XMでは取引に使える3種類のスマホアプリが提供されています。
この記事では、XMで使えるスマホアプリの導入から使い方まで詳しく解説しています。
スマホアプリで取引してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
XMのスマホアプリは3種類
- XMが提供する独自アプリ
- MetaTrader4(MT4)
- MetaTrader5(MT5)
XMが独自に提供するオリジナルアプリのほか、多くのFX会社が採用しているMetaTraderという取引ツールを利用できます。
3つとも取引ツールとなっており、スマホアプリから直接取引することができます。
XMアプリが独自に提供するアプリでは、XMの会員ページへ直接アクセスが可能で、入出金などの手続きも行えます。
3つのスマホアプリの違いや、オススメのアプリについて紹介していきます。
それぞれの違いは?
3つのスマホアプリについて、機能の違いを以下の表にまとめました。
XMアプリ | MT4アプリ | MT5アプリ | |
---|---|---|---|
対応OS | iOS/Android | iOS/Android | iOS/Android |
対応口座 | MT5口座専用 | MT4口座専用 | MT5口座専用 |
会員ページヘのアクセス | 可能 | 不可能 | 不可能 |
インジケーター数 | 92 | 30 | 30 |
描画アイテム数 | 8 | 24 | 24 |
チャートの種類 | 3 | 3 | 3 |
時間足の数 | 9 | 9 | 9 |
ワンタップトレード | 可能 | 可能 | 可能 |
XMアプリはMT5口座専用の取引ツールとなっており、MT4口座ではログイン・取引ができません。
XMアプリでは、取引ツールとしての機能の他に、会員ページへのアクセスボタンがあり、入金・出金などをアプリから手軽に実行できます。
取引ツールとしての性能は上記の通りとなっており、MT4とMT5の機能はほぼ同じですが、XMアプリではインジケーター数がとても多いことが特徴と言えます。
オススメのアプリは?
3つのスマホアプリについて、オススメのアプリを紹介します。
取引に関しては3つのアプリとも基本的な性能は同じですので、インジケーターや描画アイテム、操作感などを確かめて最も取引しやすいアプリの利用をおすすめします。
特にXMの独自アプリではインジケーター数がとても多いため、豊富なインジケーターを使いたい方はXMアプリがおすすめです。
MT4とMT5には取引ツールとしての機能しかありませんが、XMアプリではアプリから会員ページへの自動ログインが可能となっているので、手軽に会員ページにログインし、口座管理をしたい場合にXMアプリがオススメです。
続いて、スマホアプリとパソコン版との違いを解説します。
PC版とスマホ版で機能性に違いはある?
XMではスマホアプリの他に、PC版のMT4・MT5が提供されています。
利用できるデバイスは以下の通りです。
- Windows(MT4・MT5)
- Mac(MT4・MT5)
- ウェブブラウザ(MT4・MT5)
スマホアプリとPC版には違いがあり、PC版の方ができることが多いので、違いについて解説していきます。
パソコンにできてスマホ版にできないこと
PC版とスマホ版でできることの違いについて、以下の表にまとめました。
スマホアプリ | PC版 | |
---|---|---|
EA(自動売買) | 不可能 | 可能 |
カスタムインジケーター | 不可能 | 可能 |
複数チャート表示 | 不可能 | 可能 |
ワンクリック決済 | 不可能 | 可能 |
大きな違いについては、上記の通りです。
自動売買プログラムによる取引や、外部からインジケーターを導入することは、スマホアプリでは不可能となっています。
また、PC版では複数のチャートを同時表示させることができたり、ポジションをワンクリックで素早く決済することができます。
どんな人におすすめ?PC版を使うべき人と、スマホ版で十分なひと
XMとMetaTraderのスマホアプリはとても完成度が高いので、PC版と同レベルのチャート分析・新規発注・決済が可能で、ほとんどの人がスマホアプリで十分にトレードできると思います。
前述した通り、PC版でしか実現できないこともあるため、取引にEAやカスタムインジケーターが必要な場合は、PC版を利用する必要があります。
また、スマホ版ではエントリーから決済まで複数回画面を切り替える必要があるため、スキャルピングなど素早い取引には向いておらず、PC版を利用する必要が出てきます。
XMのスマホアプリの導入方法
XMのスマホアプリである「XMアプリ」と「MT4・MT5」の導入方法を解説します。
XMアプリの導入方法
XM独自アプリのダウンロードからログインまでを見ていきます。
まずはダウンロードするために、iPhone(アイフォン)の方は「App Store」Androidの方は「Google Play」を開いてください。
ストアの検索欄に「XM Trading」と入力して、検索します。
アイコンに「XM」と書かれたアプリをダウンロードしてください。
ダウンロード後、インストールが完了したらアイコンをタップしてXMアプリを起動します。
アプリを起動すると、このようにログイン画面が表示されます。
こちらに「MT5口座の口座番号」と「パスワード」を入力して「ログイン」をクリックすれば、アプリにログインできます。
Touch IDをタップしておくことで、以降は指紋認証でログイン可能です。
XMアプリはMT5口座専用となっていますので、MT4口座のログイン情報を入力してもログインできません。
XM独自の取引アプリを使いたい場合は、口座開設時にMT5を選択しましょう。
XMアプリの導入はこれで完了です。
続いて、MT4・MT5アプリの導入方法を見ていきます。
MT4・MT5アプリの導入方法
MT4とMT5アプリの導入方法はほとんど同じなので、今回はMT4の場合で見ていきます。
まずはアプリをダウンロードするために、「App Store」「Google Play」を開きます。
アプリの検索欄に「MetaTrader」と入力してください。
MT4の場合は「MetaTrader4」MT5の場合は「MetaTrader5」を選んで、ダウンロードします。
ダウンロード後、インストールが完了したら、アイコンをタップしてアプリを起動します。
MetaTraderを起動すると、以上のようなの画面が表示されます。
「承認」をタップします。
「既存のアカウントにログイン」をタップします。
こちらは取引サーバーを選択する画面になります。
検索欄に「XMTrading」と入力します。
XMの取引サーバーが表示されますので、取引口座の取引サーバーをタップします。
サーバーを選択すると、このようにログイン画面が表示されます。
ログインの項目には取引口座番号を入力し、口座開設した際に設定したパスワードを入力します。
終わったら右上にある「サインイン」をタップするとログインできます。
これでMT4・MT5の導入は完了です。
続いて、導入後の使い方を解説していきます。
XMのスマホアプリの使い方
「XMアプリ」と「MT4・MT5」の使い方を紹介していきます。
新規注文・決済注文やインジケーター追加などを解説していきますので、参考にしてみてください。
XMアプリの使い方
XM独自アプリの使い方について、以下の点を解説していきます。
- 銘柄を気配値に追加する方法
- 新規注文
- 決済注文
- インジケーター追加
- アプリから入出金する方法
銘柄を気配値に追加する方法
取引するためには、まず取引したい銘柄を気配値に追加します。
画面下のメニューから「気配値」をタップして、気配値を表示します。
コチラが気配値の画面です。
取引したい銘柄を追加するため、画面下のメニューにある「銘柄」をタップします。
「Forex」には通貨ペア銘柄が格納され、「CFDs」にはその他のCFD銘柄が全て格納されています。
「Forex」をタップして、通貨ペアを追加してみます。
通貨ペアは3つにグループ分けされているので、メジャー通貨ペアであれば「Majors」をタップします。
追加したい通貨ペアの右側にある「+」をタップします。
例として「CADJPY」を追加してみます。
ウォッチリストの右にある「+」をタップすれば、気配値に追加されます。
これで銘柄の追加は完了です。
それでは注文方法を見ていきましょう。
新規注文の方法
新規注文には以下の2種類あります。
- 成行注文:現在価格ですぐに注文を出す方法
- 予約注文:指定する価格に達した際に自動的に注文を出す予約注文
新規注文をするために、まずは気配値から取引したい銘柄をタップして、チャートを表示します。
USDJPYを取引する場合は「USDJPY」をタップします。
すると、以下のようにチャートが表示されます。
こちらがチャート画面になります。
画面上にある売りと買いのパネルからワンタップで成行注文を出すためには、右上の歯車マークをタップして、ワンタップトレードをオンにする事で可能です。
新規注文画面を表示するには、右下の「+」をタップします。
成行または予約注文を選んでタップします。
成行注文の方法
こちらは成行注文の画面です。
売りたい場合は「売り」買いたい場合は「買い」をタップしておきます。
ロット数・ストップロス(損切り)・テイクプロフィット(利確)を設定して「注文を確定する」をタップすれば成行注文を出す事ができます。
予約注文の方法
こちらは予約注文の画面です。
画面上部のパネルから、売りたい場合は「売り」買いたい場合は「買い」をタップしておきます。
設定価格には売買したい価格を設定します。
取引したいロット数を設定します。
損切りや利確をあらかじめ設定しておきたい場合は、ストップロス(損切り)とテイクプロフィット(利確)の価格を設定しておきます。
「注文を確定する」をタップすれば、予約注文が送信されます。
あとは指定した価格に到達すれば、自動的に注文が出されます。
予約注文が約定した際にスマホに通知して欲しい場合は、画面下メニューの「詳細」をタップして、「通知」の項目から通知をオンにしておきましょう。
新規注文については以上です。
決済注文の方法
新規注文で保有したポジションを決済する方法を見ていきます。
保有したポジション一覧は、画面下のメニューから「注文」をタップすると表示できます。
表示されているのが現在保有中のポジションと損益です。
ポジションをすぐに決済するには、ポジションの右にある「×」をタップします。
「決済」が表示されるので、タップすれば決済完了です。
部分決済や注文変更、一括決済を行うには、保有ポジションをタップします。
画面上のメニューから部分決済をタップすると、ロット数を0.01ロット単位で調節して、部分決済できます。
メニューから一括決済をタップすると、両建てポジションのみが表示され、タップして決済すれば同時に決済する事ができます。
決済注文については以上になります。
インジケーターを追加する方法
チャートにインジケーターを追加したり、削除する方法を解説します。
インジケーターや描画アイテムを利用するには、スマホを横画面にする必要があるので、横画面にします。
横画面にすると画面両端にアイコンが表示され、タップすることで時間足の変更や描画アイテムの追加などができます。
チャートを収縮・拡大するには、チャートの下・右にある時間と価格をタップしてスライドすることで調整できます。
インジケーターを追加するには「f」のアイコンをタップします。
インジケーターが表示されるので、適用したいインジケーターをタップします。
例として移動平均線を適用してみます。
「Moving Average」をタップします。
インジケーターをタップすると、このような設定画面が表示されます。
インジケーターの設定が終わったら「追加」をタップします。
チャートに表示された赤い曲線が移動平均線です。
インジケーターの追加手順は以上になります。
インジケーターを削除したい場合は、左下にある「鉛筆マーク」のアイコンをタップします。
現在チャートに適用されているインジケーター・描画アイテムが表示されるので、削除したいインジケーターの右にある「×」をタップすれば削除できます。
XMアプリから入出金する方法
XMアプリの画面下メニューから「詳細」をタップすると、様々な手続きを行うことができます。
「会員ページ」や「入金」「出金」をタップすれば、Webブラウザが開いてマイページに自動ログインします。
マイページの画面が開いたら、各種手続きをすぐに始められます。
アプリからマイページに簡単にログインできるので、入出金などを手軽に行うことができます。
MT4・MT5アプリの注文方法
MT4・MT5アプリで新規注文・決済注文を出す方法について、簡単にご紹介します。
今回はMT4の画面で解説しますが、MT5の場合もほとんど同じです。
気配値に銘柄を追加する方法
取引するために、まずは気配値に取引したい銘柄を追加します。
画面下のメニューから「気配値」をタップすると以下の画面になります。
銘柄を追加するために右上の「+」をタップします。
通貨ペアの場合は「Forex」をタップします。
追加したい通貨ペアの左にある「+」をタップすると、気配値に追加されます。
新規注文の方法
新規注文は気配値にある銘柄をタップして行います。
取引したい銘柄をタップすると、以下の画面になります。
「トレード」をタップして新規注文画面を開きます。
成行注文の画面が表示されますので、ロット数を入力して「成行売り」「成行買い」をタップすれば成行注文が送信されます。
画面上部の「成行注文」をタップすれば、以下のように指値・逆指値注文に注文種別を変更できます。
指値注文の場合はLimit、逆指値注文の場合はStopをタップします。
注文種別の意味は以下の通りです。
- Buy Limit:現在価格より低い価格で出す買い注文
- Sell Limit:現在価格より高い価格で出す売り注文
- Buy Stop:現在価格より高い価格で出す買い注文
- Sell Stop:現在価格より低い価格で出す売り注文
価格を入力して「発注」をタップすれば注文完了です。
あとは指定した価格に達した際に、自動的に注文が出されます。
他にも、チャートを表示させた状態で横画面にすることで、注文パネルからワンタップで成行注文を出すことができます。
チャートをタップすると画面端に各種アイコンが表示されるので、パネルのアイコンをタップすると、注文パネルが表示されます。
こちらをタップすることで、ワンタップで成行注文可能です。
決済注文の方法
保有ポジションを決済する方法を紹介します。
画面下メニューの「トレード」をタップすると、ポジション一覧が表示されます。
ポジションを2秒ほど長押しすると、以下のメニューが表示されます。
「クローズ」をタップします。
オレンジ色のボタンをタップすれば、決済完了です。
MT4・MT5アプリの使い方については以上です。
XMのスマホアプリにログインできない時の原因は?
ここまでXMのスマホアプリの導入方法から使い方までを説明してきました。
ここでは、「XMのスマホアプリに正常にログインできない」というトラブルが発生することがあります。
- 取引プラットフォームが間違っている
- ログイン情報が間違っている
- 口座の有効化が終わっていない
- サーバー名に誤りがある
- 口座が凍結されている
- XMがメンテナンスを実施している
- サーバーエラーが発生している
XMはかなりしっかりとした運営をこなっていることから、万が一ログインができない場合でも利用者側に原因があることが多いです。
以上の原因に当てはまっていないかを確認した上で、それでも原因がわからなかった場合はサポートに問い合わせをしてみましょう。
まとめ
XMのスマホアプリについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に要点をまとめると次のようになります。
- XMの独自アプリは取引と会員ページログインに使える
- XMの独自アプリはMT5口座専用
- スマホアプリでは、EAやカスタムインジケーターを利用できない
- XMの独自アプリはインジケーター数がとても多い
XMのスマホアプリは3種類あり、どのアプリもとても高性能なので一度使用感を確かめていただければと思います。
XMの独自アプリでは会員ページへの自動ログインが可能で、入出金などの口座管理を手軽に行うことができるため、ぜひ活用してみてください。