを持つことができる業者もあります。

ユウ
FX初心者の方やTradeviewをお試しで使ってみたい人は、「1,000通貨」のような小さな単位での取引を希望される方が多いですよね…

Tradeviewで最小取引単位のポジションを持つために必要な証拠金はいくら?

Tradeviewでの最小取引単位は0.1lot(1万通貨)ですが、0.1lotのポジションを持つために必要な証拠金はいくらでしょうか。

必要証拠金=通貨レート×取引通貨量÷レバレッジ倍率

上記の式に当てはめて計算してみましょう。

ユウ
今回は1ドル=105円のときにUSDJPYのポジションを0.1ロット持つ想定で計算します。

X Leverage口座(スタンダード口座)の場合:レバレッジ500倍

X Leverage口座の最大レバレッジは500倍です。

式に当てはめると、

105.00×10,000÷500=2,100円

X Leverage口座でTradeviewの最小取引単位のポジションを取得するためには、2,100円の証拠金が必要になります。

ユウ
もちろん、必要証拠金というのは、ポジションを持つために必要な「最低限の証拠金」なので、有効証拠金には余裕をもって取引しましょう。

ILC口座の場合:レバレッジ200倍

ILC口座の最大レバレッジは200倍です。

式に当てはめると、

105.00×10,000÷200=5,250円

ILC口座でTradeviewの最小取引単位のポジションを取得するためには、5,250円の証拠金が必要になります。

cTrader/CURRENEX口座の場合:レバレッジ400倍

cTrader/CURRENEX口座の最大レバレッジは200倍です。

式に当てはめると、

105.00×10,000÷400=2,625円

cTrader/CURRENEX口座でTradeviewの最小取引単位のポジションを取得するためには、2,625円の証拠金が必要になります。

他の海外FX業者の最低取引単位と比較してみた

他の海外FX業者と最低取引単位を比較してみました。

FX業者 口座タイプ 最低取引単位(通貨) 1ロットあたりの通貨単位 最低取引単位(ロット)
Tradeview 全口座 10,000通貨 1ロット=100,000通貨 0.1ロット
XM スタンダード口座 1,000通貨 1ロット=100,000通貨 0.01ロット
XM Zero口座 1,000通貨
マイクロ口座(MT5) 100通貨 1ロット=1,000通貨 0.1ロット
マイクロ口座(MT4) 10通貨 0.01ロット
GEMFOREX 全口座 1,000通貨 1ロット=100,000通貨 0.01ロット
TitanFX 全口座 1,000通貨 1ロット=100,000通貨
AXIORY 全口座 1,000通貨 1ロット=100,000通貨
BigBoss 全口座 1,000通貨 1ロット=100,000通貨

ほとんどの業者が、最低取引単位を1,000通貨に設定しています。

ユウ
XMのマイクロ口座(MT4)は10通貨から取引ができます!お試しで海外FXを始めるなら、やっぱりXMがよさそうですね。

Tradeviewのデメリット⑥:公式サイトがとにかく使いにくい

個人的にTradeviewを使っていて最悪のデメリットが、

「公式サイトの使いにくさ」です。

私が使いにくいと感じるのは次の2点です。

使いにくいと感じるポイント①:公式サイトに日本語の情報が少なすぎる

Tradeviewの公式サイトには、

サービスに関する情報がほとんど掲載されていません。

例えば、「口座タイプ別の特徴」や「受け取れるスワップポイント」について知りたい場合は、Tradeviewの英語サイトを閲覧して確認する必要があります。

その他にも、他の海外FX業者なら当たり前のように記載されている「よくある質問」も日本語では存在しません。

ユウ
わからないことはネットで調べるか、サポートに直接問い合わせるしか方法がないので、初心者は本当に使いにくいと感じました。

Tradeviewの公式サイトに日本語の情報が少ないのには理由があった


Tradeviewの公式サイトはとにかく日本語の情報が少ないです。

これは、Tradeview側が手抜きをしているわけではなく、日本の金融庁の意向に従っているからです。

日本の金融庁は、国内で営業許可を取っていないFX業者に対して指導を行っています。

日本国内にサービスを提供している海外FX業者への規制を回避するために、

Tradeviewでは日本語での情報提供量に制限を設けて運営を行っています。

ユウ
Tradeview以外の海外FX業者は、金融庁の指導などお構いなしに、国内向けに日本語での情報を提供しています。
「日本の金融庁の意向にある程度沿う形で運営している」という点は評価できると思います。

使いにくいと感じるポイント②:所有している取引口座が会員ページで一元管理できない

Tradeviewの会員ページでは、持っている口座を一覧で確認することができません。

取引口座にはそれぞれIDとパスワードが割り振られているので、

入金額などを確認するときは、確認したい口座に逐一ログインをする必要があります。
また、現在の適用されているレバレッジも会員ページ上から確認することができません。

その他にも、追加口座開設や資金移動、レバレッジの変更にはサポートへの問い合わせが必須です。

ユウ
サイト上から確認できる情報が少ないので、とにかく使い勝手がよくありません。
一方で、XMの会員ページは、以下のように取引口座を一元管理することができます。


「残高の確認」「レバレッジの変更」「口座間の資金移動」「口座解約」

これらをすべて会員ページのトップから行えるので、XMのサイトはとても使いやすい印象です。

Tradeviewのデメリット⑦:日本語のユーザーサポートは必要最低限

Tradeviewのサポートに問い合わせる方法は3種類あります。

  • メールサポート
  • ライブチャット
  • 国際電話

このうち、日本語に対応しているのは「メールサポート」のみです。
ユウ
英語ができない人は、事実上1種類しかサポートを受ける手段がありません…
実際にメールサポートを受けてみた感想としては、丁寧に対応していただけるのは間違いないのですが、

問い合わせ内容についての返答としては「必要最低限」という印象を受けました。

また、「口座タイプの特徴について知りたいです!」とメールしたところ、

「日本語での情報提供量を制限しているので、英語版ページを参照してください」と返答を受けました。

上でも書いた通り、日本の金融庁からの規制もあるので、日本人向けのサービスはどうしても「必要最低限かつ小規模」にならざるを得ないようです。

Tradeviewのデメリット⑧:ボーナスが一切存在しない

Tradeviewでは、ボーナスが一切受け取れません。

海外FXの魅力の一つに、国内FXでは実現できない「豪華なボーナスキャンペーン」が挙げられます。

ボーナスを受け取ることで、取引に使える有効証拠金を増やすことができるので、

  • 大きな含み損に耐える
  • 大きなポジションを持つ

という2つの目的で使われます。

小資金で大きなリターンを狙う人にとって、海外FXのボーナスはとても有効と言えます。

しかし、Tradeviewではボーナスクレジットの類は一切受け取れません。

Tradeviewに限らず、ECN方式を採用しているFX業者はスプレッドによる収入が少なくなるため、ボーナスを提供していない場合が多いです。

ユウ
Tradeviewとよく比較されるAXIORYも「完全なECN口座」を用意していますが、ボーナスキャンペーンは小規模です。
Tradeviewは、ボーナスでトレーダーに還元するのではなく、スプレッドを狭くしたり、取引手数料を抑える事でトレーダーに還元しているとも言えます。

Tradeviewのデメリット⑨:口座開設から取引開始まで時間がかかる

Tradeviewは他の海外FX業者と比較すると、

口座開設から取引開始まで比較的時間がかかります。



Tradeviewでは「口座開設の審査」や「口座間の資金振替」「追加口座開設」など、あらゆる手続きをする際に、一度サポートを経由しなければならないのも時間がかかる要因かもしれません。

ユウ
私が口座開設したときも、やはり取引開始まで3日くらいかかりました。
「すぐに取引がしたい!」という方は、GEMFOREXBigBossのように、本人確認不要で取引が開始できる業者がおすすめです。

ちなみにXMは取引の際に本人確認が必要ですが、遅くても1営業日以内に完了します。

Tradeviewのデメリットまとめ:FX初心者にはハードルが高すぎる理由

Tradeviewのデメリットをまとめると、

「FX初心者には適さない業者」という結論が見えてきます。

ユウ
裏を返せば、FX上級者であれば、Tradeviewのデメリットはそんなに気にならないはずです。
どうしてFX初心者にTradeviewが向ていないのか、簡単にまとめてみましょう。

  • ロスカット水準が高い
    「ロスカット水準が高い=ロスカットされやすい」という意味です。
    ロスカット水準が低い業者と同じロスカットレートに設定するためには、必然的に「ポジション量を少なくする」以外選択肢はありません。
    大きな資金を用意できるFX上級者なら気にならないかもしれませんが、小資金で大きなリターンを狙うFX初級者・中級者には不利と言えます。
  • 初回最低入金額が高い
    FX初級者でいきなり海外FX業者に10万円投入するのは覚悟が必要ですよね。
    XMやGEMFOREXでは5000円程度の入金で取引が始められますし、そもそも未入金ボーナスを用意している業者であれば、リアル口座へ入金せずにトレードをすることもできます。
    「試しに海外FXを使ってみたい」というFX初心者がいきなりTradeviewを始めるのはハードルが高いと言わざるを得ません。
  • レバレッジは並程度
    Tradeviewのレバレッジは並程度です。
    多くの余剰証拠金を確保できるという点では、スプレッドは高ければ高いほど有利です。
    資金に余裕があるトレーダーは別ですが、小資金で大きなリターンを狙う場合はXMやGEMFOREXのようなハイレバレッジの業者が適しています。
  • 最小取引単位が1万通貨
    Tradeviewの最小取引単位は1万通貨からです。
    国内・海外問わず、ほとんどの業者が1000通貨単位を最小取引単位としているので、小資金での運用を考えている初級者・中級者トレーダーにTradeviewは最適とは言えません。
  • 公式サイトが使いにくい
    Tradeviewは公式サイトが非常に使いにくいです。英語でのサイトに抵抗がある方や、取引口座の管理に慣れていない方には不便な仕様になっています。
  • 日本語のユーザーサポートが充実してない
    Tradeviewの日本語サポートは「必要最低限」です。海外FXでの経験が少ない方は、ユーザーサポートの充実しているFX業者のほうが適していると言えます。
  • ボーナスが一切ない
    Tradeviewにはボーナスが一切ありません。
    ボーナスは有効証拠金を底上げできるので、「小資金で大きなリターンを狙う取引」で力を発揮します。
    ボーナスがないことで利益率が下がるので、資金力のないトレーダーにTradeviewは不向きと言えます。

FX初級者・中級者の多くは、

「ゼロカットでリスクを限定しながら、小さな元手を大きく増やしたい」と思っている方が多いのではないでしょうか。

しかし、Tradeviewに適しているのは、

「取引スペック重視の環境で、大きな資金を安全に運用する」というトレードスタンスです。

これが、TradeviewがFX上級者向けの業者である最大の理由と言えます。

結論:Tradeviewに適しているのはこんな人!

Tradeviewに適しているのは、以下のようなトレーダーです。

  • 国内業者のような「低レバレッジな環境」で安定的に利益を出している人
  • 資金力があって、トレードで高いリスクを取らない人
  • 「取引環境に特化した業者を使いたい」と考えている人
  • 海外FX業者を既に使っているけど、業者の信頼性が心配で大きな資金の投入に踏み切れない人

逆に、初心者が使うべき海外FX業者は?

FX初心者はユーザーサポートが充実していて、小資金からトレードできるFX業者を選ぶのがおすすめです。

  • これから海外FXを始めたい人
    ⇒「XM」「GEMFOREX」「BigBoss」がおすすめ
  • ボーナスで一攫千金を狙いたい人
    ⇒「GEMFOREX」がおすすめ
  • ECN口座をこれから使ってみたい人
    ⇒「AXIORY」がおすすめ
  • 取引コストと約定力を重視する人
    ⇒「TitanFX」がおすすめ

補足

TradeviewとTradingViewは全くの別物

  • Tradeview(トレードビュー)
    ケイマンライセンスを所有する中堅FX会社の名前。
  • TradingView(トレーディングビュー)
    ブラウザで利用可能な高機能チャートツールの名前。
    海外FX業者のTradeviewとは無関係。

ちなみに、大手暗号通貨取引「コインチェック」の取引画面は「coincheck tradeview」という名前です。

混同しないように注意しましょう。

 


 

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この記事を書いた人

FX歴8年目の専業トレーダー。2018年に国内FXから海外FXへ移行。ゼロカット・ハイレバを活用した低リスクトレードで生計を立てている。現在はIS6FX、XM、BigBossを主に利用中。元Web系エンジニア。

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