【Exness】MT4の導入・使い方を画像付きで丁寧に解説！

本記事はこのような疑問に答えます。

Exnessでは「MT4（metatrader4）」と「MT5（metatrader5）」の2つの取引プラットフォームが利用できます。

実際の取引を始めるためにはいずれかのプラットフォームをダウロード＆インストールしなくてはいけません。

そこでここではMT4の導入手順について画像を交えて詳しく解説していきます。

使い方やログインできない場合の対処法ついていも説明しており、初めてMT4に触れる方にもわかるよう丁寧に解説してますので、ぜひ最後までご覧ください。

Exnessの取引プラットフォーム「MT4（metatrader4）」を導入する前にしておくこと

MT4導入の前に必ずExnessの口座開設手続きを済ませておきましょう。

もし、口座開設方法がわからなかったり、手続きの途中でつまずいてしまったという場合は、下記の記事で口座開設方法を詳しく説明してますので参考にしてみてください。

口座開設手続きを済ませた上で、ExnessのMT4へログインするのに必要な以下の情報をマイページ（会員ページ）から確認しておきましょう。

マイページ→「口座情報」と進むと確認できます。

①サーバー名と②ログインIDをコピーしておきましょう。

パスワードは口座開設に設定したものになります。

もしパスワードを忘れてしまった場合は、取引パスワードの変更から手続きを行えば大丈夫です。

「サーバー名」・「ログインID」・「パスワード」のいずれかひとつでもわからないとMT4にログインできませんので、しっかりメモして手元に置いておきましょう。

ExnessのMT4ダウンロード・インストール手順【Mac・Windows】

ExnessのPC用MT4は、MacとWindowsに対応しています。

それぞれのダウロード・インストールからログインまでの手順を見ていきましょう。

Mac版MT4の導入方法

まずはマイページ→「取引」と進みます。

「Macのターミナルをインストール」をクリックしてください。

ダウンロードしたファイルを開きます。

「Metatrader4」のアイコンを「Applications」にクリック&ドロップします。

Macのアプリケーション内に「Metatrader4」のアイコンが追加されますので、MT4を起動させログインしてみましょう。

取引サーバーのポップアップが表示されますので、Exnessのサーバー名を入力して「スキャン」をクリックし、サーバー名が表示されたら「次へ」をクリックします。

既存のアカウントをクリックし、Exnessのサーバー名が表示されていることを確認してから、①ログインID・②パスワードをそれぞれ入力し「完了」をクリックしてください。

一番上にログインIDが表示されており、右下の表示が「回線不通！」から数字になっていればログイン成功です。

次回からはMT4を開くと自動的にログインされるようになります。

Windows版MT4の導入方法

マイページ→「取引」と進みます。

他のオプションを展開し「Windows用のMT4」をクリックすると、「exness4setup.exe」というファイルがダウンロードされますのでクリックしましょう。

使用許諾契約に目を通し「次へ」をクリックします。

インストールが開始されますのでしばらく待ちましょう。

下の画面に切り替わるとインストール完了です。
「完了」をクリックしましょう。

もしMQL5のウェブページが表示された場合は閉じても大丈夫です。

あとは実際にMT4にログインしてみましょう。
ログイン方法はMac版MT4と同じです。

取引サーバーのポップアップが表示されますので、Exnessのサーバー名を入力しして「スキャン」をクリックし、サーバー名が表示されたら「次へ」をクリックします。

既存のアカウントをクリックし、Exnessのサーバー名が表示されていることを確認してから、①ログインID・②パスワードをそれぞれ入力し「完了」をクリックします。

一番上にログインIDが表示されており、右下の表示が「回線不通！」から数字になっていればログイン成功です。

次回からはMT4を開くと自動的にログインされるようになります。

ExnessのMT4アプリのインストール手順【iOS・Android】

ExnessのMT4は、スマートフォンやタブレット対応のアプリでの利用も可能です。

iOSとAndroidに対応しており、それぞれApp Store・Google Playからダウンロードする形になります。

アプリのダウンロードが完了したら、実際にログインしてみましょう。

MT4へのログイン方法は、iOS・Androidいずれの場合も同じです。

アプリを立ち上げ「設定」→「新規口座」と進みましょう。

「既存のアカウントにログイン」をタップします。

検索窓に「Exness」と打ち込むとExnessのサーバー名が複数表示されるので、マイページの口座情報にあるサーバー名をタップしましょう。

ログインIDとパスワードを入力し「サインイン」をタップします。

再び設定に戻り、ログインID・サーバー名が表示されていれば正常にログインできている証拠です。

次回からは自動的にログインされるようになります。

ちなみにMT5口座限定ではありますが、Exnessでは独自のトレードアプリの提供も行っています。

iOSとAndroidに対応しており、それぞれApp Store・Google Playからダウンロードできますので、気になる方はチェックしてみてください。

ExnessのMT4ウェブターミナル（Metatrader4 WebTerminal）の導入方法

ExnessのMT4ウェブターミナル（Metatrader4 WebTerminal）とは、ダウロード不要の取引プラットフォームで「Trading View」によって提供されているチャート機能が使えます。

ウェブターミナルを開くには、マイページから「取引」と進みましょう。

他のオプションを展開し、「MT4 WebTerminal」をクリックします。

ログインIDとパスワードを入力し「YES」をクリックしましょう。

チャートが表示されればログイン完了。画面上から取引が可能です。

表示させたインジケーターやオブジェクトは記憶され、次回ログイン時にも表示されます。

ExnessのMT4の使い方・取引方法

ここからはMT4の使い方や、実際の取引方法について解説していきます。
特に初めてMT4に触れる方は参考にしてみてください。

ExnessMT4通貨ペア・チャートの表示方法

PC版・アプリ版ともに、デフォルトの状態のMT4の画面には数種類の通貨ペアしか表示されていません。

まずは複数の通貨ペアとチャートを表示させる方法について解説していきます。

PC版MT4の通貨ペア・チャートの表示方法

「気配値表示」のアイコンをクリック、もしくは「表示」→「気配値表示」と進みます。

表示されている通貨ペアのどれでもいいので右クリックをし、表示されたメニューバーの「すべて表示」をクリックしましょう。

これですべての通貨ペアが表示されました。

チャートを表示させる場合は通貨ペアを右クリックし、表示されたメニューバーの「チャート表示」をクリックしましょう。

なお、通貨ペアの表記で「USDJPYm」や「GBPJPYm」と語尾にアルファベットがあるのは、取引可能な口座タイプを表しており、表記例は以下の通りです。

口座タイプ	語尾の表記	表記例
スタンダード口座	小文字の「m」	USDJPYm
スタンダードセント口座	小文字の「c」	USDJPYc
ロースプレッド口座	なし	USDJPY
ゼロ口座	なし	USDJPY
プロ口座	なし	USDJPY

つまり、「USDJPYm」と表示されている銘柄はスタンダード口座のみで取引可能ということです。

アプリ版MT4の通貨ペア・チャートの表示方法

まずはアプリを立ち上げましょう。

デフォルトの状態では、FX通貨ペアが一切表示されていませんので、右上の「＋」をタップして通貨ペアを追加します。

英語表記のそれぞれのグループに含まれる銘柄は以下の通りです。

FX通貨ペアは「Forex group」から追加します。

追加で表示させたい通貨ペアの「＋」をタップしましょう。

不要な銘柄は左上のアイコンから削除可能です。

チャートは通貨ペアをタップし、「チャート」から進むと表示されます。

ExnessMT4インジケーター・オブジェクトの表示方法

ExnessのMT4は30種類のインジケーターと23種類のオブジェクトを表示できます。

PC版とアプリ版の表示方法をそれぞれ見ていきましょう。

PC版MT4のインジケーター・オブジェクトの表示方法

インジケーターとオブジェクトは「挿入」から表示できます。

インジケーター、ライン、チャンネルなど、それぞれの項目にカーソルを合わせると表示可能なインジケーターやラインが表示されますので、表示させたいものをクリックしてください

なお、インジケーターは全て英語表記になっていますので注意しましょう。
代表的なインジケーターの英語表記は以下の通りです。

• 移動平均線：Moving Average
• ボリンジャーバンド：Bollinger Bands
• ストキャスティクス：Stochastic Oscillator
• RSI：Relative Strength Index
• ATR：Average True Range

アプリ版MT4のインジケーター・オブジェクトの表示方法

インジケーターを表示させるには、チャート上部のアイコンをタップします。

「メインウィンドウ」をタップしましょう。

インジケーターの一覧が表示されますので、表示させたいものをタップしてください。

オブジェクトを表示させるには以下のアイコンをタップしましょう。

「オブジェクト追加」から表示できます。

Exness MT4の注文方法【成行・指値・逆指値】

注文方法はPC版の方がより細かな設定が可能です。
詳しく見ていきましょう。

PC版MT4の注文方法

取引を行うには画面上部の「新規注文」をクリックするか、取引したい銘柄のチャートを右クリックします。

注文画面が表示されますので、数量や「成行」「指値」などの注文方法を選択します。

各項目で選択する内容は以下の通りです。

成行注文の場合は「成行売り」「成行買い」のいずれかをクリックすることによって注文が執行されます。

指値注文の場合はさらに細かな注文種別の選択が必要です。

注文種別は以下の4種類になります。

注文種別	意味
Buy Limit（指値買い）	現時点よりも低い価格を指定して買い注文予約
Sell Limit（指値売り）	現時点よりも高い価格を指定して売り注文予約
Buy Stop（逆指値買い）	現時点よりも高い価格を指定して買い注文予約
Sell Stop（逆指値売り）	現時点よりも低い価格を指定して売り注文予約

なお、今すぐ取引したいという場合は、ワンクリック取引がおすすめです。

取引したい銘柄のチャートを右クリックし「ワンクリックトレード」をクリックします。

初めてワンクリックトレードを利用する場合は、免責事項が表示されますので「私はこれらの利用に同意します」にチェックマークを入れ「OK」をクリックしてください。

あとは数量（ロット）を入力し、「SELL＝売り」「BUY＝買い」をどちらかワンクリックすると注文が可能です。

アプリ版MT4の注文方法

アプリで取引を行うには、取引したい銘柄をタップして「トレード」に進むか、チャートを表示して「トレード」と進みましょう。

アプリ版MT4の場合、成行注文のみになります。

数量（ロット）を入力し、「成行売り」「成行買い」をタップすれば注文完了になります。

「ストップロス＝損切り」、「テイクプロフィット＝利益確定」の設定も可能です。

ExnessMT4の表示時間（Time Zone）について

ExnessのMT4のチャート上で表示されている時間は、PC版・アプリ版ともにグリニッジ標準時間（GMT＋0）になります。

日本時間（GMT＋9）とは9時間の時差がありますので、表示されている時間を日本時間に直すには、9時間プラスしてください。

Exness MT4での取引履歴の確認

ExnessMT4では、過去の取引の履歴を全て確認できます。

PC版の場合は「表示」→「ターミナル」→「口座履歴」と進むと取引履歴の確認が可能です。

アプリ版の場合は「履歴」をタップすると、「日・週・月」単位で取引を確認できます。

ExnessのMT4にログインできない場合の原因と対処法

ExnessのMT4にログインできない主な原因と対処法についてまとめてみました。

原因	対処法
ログインIDの誤り	マイページの「口座情報」でログインIDを確認する。
取引サーバーの誤り	マイページの「口座情報」でサーバー名を確認する。
パスワード忘れ	マイページの「取引パスワードの変更」から手続きを行う。
MT5口座の情報でログインしようとしている	MT4とMT5ではログイン情報が異なるため、正しいMT4のログイン情報を確認する。
インターネット環境の不具合	MT4を利用するにはインターネット環境が不可欠。接続状況を確認する。
MT4口座に90日以上ログインしていない	口座が休眠状態。マイページから口座の「再有功化」を行う。

MT4に正常にログインできていないと、画面右下に「回線不通！」や「無効な口座」と表示されますので、その場合は上記の項目を確認してみてください。

ExnessのMT4に関するよくある質問

ここからはExnessのMT4に関するよくある質問に答えていきます。
何かわからないことがあった際の参考にしてみてください。

ExnessのMT4の時間が日本時間と違うのですがどうすればいいですか？

ExnessのMT4で表示されている時間は、グリニッジ標準時間（GMT＋0）です。

日本時間との差は9時間ありますので、表示されている時間に9時間プラスすると日本時間に換算できます。

なお、ExnessのMT4は夏時間・冬時間ともにGMT＋0になり、常に日本時間との差は9時間となっています。

ExnessのMT4が文字化けしているのですが修正方法を知りたい

ExnessのMT4が文字化けするのは、ほぼ口座名（ニックネーム）が原因です。

口座名を設定していないか、日本語で設定していると文字化けしてしまうので、英語もしくは数字で設定するようにしましょう。

設定はマイページから「口座名の変更」と進むと簡単に行えます。

Exnessの取引ツールはMT4のみですか？MT5は利用できませんか？

ExnessではMT5も利用できます。

Mac・Windowsに対応しており、ウェブターミナル版も利用可能です。

ExnessのMT4ログインパスワードがわからないのですがどうすればいいですか？

新たにパスワードを登録し直す必要があります。

登録はマイページの「取引パスワードの変更」から行いましょう。

ExnessのMT4はMacBookに対応していますか？

対応しています。
Mac・MacBook・iPad・iPhoneでMT４の利用が可能です。

ただし、iOS用MT４アプリに関しては新規のインストールができない状態ですので注意しましょう。

ExnessのWebTerminalMT4とは何ですか？

ExnessのWeb Terminal MT4（ウェブターミナル版MT4）は、PC版のMT4と違いダウロード・インストール不要で利用できる取引プラットフォームです。

機能そのものはPC版のMT4とほぼ同じですが、自動売買には対応していませんので注意しましょう。

ExnessではEAによる自動売買をMT4で行っても大丈夫ですか？

ExnessではEAによる自動売買を禁止していませんので大丈夫です。

むしろEAの数ではMT5よりもMT4用が多いので、自動売買を行うならMT4をおすすめします。

ExnessのWebTraderは無料で使えますか？

無料で使用できます。

ちなみに他のFX業者でWebTrader（ウェブトレーダー）と呼ばれているプラットフォームが、ExnessではWebTerminal（ウェブターミナル）となっています。

ExnessのMT4がフリーズするのですがどうすればいいですか？

インターネット環境が不安定なのか、もしくは正しくMT4にログインできていない可能性があります。

インターネット環境を確認するとともに、正しいログイン情報でログインが行われているかを確かめてみましょう。

ExnessのMT4まとめ

MT4は世界で最も利用者数が多いFXの取引プラットフォームです。

ただ、初めてMT4に触れるという方にとっては、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

しかし、それはどんなプラットフォームでも同じで、実際にトレードを重ねることによって徐々に慣れていくものです。

したがって、トレードチャンスを逃さないという意味でも、口座開設手続きが完了したらすぐにMT4のダウンロード＆インストールを行うことをおすすめします。

トレードを重ね、いち早くMT4を使いこなせるようになりましょう。