IS6FXで取引できないとき、サーバー側に原因があるのか、自宅のパソコンやネット環境のトラブルか分からなくて困るときもあるでしょう。
トレードができない原因や解決方法を調べて、無駄に時間を費やしたくないですよね。今回は皆さんの手間を省く対処法をご紹介しています。
- IS6FXで取引できない場合に真っ先に確認すべきこと
- IS6FXの取引プラットフォームであるMT4が使えないときの対処法
結論から言うと、
ほとんどが一人で解決できるので安心してくださいね。
この記事では、IS6FXで取引できない主な原因がMT4に関係していることをお伝えし、それぞれの対処法を分かりやすく解説していきます。
プログラムをさわるなど難しいことは一切ないので、ぜひ最後までご覧ください。
IS6FXで取引できない場合まずサーバー移行を確認する
IS6FXで取引できないとき、最初に確認することはIS6FXのMT4サーバーへの移行についてです。
旧is6comから現ブランドIS6FXへとサービスが一新されるのに併せて、取引で利用するサーバーも高性能なタイプへ移行しています。
そのため旧is6comから取引をされている方の中には、MT4サーバー変更が完了していないためにIS6FXで取引できない人もいるようです。
旧MT4サーバーからの移行方法は「IS6FXのMT4サーバー移行の方法」で解説しているので、参考にしてくださいね。
IS6FXのMT4で取引できない3つの原因と対処法
サーバー移行が完了済みの方で、IS6FXで取引できない3つの原因は次の通りです。
- 取引できる通貨ペアを選択していない
- PC対応MT4で「回線不通」で取引できない
- オフクオート(Off quotes)で取引できない
一つずつ対処法を解説していきます。
原因1:取引できる通貨ペアを選択していない
1つ目の原因は、取引できる通貨ペアを選択していないことです。
IS6FXでは口座タイプの違いでMT4に表示される通貨ペアの表示が変わります。
口座タイプ | ドル円 | ユーロドル | ポンドドル |
---|---|---|---|
マイクロ口座 | USDJPY | EURUSD | GBPUSD |
スタンダード口座 | USDJPY.std | EURUSD.std | GBPUSD.std |
スタンダード口座の通貨ペアの後には「.std」が追加されます。
例えばドル円なら、マイクロ口座では「USDJPY」、スタンダード口座では「USDJPY.std」と表示されます。
初期状態ではマイクロ口座の通貨ペアのみが表示されているため、
スタンダード口座を開設した方の多くがIS6FXで取引できない状態になりがちです。
さっそく解決策を紹介しますね。
PC対応MT4の対処法
IS6FXのPC対応MT4において、スタンダード口座で取引できる通貨ペアを表示する方法を解説します。
初期設定では、通常気配値ウィンドウにマイクロ口座で取引できる通貨ペアのみが表示されているので、余白で右クリックをしてから「すべて表示」をクリックします。
気配値ウィンドウに「.std」が付いた通貨ペアが表示されるので、スタンダード口座でも取引が可能になります。
また、取引対象銘柄のみを表示したいときは、余白で右クリックした後に通貨ペアをクリックします。
その後、2つの「Forex」が表示されるので「下のForex」をクリックします。
取引対象の通貨ペア①を選択して表示②をクリックします。
気配値ウィンドウに選択した通貨ペアが表示されるので、新規注文で取引ができるようになります。
一つ一つ画像通りにすすめば大丈夫です!
iPhone・Andoroid対応MT4の対処法
スマホアプリ対応MT4の対処法もPC版と同様です。
ログインするとマイクロ口座で取引できる通貨ペアのみが灰色表示されています(①)
画面右上の「+」をタップして、スタンダード口座で取引できる銘柄を追加していきます(②)
今回は通貨ペアを追加しますね。下に表示されている「Forex」をタップします。
「.std」の付いた通貨ペアが新たに表示されるので、取引したい銘柄を好きなだけタップします。
今回は「AUDCAD.std」「AUDCHF.std」「AUDJPY.std」を選びました。
気配値ウィンドウに移ると(①)、EURUSDの下に先ほどタップした「AUDCAD.std」「AUDCHF.std」「AUDJPY.std」が表示されています(②)
後は取引したい通貨ペアをタップするだけで発注できるようになります。
なお、取引しない銘柄はペンアイコン(③)をタップして削除できるので、表示を整理するときに活用してください。
原因2:PC対応MT4で「回線不通」で取引できない
2つ目の原因は、PC対応MT4で「回線不通」になることです。
4通りの対処法をご紹介します。
- 自宅のネット回線状況とパソコンの状態を確認する
- 旧is6comのMT4サーバーからIS6FXへ移行する
- MT4再起動→再ログイン→サーバー再スキャンをする
- MT4を再インストールする
対処法1:自宅のネット回線状況とパソコンの状態を確認する
1つ目の対処法は、自宅のネット回線状況とパソコンの状態を確認することです。
基本的なことですが、各種機器の稼働状態やケーブルの接続状況をを一つずつ確認しましょう。
対処法2:旧is6comのMT4サーバーからIS6FXへ移行する
2つ目の対処法は、旧is6comのMT4サーバーから現IS6FXのMT4サーバーへ移行することです。
旧is6comはTECワールドグループに買収されて以降、取引環境の改善の一貫としてMT4サーバーを強化しました。
それに伴いユーザーはMT4サーバーの変更が必要なので、まだ移行が済んでいない方は「IS6FXのMT4サーバー移行方法」を参考にしてください。
対処法3:MT4再起動→再ログイン→サーバー再スキャンをする
3つ目の対処法は、MT4再起動→再ログイン→サーバー再スキャンを順番に試すことです。
サーバー側の一時的な接続障害や内部プログラムのエラー等によっても回線不通になることがあるようです。
上述のハード機器の稼働状態に問題ながないときに試していきます。
なお、サーバー再スキャンはMT4画面右下にある接続状況のアイコンを左クリックすることで表示されます。
1回で回線不通が直らないときは、時間をおいてから再度試してみましょう。
原因4:MT4を再インストールする
4つ目の対処法は、MT4を再インストールすることです。
上記3つの対処法でも改善されないときは、内部プログラムに不具合が生じているなど技術的な問題が考えられます。
この場合、MT4をアンインストールしてからIS6FXのMT4を再インストールしましょう。
なお、IS6FX公式サイトのダウンロード先は下記の通りです。
公式サイトでIS6FXのMT4をダウンロードする場合はこちらをクリック
MT4自体を再インストールするのが手っ取り早そうですね。
原因3:オフクオート(Off quotes)で取引できない
3つ目の原因は、オフクオート(Off quotes)です。
オフクオートは主に2つの原因で起こります。
- 流動性が低い時間帯:重要な経済指標の発表前後と市場取引開始時や終了直前
- 機関投資家が注目しておらず売買代金の少ない金融商品
2つの原因を避けていてもオフクオートによりIS6FXで取引できない可能性も僅かながらあります。
そんなのときは、IS6FXのサポートスタッフに直接問い合わせてみてください。
IS6FXで取引を拒否される禁止行為とは
ここからはIS6FXで取引を拒否される禁止行為について簡単に触れておきます。
規約違反をすると取引できなくなるので、IS6FXのガイドラインの中から注意するポイントを以下の記事で4項目にまとめてあります。
特にFX初心者の方に注意していただきたい「うっかり犯してしまいがちな禁止行為」など分かりやすくまとめてあるので、参考にしてくださいね。
IS6FXで取引できない曜日・日付・時間帯
続いてはIS6FXで取引できない日付・曜日・時間帯についてです。
IS6FXに限らず一般的な内容ですが、再度確認しておきましょう。
土曜日と日曜日は取引できない
1つ目ですが、土曜日と日曜日はIS6FXで取引できません。
あらゆる金融商品は、主に日本時間早朝のニュージーランド市場から取引が始まり、米国NY市場で取引の終わりを迎えますが、土日は全ての市場が閉じているのでIS6FXで取引できません。
元日(1月1日)は取引できない
2つ目は、元日(1月1日)はIS6FXで取引できません。
新年をお祝いする日として、全ての市場が休場となります。
なお、元日以外であっても年末年始は流動性が著しく低下します。
IS6FXのスプレッドも広がりやすいので、取引を控えた方が良いでしょう。
取引所のメンテナンス時間帯は取引できない
3つ目は、IS6FXが取引所のメンテナンスをする時間帯は取引ができません。
新たな機能の追加、既存機能の調整、サーバー状況の確認など、最高の取引環境を提供するためにIS6FXは定期的にメンテナンスを実施しています。
なお、メンテナンス時間はメールやニュースで事前に告知されるのでご安心ください。
注意:各国の祝日は取引できる時間帯を要確認
最後に注意点ですが、各国の祝日は取引できる時間帯を確認してください。
例えばクリスクマスはIS6FXに限らず多くの国内外FX会社は取引時間を短縮します。
売買代金の大きいロンドンとニューヨーク市場がともに休場になり、流動性が著しく低下するためです。
また、日本の祝日は東京市場が休場でも海外市場は通常通り取引が行われています。
各国の祝日によってIS6FXで取引可能な時間帯が変わるので、公式アナウンスでご確認ください。
一般的な内容の再確認でした。
IS6FXのMT4サーバー移行の方法
ここからは旧is6comからMT4を利用しており、そのMT4から現IS6FXのMT4サーバーへ移行する方法を解説します。
公式サイトからMT4をダウンロードして再設定する手間を省きたい方はお役立てください。
PC対応MT4のサーバー移行方法
まずはパソコンにインストール済みのMT4を開きます。
続いて左上の「メニュー」から「ファイル」→「デモ口座の申請」の順にクリックします。
デモ口座申請がポップアップされるので、「新しいブローカーを追加します。」をクリックします。
空欄に「is6technologies」を入力してEnterキーを押します。その後、自動でIS6FXのMT4サーバーに更新されます。
更新後に再び左上のメニューから「ファイル」→「デモ口座の申請」の順にクリックします。
その後表示される「IS6FX-Live」または「IS6FX-Demo」を選択します。
既存のアカウントをチェックして「ログインID」と「パスワード」を入力して完了です。
久々のログインでIDとパスワードを忘れてしまった方は、マイページの「MT4口座のパスワード確認」から問い合わせてくださいね。
iPhone・Andoroid対応MT4のサーバー移行方法
スマホアプリ対応MT4の対処法もPC版と同様です。アプリを起動して表示される「既存のアカウントにログインまたは・・・開始する」をタップします。
「既存のアカウントにログイン」をタップします。
デモ口座「IS6Technologies-Demo」またはライブ口座「IS6Technologies-Live」をタップします。
「ログインID」と「パスワード」を入力して(①)、ログインをタップします(②)
以上で終了です。なお、IS6FX公式サイトから案内されているiPhoneまたはAndroid対応MT4からダウンロードすることにより、MT4アプリ内でIS6FXのサーバーを検索する手間を省くことが出来ます。
公式サイトでMT4アプリをダウンロードする場合はこちらをクリック
お疲れさまでした。困ったときはこの記事を読み返してくださいね。
IS6FXで取引できないときによくある質問
最後にIS6FXで取引できない時によくある質問と回答をまとめます。
MT4にログインできずに取引できない原因と対処法は?
ログインIDとパスワードを間違えているかもしれません。
IS6FXで口座開設した際、登録したメールアドレス宛てにIDとパスワードが送付されています。
それらの情報を正確に入力することをお試しください。
取引プラットフォームがMT4 WebTraderでも原因と対処法は同じですか?
MT4 WebTraderでは原因や対処法が変わってきます。
クラウドサーバー上で管理されておりMT4をインストールする必要がないため、利用されているパソコンと通信環境に問題がなければサーバー側に原因があると考えられます。
もしMT4 WebTraderで取引できないときは、IS6FXのサポートスタッフへ直接お問い合わせください。
「口座が無効」と表示されて取引できない原因と対処法は?
IS6FXでは120日間MT4を起動しない状態が続くと、対象口座が自動的に休眠口座となります。
取引を再開する際には、サポートスタッフに連絡することで3営業日以内に休眠解除していただけます。
IS6FXで取引できない場合はMT4の使い方を再確認する
ここまでIS6FXで取引できない場合の原因と対処法について、ご自身で解決するための方法を解説してきました。
IS6FXサーバーや内部プログラムの不具合以外は概ね自力で解決できそうですね。
- IS6FXで取引できない場合、まずはIS6FXのMT4サーバーへ移行が完了しているかを確認する
- IS6FXのMT4で取引できない場合、各トラブルの原因に合わせて対処法を一つずつ実行する
IS6FXで取引できない主な原因は、取引プラットフォームのMT4に関係していることがわかりました。
ぜひ本記事をブックマークしていただき、IS6FXで取引できないときに読み返してくださいね。