BigBoss QuickOrderってなに?
導入方法や使い方は難しいのかな?
BigBoss QuickOrderとMT4・ MT5アプリでは何が違うの?
本記事ではこのような疑問に答えていきます。
「BigBoss QuickOrder(ビックボスクイックオーダー)」略してBBQは、2022年4月25日にリリースされたBigBoss独自のモバイルアプリです。
もちろん無料で利用することができ、Android・iOSの両端末に対応しています。
普段、スマホからトレードすることの多い私は早速ダウンロードしてみましたが、使い勝手はかなりいいです。
ここではBigBoss QuickOrderの特徴や導入方法、使い方に至るまでを画像を交えて詳しく解説していきます。
MT4・ MT5アプリとの違いについても解説しており、普段スマートフォンでトレードされている方にとっては非常に有益な内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
- BigBoss QuickOrderの特徴
- BigBoss QuickOrder導入方法と使い方
- BigBoss QuickOrderとMT4・ MT5アプリの違い
BigBoss QuickOrder(ビックボスクイックオーダー)とは?
BigBoss QuickOrderはBigBossの公式モバイルアプリになります。
まずはその特徴から見ていきましょう。
BigBoss QuickOrderの特徴
BigBoss QuickOrderはAndroidとiPhoneに対応しているスマートフォンアプリです。
BigBossのMT5用「スタンダード口座」か「プロスプレッド口座」を開設済みであれば、誰でも無料で利用することができます。
MT4用の取引口座ではBigBoss QuickOrderを利用することができません
BigBoss QuickOrderの主な特徴は以下の通りです。
- シンプルなデザイン
- 分析ツールが豊富+カスタマイズ性に優れている
- 1タップで注文可能
- FX以外の取引にも対応
- 随時アップデート
それぞれ詳しく解説していきます。
①シンプルなデザイン
BigBoss QuickOrderの特徴としてまず最初にあげられるのが、そのシンプルなデザイン性です。
上の画像はBigBoss QuickOrderのデフォルトの画面。
無駄のないシンプルなインターフェイスデザインだということがわかります。
したがって、たとえFX初心者であっても直感的に操作することが可能です。
どちらかというと国内FX業者のアプリの感覚に近いですね。MT4・ MT5は使いづらいという方にはおすすめです。
②分析ツールが豊富+カスタマイズ性に優れている
BigBoss QuickOrderのチャートは「TradingView」を採用しており、表示できるインジケーター・オブジェクトが多岐に渡るため、様々なカスタマイズを行うことができます。
TradingViewとはアメリカのTradingView社が開発した高機能チャートのこと。
利用者は全世界で1,500万人を超える。
移動平均線やボリンジャーバンドといったメジャーなインジケーターはもちろん、ヘッドアンドショルダーや三角持ち合いといった高度なオブジェクトも表示可能です。
今後も豊富なインジケーターの実装が予定されており、様々なカスタマイズを行うことできるということで、FX初心者から中上級者まであらゆるトレーダーに対応していると言えるでしょう。
③1タップで注文可能
BigBoss QuickOrderにはスピード注文機能あり、1タップで注文が可能です。
注文するには「売(Bid)」か「買(Ask)」をタップするだけ。
スキャルピングを行うにも適した取引プラットフォームになります。
④FX以外の取引にも対応
BigBossではFX通貨ペア以外にも貴金属や暗号通貨をはじめとするCFDの取引が可能ですが、BigBoss QuickOrderはそれら全てのCFD銘柄を取引することができます。
つまりBigBoss QuickOrderを利用すれば、あらゆる取引がスマートフォン1台で完結してしまうということです。
最近の若い人たちはパソコンを持たないといいますからね。BigBoss QuickOrderはそういった若い世代にとっても強い味方になります。
⑤随時アップデート
BigBoss QuickOrderは2022年4月25日にリリースされた比較的新しいサービスです。
そのため常にアップデートが繰り返されているのが現状で、今後使える機能も増えると言われており、ますます便利になることが予想されます。
それに対しMT4・MT5というのは、BigBoss QuickOrderと比べると10年以上も前にリリースされたプラットフォームです。
MT4にいたっては現在ほぼアップデートがされていない状態になります。
今後の成長が期待できるという部分もBigBoss QuickOrderの大きな特徴です。
BigBoss QuickOrderのダウンロード手順
BigBoss QuickOrderのダンロードはとても簡単。普段スマートフォンにアプリを取り込むのと同じ手順で、Androidの場合は「Google Play」から、iPhoneの場合は「App Store」からダウンロードする形です。
まずは公式サイトから「取引プラットフォーム」→「モバイルアプリ」→「BigBoss QuickOrder」と進みましょう。
あとは端末に応じてダウンロードするだけです。
スマートフォンでサイトを開いている場合は、そのまま「App Store」「Google Play」のバナーから進みダウンロードしてください。
パソコンでサイトを開いている場合はスマートフォンを取り出し、QRコードを読み込んでダウンロードへと進みましょう。
スマートフォンにBigBoss QuickOrderのアイコンが表示されていればダウンロード完了です。
なお、BigBoss QuickOrderを利用するためにはMT5口座のアカウントが必要です。
MT4口座のアカウントではBigBoss QuickOrderを利用することができませんので、すぐにMT5口座を開設しましょう。
BigBossでは追加で口座を5つまで開設することができます。6口座目以降は個別で審査が発生しますので、サポートに問い合わせてみてください。
BigBoss QuickOrderへのログイン
アプリがダウンロードできましたら、BigBoss QuickOrderへログインしてみましょう。
「口座情報」もしくは「設定」をクリックします。
MT5口座のログイン情報を入力するとログインすることができます。
もしログイン情報を忘れてしまった場合は、BigBossから送られてきているメールを確認してみてみましょう。
BigBossで口座開設手続きが完了すると、ログイン情報が記載されたメールが送られてきますのでそちらから確認してみてください。
なお、BigBoss QuickOrderはMT5のデモ口座アカウントでもログイン可能です。
そのままデモトレードができますので、BigBoss QuickOrderの使い勝手を十分に試すことができます。
BigBoss QuickOrderの使い方を画像つきで解説
ここからはBigBoss QuickOrder実際の使い方について画像を交えて解説していきます。
画面やチャートのカスタマイズ方法についても説明してきますのでぜひ参考にしてみてください。
BigBoss QuickOrderで取引通貨ペアを表示させる方法
BigBoss QuickOrderに最初にログインしたデフォルトの状態では、以下の8種類の通貨ペアが表示されています。
この表示されている通貨ペアをカスタマイズする方法を説明してきます。
表示させる通貨ペアを追加するには検索マークをタップしましょう。
すると、現在表示されている通貨ペアにはチェックマークがついていますので、表示させたい通貨ペアの横の「+」をタップしてください。
表示がチェックマークに変わります。
最初の画面に戻って確認してみると「GBP JPY」のペアが表示されているがわかります。
逆に表示不要な通貨ペアがある場合は、チェックマークを外すことによって画面から削除することができます。
また、表示されている通貨ペアの順番を変える場合は設定の歯車マークをタップしましょう。
右の三本線を長押しすると通貨ペアを上下に移動させることができます。
トレードしやすいように、表示させる通貨ペアを自由にカスタマイズしてください。
BigBoss QuickOrderでの注文方法
BigBoss QuickOrderの注文方法はとても簡単です。
取引する通貨ペアをタップし「新規注文」から進んでください。
以下の項目を入力します。
- 注文方法(成行・指値・逆指値)
- 数量(ロット)
- 利確(利益確定価格)
- 損切(損切り価格)
③利確・④損切に関しては、特に設定しなくても注文可能です。
あとは「売(Bid)」「買(Ask)」のどちからかを1タップすれば新規で注文することができます。
テクニカルインジケーターとオブジェクトの表示方法
BigBoss QuickOrderでは、豊富なインジケーターとオブジェクトによって高度なチャート分析が可能です。
まずはチャートを表示させましょう。
通貨ペアをタップし「チャート」から進みます。
画面上部のアイコンでインジケーターを表示できるほか、時間足の選択やチャートの種類、配色などの細かな設定をすることができます。
インジケーターを表示させるには「Indicators」の部分をタップしてください。
表示させたいインジケーターをタップしましょう。
例えば、移動平均線=Moving Averageだけ見ても複数の種類があるのがわかります。
インジケーターの細かな設定はチャート上で行います。
インジケーターをタップし歯車マークから設定しましょう。
次にオブジェクトの表示方法になりますが、オブジェクトは画面左の部分になります。
上から2つ目のアイコンが各種ラインになり、トレンドラインはもちろんあらゆるラインをひくことができます。
また一般的なライン以外にも、別のアイコンではフィボナッチリトレースメントやエリオット波動といった高度なラインを表示させることも可能です。
このようにあらゆるインジケーター・オブジェクトが表示できるのがBigBoss QuickOrderの大きな特徴になりますので、色々と試してみてください。
BigBoss QuickOrderとMT4・MT5アプリの違い
BigBossではMT4とMT5のプラットフォームを利用でき、もちろんそれぞれのモバイルアプリも無料で利用することができます。
ではBigBoss QuickOrderとMT4・MT5アプリの違いはどこにあるのでしょうか?
まず最初にあげられるのがチャート機能のスペックの違いです。
以下の表はそれを端的に示した比較表になります。
比較項目 | BigBoss QuickOrder | MT4・MT5 |
---|---|---|
時間足の種類 | 9種類 | 9種類 |
インジケーターの種類 | 100種類以上 | 30種類 |
表示可能なオブジェクトの数 | 60種類以上 | 24種類 |
チャートの形状 | 7種類 | 3種類 |
時差の設定 | あり | なし |
インジケーターと表示可能なオブジェクトの数に大きな違いがあり、BigBoss QuickOrderのほうがより高度なチャート分析が可能になります。
次にあげられるBigBoss QuickOrderとMT4・MT5アプリの違いは、その将来性です。
それぞれのアプリをリリース時期で比較すると以下の通りになります。
- BigBoss QuickOrder→2022年
- MT4→2005年
- MT5→2010年
BigBoss QuickOrderが圧倒的に新しいプラットフォームであることがわかり、BigBoss公式のアナウンスからも今後益々アップデートされることが予想され、機能性の向上が大いに期待できると言えます。
それに対し、いまだ世界的に人気の高いMT4については、開発元のメタクォーツ社(MetaQuotes)が段階的に廃止する方針を明らかにしており、MT5への移行を推奨している状態です。
その証拠にMT4はここ数年全くアップデートがされていません。つまり、MT4の場合はある日突然利用できなくなることもあり得るということです。
したがって将来性を考えるなら、MT4よりはMT5やBigBoss QuickOrderの方に分があると言えるでしょう。
独自モバイルアプリをリリースしている海外FX業者について
BigBossのように、独自モバイルアプリをリリースしている海外FX業者というのは実は少数派になります。
ちなみにBigBoss以外で独自モバイルアプリをリリースしている主な海外FX業者は以下の通りです。
- easyMarkets
- Exness
- FBS
- FxPro
- HotForex
- IFC Markets
- iFOREX
- XM
この中でも評判が良いのは、業界大手のXMやeasyMarketsのモバイルアプリになります。
実際にXMやeasyMarketsのアプリも触ってみましたが、個人的にはBigBoss QuickOrderが1番しっくりきましたね。
上記以外の業者は「MT4」「MT5」「cTrader」といった他社提供のアプリを導入しているということです。
イギリスのスポットウェアシステム社によって開発されたプラットフォーム。操作性や動作スピードに優れている反面、使用できるEAが少ない等のデメリットもある。
やはり独自アプリとなると開発や運営にコストがかかるのは当然で、他社提供のアプリを導入する業者が多いのは無理もありません。
ただ利用する側からしてみれば「MT4」「MT5」「cTrader」のほかに独自のモバイルアプリという選択肢があるのは大きなメリット。
それだけ選択肢が増え、利便性も向上します。
たしかにMT4やMT5、それに加えてcTraderも利用できるのであれば取引環境としては申し分ないのかもしれません。
しかし独自アプリというのは、独自のサービスを提供できるプラットフォームという側面もあります。
つまり、時間やコストをかけて独自でアプリをリリースしている海外FX業者は、それだけ顧客目線でのサービス実現を目指していると捉えることもできるわけです。
そういった意味で、国内FX業者では当たり前の独自モバイルアプリを導入している海外FX業者からは目が離せないと言えるでしょう。
BigBoss QuickOrderに関するよくある質問
ここからはBigBoss QuickOrderに関するよくある質問に答えていきます。利用する際の参考にしてみてください。
BigBoss QuickOrderはMT4口座のアカウントでも利用できますか?
MT4口座のアカウントでは利用できません。
BigBoss QuickOrderはMT5口座アカウントのみで利用可能です。
口座開設がまだの場合は至急MT5口座の開設手続きを行いましょう。
BigBoss QuickOrderを利用するのに口座タイプの決まりはありますか?
BigBoss QuickOrderは、BigBossの2つの口座タイプ「スタンダード口座」と「プロスプレッド」両方で利用可能です。
ただし、いずれもMT5口座でなくてはいけませんので注意しましょう。
また、暗号通貨(仮想通貨)取引専用のCRYPTOS口座(旧FOCREX口座)では利用できません。
BigBoss QuickOrderは無料ですか?有料ですか?
BigBoss QuickOrderは無料で利用できるモバイルアプリになります。
BigBoss QuickOrderにログインするためのログイン情報がわからない
BigBoss QuickOrderにログインするためにはMT5口座のログイン情報が必要になります。
ログイン情報を忘れてしまった場合は、口座開設の際にBigBossから送られてきた「Live口座開設のお知らせ」というメールにログイン情報が記載されてますで確認してみてください。
もし、メールが見つからない場合は迷惑メールに紛れているかもしれませんので、そちらも合わせて確認しましょう。
それでもログイン情報がわからない場合はメールアドレスやパスワードの変更手続きが必要になりますので、カスタマーサポートに問い合わせてみてください。
BigBoss QuickOrderで自動売買することはできますか?
BigBoss QuickOrderは自動売買には対応していません。
自動売買を行う場合は、MT4かMT5を利用するようにしましょう。
まとめ
最後にもう一度BigBoss QuickOrderの特徴をまとめておきます。
- シンプルなデザイン
- 分析ツールが豊富+カスタマイズ性に優れている
- 1タップで注文可能
- FX以外の取引にも対応
- 随時アップデート
FXというのは月曜の朝から土曜日の朝まで24時間休みなく値動きがあるものですが、たとえ専業トレーダーであってもパソコンの前に張り付いているというのは至難の技です。
その点BigBoss QuickOrderがあれば、外出先からチャートを確認できるのはもちろん、パソコンと変わらない環境でトレードすることができます。
ぜひBigBoss QuickOrderをダウンロードして、万全の体制でトレードに臨みましょう。