XMの会員ページには、誰でも無料で利用できる「計算機ツール」が用意されています。
リアルタイムの為替レート・スワップ値をもとに自動で計算してくれるので、
トレードの計画を立てるときシーンで重宝します。
資金管理をせずにFXで勝ち続けることは絶対にできません!
XMユーザーで「まだ使ったことない!」という方は、是非この記事を参考に使い方を覚えてみてください!
XMには6種類の計算機ツールがある!
XMの会員ページには、6種類の計算機ツールが用意されています。
どんな計算機ツールがあるのか、ざっくりまとめてみました。
オールインワン計算ツール
オールインワン計算ツールはその名の通り、一つで様々な情報を同時に知ることができる計算ツールです。
具体的には、「必要証拠金」「スワップ損益」「ピップ値」を一括で知ることができます。
- 必要証拠金とは?
ポジションを持つために最低限必要となる証拠金のこと - スワップ損益とは?
ポジションを持ち続けることで発生するスワップポイントによる利益・損失のこと - ピップ値とは?
1pipsレートが変動した時、持っているポジションによって発生する損益額のこと
オールインワン計算ツールの使い方
- 口座の基本通貨
口座開設時に指定した「口座の基本通貨」を選択します。
ほとんどの方は円建て口座を開設していると思うので、JPYを選択します。 - 通貨ペア
計算をしたい通貨ペアを選択します。 - 証拠金のレバレッジ
口座に設定されているレバレッジを入力します。 - 口座タイプ
口座開設時に指定した「口座タイプ」を選択します。 - ロット数量
何ロットで計算を行うか入力します。
- スワップ買い(スワップポイントの値)
買いポジションを取得した場合の、一日当たりのスワップポイントが表示されます。 - スワップ売り(スワップポイントの値)
売りポジションを取得した場合の、一日当たりのスワップポイントが表示されます。 - 最低価格変動
選択した通貨ペアの最低価格変動値が表示されます。
EURUSDの場合、0.00001が価格変動の最小単位となります。 - 必要証拠金
指定の条件でポジションを持つために必要な証拠金の最低金額を表しています。 - ピップ値
1pipsレートが変動した時、持っているポジションによって発生する損益額を表しています。 - スワップ買い(口座の基本通貨)
買いポジションを取得した場合の、一日当たりのスワップポイントによる損益が、口座の基本通貨の単位で表示されます。 - スワップ売り(口座の基本通貨)
売りポジションを取得した場合の、一日当たりのスワップポイントによる損益が、口座の基本通貨の単位で表示されます。
通貨換算ツール
計算時点での為替レートをもとに、別の通貨でいくらになるかを簡単に計算することができます。
XM以外にも多くの通貨換算ツールがあるので、これに関しては使いやすいものを使うのがベストだと思います。
通貨換算ツールの使い方
- 換算前
変換元となる通貨を記入します。円を米ドルに変換したい場合はJPYを選択します。 - 金額
換算を行いたい金額を換算前の通貨単位で入力します。
3,000円を米ドルに変換したい場合は「3000」と入力しましょう。 - 換算後
変換先となる通貨を記入します。円を米ドルに変換したい場合はUSDを選択します。
- 現在の換算レート
計算時点の換算レートが表示されます。
円を米ドルに変換した場合なら、「JPY/USD」つまり「1円は何ドルか」が表示されています。 - 合計(変換された通貨)
計算結果が換算後の通貨単位で表示されています。
3,000円を米ドルに換算した画像例では、28.93ドルと表示されているのがわかります。
ピップ値計算機
pipsは価格の変動幅やスプレッドの狭さ表す単位として、FXで広く使われる単位です。
ピップ値計算機を使うことで、
持っているポジションが1pips変動したとき、いくらの損益が発生するかを簡単に知ることができます。
ピップ値計算機の使い方
- 通貨ペア
計算をしたい通貨ペアを選択します。 - 口座の基本通貨
口座開設時に指定した「口座の基本通貨」を選択します。
ほとんどの方は円建て口座を開設していると思うので、JPYを選択します。 - 口座タイプ
口座開設時に指定した「口座タイプ」を選択します。 - ロット数量
何ロットで計算を行うか入力します。
- 現在の変換価格
指定した通貨ペアの為替レートが表示されます。 - ピップ値(口座の基本通貨)
1pipsあたりの損益額が「口座の基本通貨」の単位で表示されます。
入力画面でJPYを指定していれば日本円で表示されます。USDのドル建て口座で計算した場合は、ドルで表示されます。 - ピップ値(変換された通貨)
1pipsあたりの損益額が「変換された通貨」の単位で表示されます。
EURUSDであればドル単位で表示されますし、GBPAUDであればオーストラリアドルの単位でピップ値が表示されます。
証拠金計算機
必要証拠金というのは、その名の通り「ポジションを持つために必要な証拠金」のことです。
という計算式でも簡単に計算できますが、XMの計算機を使えば、
計算したい通貨ペアの「リアルタイムの為替レート」をもとに自動で算出してくれるので便利です!
FXの証拠金についてわからないことがある方は、以下の記事も参考にしてみてください!
証拠金計算機の使い方
- 口座の基本通貨
口座開設時に指定した「口座の基本通貨」を選択します。
ほとんどの方は円建て口座を開設していると思うので、JPYを選択します。 - 通貨ペア
計算をしたい通貨ペアを選択します。 - 口座タイプ
口座開設時に指定した「口座タイプ」を選択します。 - ロット数量
何ロットで計算を行うか入力します。 - レバレッジ
口座に設定されているレバレッジを入力します。
- 現在の変換価格
選択した通貨ペアの「リアルタイムの為替レート」が表示されます。 - 必要証拠金(口座の基本通貨)
ポジションを持つための必要証拠金が、口座の基本通貨の単位で表示されます。 - 必要証拠金(変換された通貨)
ポジションを持つための必要証拠金が、変換された通貨の単位で表示されます。
スワップ計算機
通貨ペアとロット数を指定することで、
1日あたりに発生するスワップポイントによる利益を簡単に計算することができます。
スワップポイントはFX業者ごとに設定が違うので、同じ通貨ペアで同じ量のポジションを持ったとしても受け取れる金額は異なります。
XMの場合、公式サイト上でもスワップポイントの値は確認できますが、スワップポイントの値は頻繁に変更されます。
スワップ計算機を使えば、計算時点でのスワップポイントをもとに自動で計算してくれるので、大幅に手間を省くことができます。
XMで受け取れるスワップポイントに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
スワップ計算機の使い方
- 口座の基本通貨
口座開設時に指定した「口座の基本通貨」を選択します。
ほとんどの方は円建て口座を開設していると思うので、JPYを選択します。 - 通貨ペア
計算をしたい通貨ペアを選択します。 - 口座タイプ
口座開設時に指定した「口座タイプ」を選択します。 - ロット数量
何ロットで計算を行うか入力します。
- スワップ買い(スワップポイントの値)
指定の条件で買いポジションを持った時、1日当たりに発生する「スワップポイントの値」が表示されます。 - スワップ売り(スワップポイントの値)
指定の条件で売りポジションを持った時、1日当たりに発生する「スワップポイントの値」が表示されます。 - 現在の変換価格
選択した通貨ペアの「リアルタイムの為替レート」が表示されます。 - スワップ買い(口座の基本通貨)
指定の条件で買いポジションを持った時、1日当たりに発生するスワップ損益が「口座の基本通貨」で表示されます。 - スワップ売り(口座の基本通貨)
指定の条件で売りポジションを持った時、1日当たりに発生するスワップ損益が「口座の基本通貨」で表示されます。 - スワップ買い(変換された通貨)
指定の条件で買いポジションを持った時、1日当たりに発生するスワップ損益が「変換された通貨」で表示されます。 - スワップ売り(変換された通貨)
指定の条件で売りポジションを持った時、1日当たりに発生するスワップ損益が「変換された通貨」で表示されます。
損益計算機
XMの損益計算機ツールのページには、さらに2つの計算機が用意されています。
- 「損切り/利益確定額」計算ツール
「ポジションを取得するレート」と「ロット数量」「許容損失額」「利益確定額」を入力することで、適切な「損切り・利益確定レート」「損切・利益確定までの値幅(pips)」を知ることができます。 - 「損切り/利益確定レベル」計算ツール
「ロット数量」と「損切り・利益確定までの値幅」から具体的な損益額を計算できるツールです。
「損切り/利益確定額」計算ツールとは?
「一回の取引で許容できる損失額=許容損失額」
「一回の取引でいくら利益が発生した時にポジションを閉じるか=利益確定額」
これらが最初に決まっているとき、指値と逆指値のレートを求めることができるのが「損切/利益確定額」計算ツールです。
例えば、
「XMのスタンダード口座でドル円を2ロット買おうとしていて、エントリーする価格と損失許容額、利益確定額があらかじめ決まっている…」
このようなシーンで「損切り/利益確定額」計算ツールを使うことで、「損切りレート」「利益確定レート」「損切りまでの値幅(pips)」「利益確定までの値幅(pips)」「1pipsあたりの損益」を求めることができます。
「損切り/利益確定額」計算ツールの使い方
- 口座の基本通貨
口座開設時に指定した「口座の基本通貨」を選択します。
ほとんどの方は円建て口座を開設していると思うので、JPYを選択します。 - 通貨ペア
計算をしたい通貨ペアを選択します。 - 口座タイプ
口座開設時に指定した「口座タイプ」を選択します。 - ロット数量
何ロットで計算を行うか入力します。 - オープン価格
エントリーを行うレートを事前に入力します。
米ドル円が104円になったときポジションを取得するときは、枠内に「104.00」と入力します。 - 損切り価格を設定する
損切り時の価格を「口座の基本通貨」で指定します。
画像は24,000円まで損失が膨らんだ時に損切りをする想定なので「24000」と入力しています。 - 利益確定価格を指定する
利益確定時の価格を「口座の基本通貨」で指定します。
画像は12,000円まで利益が伸びた時に利確をする想定なので「12000」と入力しています。 - 取引タイプ
「買いポジション」を持つ場合は、「売りポジション」を持つ場合か指定します。
- 損切り価格
想定の損失額まで到達して、損切りが実行されるときの為替レートが表示されます。 - 利益確定価格
想定の利益額まで到達して、利確が実行されるときの為替レートが表示されます。 - 損切、ピップス
想定の損失額に到達して、損切りが行われるまでの値幅が「pips」の単位で表示されています。 - 利益確定、ピップス
想定の利益額に到達して、利確が行われるまでの値幅が「pips」の単位で表示されています。 - ピップ値(口座の基本通貨)
1pips変動したときの損益額が「口座の基本通貨」の単位で表示されます。
「損切り/利益確定レベル」計算ツールとは?
でも損切り・利確したとき、具体的にいくらくらいの損益が発生するかも事前に知っておきたいかも…
「通貨ペア」「損切り・利益確定までの値幅」「ロット数量」を入力すると、損切り・利確時の具体的な損益額を知ることができます。
「損切り/利益確定レベル」計算ツールの使い方
一つ注意点があります。
「損切り/利益確定レベル」計算ツールでは、
損切り・利益確定までの値幅をpipsではなくポイントという単位で指定します!
といっても特に難しいことはありません。
になるので、例えば10pipsで損切をする場合は「損切り設定値」の項目に「100」と入力しましょう。
- 口座の基本通貨
口座開設時に指定した「口座の基本通貨」を選択します。
ほとんどの方は円建て口座を開設していると思うので、JPYを選択します。 - 通貨ペア
計算をしたい通貨ペアを選択します。 - 口座タイプ
口座開設時に指定した「口座タイプ」を選択します。 - ロット数量
何ロットで計算を行うか入力します。 - 損切り設定値
損切りまでの値幅をポイント単位で指定します。
(1pips=10ポイント)
画像は12pipsで損切りを想定しているので、120ポイントと入力しています。 - 利益確定設定値
利確までの値幅をポイント単位で指定します。
(1pips=10ポイント)
画像は6pipsで利確を想定しているので、60ポイントと入力しています。
- 損失
「損切り設定値」の項目で指定した値幅に到達したときの損失額が「口座の基本通貨」の単位で表示されます。 - 利益
「利益確定設定値」の項目で指定した値幅に到達したときの利益額が「口座の基本通貨」の単位で表示されます。
まとめ:計算機ツールでトレード管理を効率化しよう!
XMの計算機ツールの使い方を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
FXは行き当たりばったりのトレードでは絶対に勝てるようになりません。
ちなみに、「損切りレート」と「許容損失額」から「ロット数量」を求めるのがオススメの資金管理のやり方です。
XMの損益計算機では、残念ながらこれらの計算をすることはできません。
「安全に・効率的に資金管理をする方法を知りたい!」という方は、以下の記事を参考にしてみてください。