XMの取引プラットフォーム「MetaTrader」にログインするためには、口座番号とパスワードのほかに取引サーバーの「サーバー名」を選択する必要があります。
この記事では、取引口座のサーバー名が分からなくなってしまった場合や、ログイン時にサーバー名がリストに表示されていない場合の対処法を詳しく解説していきます!
MetaTraderにログインするために必要な「取引サーバー名」とは?
MetaTraderにログインするとき、ログイン画面で取引サーバー名を選択する必要があります。
XMのサーバー名を忘れてしまった場合の確認方法
確認方法①:口座開設時のメールをチェックする
MetaTraderのログイン時に必要となるサーバー名は、
口座開設完了時に送付されるメールに記載されています。
もしサーバー名がわからなかったり、忘れてしまった場合は、口座開設時に送られてきたメールを探してみましょう。
ログイン情報の記載されたメールは、新規口座開設時・追加口座開設時に送られてきます。
複数の口座を持っている人は、必ず口座ごとに1通メールが届いているはずなので、ログインしたい口座を開設したときに届いたメールを探してみましょう!
「XMTrading へようこそ」というタイトルのメールの中に、口座ごとに割り振られた取引サーバー名が記載されています。
確認方法②:XMの会員ページで確認する
XMの会員ページ上でも、取引口座ごとのサーバー名を確認することができます。
まずは、XMの会員ページにログインしましょう。
ログインしたら、「アカウントの概要」の中で、サーバー名を確認したい口座をクリックします。
ボックスが下に広がり、口座の詳細な情報が確認できるようになります。
「サーバー:」の項目に、その口座の取引サーバー名が記載されています。
XMのサーバー名がリストにない!という場合の対処法
この問題は、MetaTraderのサーバーリストを再スキャンして更新することで解決します。
方法は2種類ありますが、①のほうが簡単です!
・MT4用口座でMT5にログイン
・MT5用口座でMT4にログイン
のように、口座タイプと異なる取引プラットフォームにはログインできないので注意してください。
サーバーリストに自分の口座のサーバー名がない場合は、そもそも取引プラットフォームを間違えていないか確認しましょう!
XMのMetaTrader 4でサーバー名を取得する方法①
もっとも簡単な方法は、XMのサーバー名を一括で再取得するという方法です。
まずはMetaTraderにログインできていないことを確認しましょう。
画像のように、右下に「回線不通!」と表示されている場合、口座へログインができていません。
左上のメニューバーから「ファイル」⇒「デモ口座の申請」の順にクリックします。
「xmtrading」と入力してエンターキーを押します。
自動的にスキャンが始まり、XMのMT4サーバーが表示されます。
ログインしたい取引口座のサーバー名を選択して、「次へ」をクリックします。
「既存のアカウント」のボタンを選択したら、ログインID(口座番号)とパスワードを入力して「完了」をクリックします。
右下に緑色のグラフと〇〇kbと文字が表示されていればログイン成功です。
XMのMetaTrader 4でサーバー名を取得する方法②
方法①で解決しない場合は、以下の手順でサーバー名の再スキャンをしてみてください。
画面上のメニューバーから「ツール」⇒「オプション」の順にクリックします。
オプションのウィンドウが表示されたら、「サーバー」のタブに切り替えます。
次に、以下の項目を入力します。
- サーバー
取引口座のサーバー名を間違えずに入力しましょう。
例:「XMTrading-Real 45」 - ログインID
取引口座のログインID(口座番号)を入力します。 - パスワード
口座開設時に設定したパスワードを入力します。
次にメニューバーから「ファイル」⇒「デモ口座の申請」の順にクリックします。
先ほど入力した取引サーバー名が表示されるので、クリックして選択した後、「スキャン」をクリックします。
サーバーのアイコンに緑のチェックマークが付いたら、スキャン完了です。
キャンセルでウィンドウを閉じて、MetaTraderを再起動します。
前の項目で入力したログイン情報に間違いがなければ、自動的に取引口座へログインします。
右下に緑色のグラフと〇〇kbと文字が表示されていればログイン成功です。
XMのMetaTrader 5でサーバー名を取得する方法
MT5はサーバーリスト取得の手順がMT4と少し異なります。
右下のアイコンが画像のようになっていたら、ログインに失敗しています。
サーバーリストに自分の口座のサーバー名が載っていない場合は、以下の手順でリストの更新を行います。
左上のメニューバーから「ファイル」⇒「デモ口座を開く」をクリックします。
上の枠内に「xmtrading」と入力して「証券会社を探す」をクリックします。
そのあと、右上の「×」をクリックしてウィンドウを閉じます。
ナビゲータウィンドウの「口座」を右クリックして「トレード口座にログイン」をクリックします。
サーバーのところに、自分のログインしたい口座のサーバー名が表示されれば、更新に成功しています。
ログインIDとパスワードを入力して「OK」でログインができます。
それでも解決しない場合は…
上記の方法を試してもサーバー名がリストに追加されない場合は、インストール済みのMetaTraderに何かしら不具合が起こっている可能性があります。
最後の手段ですが、MetaTraderを再インストールしてみましょう。
XMの公式ページから、最新版のMetaTraderをダウンロードします。
≫MetaTraderのダウンロードページへ(XM公式サイト)
ダウンロードページに移動したら、自分の口座タイプにマッチしたMetaTraderをダウンロードします!
スマホ版のMetaTraderでリストにサーバー名がない!という場合の対処法
- MetaTrader 4(iOS/Android)
- MetaTrader 5(iOS/Android)
- XM公式アプリ(iOS/Android)
スマホ版のMetaTraderはXM専用アプリではありません。
AXIORYやGEMFOREXなど、他のFX取引会社でも同じアプリを使うので、当然XM以外の取引サーバーもリストに載っています。
それだけでなく、他国向けのXM用取引サーバーもリストに表示されます。
MetaTraderのアプリでXMの口座にログインするときは、サーバー選択のミスが起こりやすいので注意しましょう。
まずはログイン画面を開きます。
「会社名またはサーバー名を入力」の欄に「xmtrading」と入力します。
よくある質問
XMのサーバーに関する「よくある質問」をまとめました。
XMのサーバーを変更する方法はある?
取引口座を開設した時点で、1つの取引サーバーが口座に割り当てられるので、
あとからXMのサーバーを変更することはできません。
MetaTraderの反応速度が遅いと感じたら?
MetaTraderでトレードをしていて、いつもより注文時のレスポンスやチャートの表示速度が遅いと感じたら、
サーバーのチャンネルを切り替えてみるのがおすすめです!
XMでは、一つの取引サーバーを複数の拠点で「冗長化」しています。
まずはMetaTraderを開きます。
右下のグラフと数値が書いてある小さなウィンドウを左クリックします。
チャンネル切り替えのボックスが表示されるので、他のチャンネルをクリックして切り替えてみましょう。
〇〇msというのは、サーバーからの応答速度を表しています。
上の画像で選択されている237.36msというのは、パソコンとXMの取引サーバー間の通信が約0.237秒で往復して返ってくることを意味しています。
ただし、サーバーの処理速度と応答速度は異なるので、
一概に数値が小さいサーバーのほうが動作が速いというわけではありません。
XMでは一人当たり最大8つの取引口座を同時に持つことができます。
XMでは、ユーザー数の増加に合わせてサーバーを増設しているので、
追加で口座開設することで、新しいサーバーが割り当てられる可能性が高いです。
「口座を開設する」⇒右上の「追加口座を開設する」から手続きができます。
追加口座の作り方や、資金移動のやり方は以下のページで詳しく解説しています。
それでもダメな場合は…
- パソコンを買い替える
- 高速なインターネットに乗り換える
- スマホ版のMetaTraderを使ってみる
- MetaTrader4より高速なMetaTrader 5を使ってみる
MetaTraderにログインできない場合はどうしたらいい?
XMのMetaTraderにログインできない場合、以下のような理由が考えれます。
- ログイン情報が間違っている
- 口座が凍結してしまっている
⇒MetaTraderの右下に「無効な口座」と表示されます。 - サーバーがメンテナンス中
- サーバーが何らかの理由でダウンしている
まとめ
XMのサーバー名に関するトラブルの解決法について書いてきましたが、問題点は解決できましたか?
サーバー名は取引ソフトのログイン時にしか使わないので、毎回自動ログインでトレードをしている方は忘れがちですよね。
特にXMは複数の口座が同時に持てるので、ログイン情報の管理はしっかり行うようにしましょう!
もし、この記事を読んでもトラブルが解決しない場合は、気軽にコメント欄に質問を投稿してみてください!