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Tradeviewの取引時間をわかりやすく解説【2022年】

A子さん
Tradeviewの取引時間について詳しく知りたい!
という方向けの記事です。

以下のような疑問を解決していきます。

「Tradeviewで取引できる曜日・時間はいつ?」
「Tradeviewの取引ソフトで使われている時間の基準は?」
「クリスマスと年末年始の営業スケジュールはどうなる?」

また、スプレッドの広がりやすい時間やトレードに狙い目の時間についても解説しています。

最後まで読めば、Tradeviewの取引時間について完璧に理解できます!

目次

Tradeviewの通貨ペア・銘柄ごとの取引時間

Tradeviewの通貨ペアの取引時間は下記の通りです。

  • 夏時間適用期間:(日本時間)月曜日朝6:05~土曜日朝5:55
  • 冬時間適用期間:(日本時間)月曜日朝7:05~土曜日朝6:55

「夏時間適用期間」と「冬時間適用期間」で、市場の開場時間と閉場時間が1時間ずれます。

夏時間・冬時間とは?

海外にはサマータイム制度が存在します。

サマータイム制度というのは、夏の時期の日照時間が長い間、時計の針を1時間早めるという制度です。

ユウ
明るい時間を有効活用するための制度です!
FXでは外国の時間を基準に取引が行われるので、日本でトレードする場合でもサマータイムによる「夏時間」「冬時間」の影響を受けます。

毎年、夏時間と冬時間に切り替わるタイミングが決まっています。

サマータイムの導入国により若干の違いはありますが、下記はアメリカ現地時間での決まりは以下の通りです。

  • 夏時間:3月第2日曜日午前2時~11月第1日曜日午前2時
  • 冬時間:11月第1日曜日午前2時~3月第2日曜日午前2時

夏時間・冬時間の切り替わりにはメールが届く

Tradeviewで口座開設をした後なら、

夏時間と冬時間の切り替わりを知らせるがメールが届きます。

こまめにメールをチェックしておけば、

A子さん
いつの間にか取引時間が変更になっていた!
ということにはなりません。

Tradeviewで取引できない時間帯について

Tradeviewでは、土日以外原則24時間取引が可能ですが、

早朝の10分間は取引が出来ません。

  • 夏時間:5:55~6:05
  • 冬時間:6:55~7:05

この時間はロールオーバータイムと呼ばれ、スワップポイントが発生する基準になる時間です。

Tradeviewでは、システムメンテナンスもロールオーバータイム内で行っています。

そのため、ポジションを持っている・持っていないにかかわらず、「新規注文」「決済注文」ができなくなります。

ロールオーバータイムとは?

ロールオーバータイムとは、ポジションを翌日に持ち越すロールオーバーの基準になる時間を指します。

つまりロールオーバータイムを超えてポジションを持っていた場合、ポジションは翌日に持ち越されたと判断します。

仮に朝6:50にポジションを保有してロールオーバータイムを超えても、ポジションは翌日に持ち越した事になります。

ユウ
「何時間ポジションを持ったか」ではなく、「ロールオーバータイムを超えたか」でポジションの持越しが判断されるということですね!

スワップポイントの発生タイミング

FXでは、通貨ペア間の金利差によってスワップポイントが発生します。

スワップポイントは毎日日割りで計算されますので、ポジションを保有した日数分スワップポイントが加算または減算されることになります。

金利の高い方の通貨を買っている場合は、毎日スワップポイントが入り、逆に金利の高い方の通貨を売っている場合は、スワップポイントを払う事になります。

スワップポイントが発生するタイミングは、ロールオーバータイムを跨いだタイミングとなります。

スワップポイントの付与率は各FX業者によって違いますので、

  • スワップトレードをする場合
  • 長期トレードをする場合

など、スワップポイントの影響を受けやすいトレードをする場合は、事前に確認が必須です。

TradeviewはGMTいくつが基準?

FXでは世界中のトレーダーが同時に取引を行っていますが、一体どこの国の時間を基準にしているのか疑問に思った方もいるかもしれません。

この基準となる時間は、FX業者によって違います。

一般的には各業者のサーバーが置かれている国の時間を基準にしています。

ユウ
この時間の事をサーバー時間と呼びます。
Tradeviewのサーバー時間は、GMT+2(東ヨーロッパ時間)が基準となっています。

MetaTraderのチャートに表示されている時間は、GMT+2の時間ということになります。

日本時間は、GMT+9ですので、Tradeviewの基準とするGMT+2とは7時間時差がある事になります。

また、日本にはサマータイム制度がないので、夏時間適用期間の時差は6時間になります。

GMT(Greenwich Mean Time)とは?

GMTとは、Greenwich Mean Time(グリニッジ・ミーン・タイム)の頭文字で世界の時間の基準となる時刻を指します。

この基準となっているのが、イギリスのグリニッジ天文台にあたる子午線である事から、GMTと呼ばれています。

GMTは、1884年の国際子午線会議で始まった世界の時刻表示の統一規格です。

具体的には、経度が15度ずれると、時刻が1時間ずれるというのが基本的な発想です。

例えば、イギリスが基準時の「±0時間」になりますので、経度+135度にある日本は「+9時間」となります。

そのため、もしイギリス時間が13時だとすると、日本時間は「+9」なので22時ということになります

取引プラットフォームに表示される時間は何時間?

取引プラットフォームに表記される時間は、全てサーバー時間になります。

MT4、MT5、cTrader、どのプラットフォームでも表示される時間は、サーバー時間になります。

慣れるまではややこしいですが、冬時間で7時間、夏時間で6時間の時差と覚えておけば、戸惑う事もありません。

また、MT4やMT5では時刻表示を日本時間に変更するインジケーターが数多く開発されています。

ほとんどが無料なので、日本時間でチャートを見たい場合は、導入してみるのも良いでしょう。

ユウ
ちなみにcTraderはデフォルトの機能で日本時間表示に変更することが可能です。

但し、FXは2国間の通貨ペアを売買しますので、経済指標や主要人物の講演などの時間が、現地時間で表記される場合もしばしばあります。

その時は結局日本時間に変換し直さなくてはいけない為、どちらの時間で表記しても手間は変わらないかもしれません。

GMTによる時差の計算にいち早く慣れた方が良いとも言えます。

Tradeviewで取引に注意が必要な時間

Tradeviewはスプレッドの狭さで人気を集める海外FX業者ですが、取引する時間によってスプレッド差がでます。

特に早朝や重要な経済指標等の発表前後は、スプレッドが大きく広がる傾向にあるので注意が必要です。

Tradeviewでも早朝はスプレッドが広がる

Tradeviewのスプレッドは非常に狭いのですが、早朝のように取引量が少なくなる時間帯にはスプレッドが大きく広がります。

次の表は、Tradeview の平常時と早朝時の平均スプレッドを通貨別に一覧にしたものです。

通貨ペア ILC口座通常時 ILC口座早朝時
USDJPY 0.1pips 0.3pips
EURUSD 0.2pips 1.1pips
GBPUSD 0.5pips 1.0pips
EURJPY 0.4pips 1.0pips
GBPJPY 0.5pips 1.8pips
AUDJPY 0.5pips 0.9pips

通貨ペアによって差はありますが、中には1.3Pipsもスプレッドが広がっている通貨ペアもあります。

ユウ
取引量の少ないマイナーな通貨ペアほど、スプレッドの開きが大きくなります。
Tradeviewに限らず、FXでは東京市場が開場する午前9時までの時間帯は、流動性も低くく、スプレッドが広がりやすくなっています。

また、流動性が低い分、突発的に大きく動く事もありますので、その点も注意しなくてはなりません。

Tradeviewで取引するなら何時がおすすめ?

Tradeviewで取引するのにおすすめの時間は、主要国の市場がオープンしたタイミングです。

この時間帯は流動性が高くなっているのでスプレッドが狭く、値動きも安定しています。

オススメの時間帯は以下の通りです。

  1. 東京時間:日本時間9時~15時くらい
  2. ロンドン時間:日本時間17時~翌1時くらい
  3. ニューヨーク時間:日本時間21時~翌7時くらい

時間帯によって、値動きや動きの出る通貨ペアに違いがありますので、自分に合った時間帯を選びましょう。

東京時間 日本時間9:00~15:00

東京時間は、東京市場がオープンしている時間です。

オセアニア市場がオープンした後、9時に日本市場がオープンすると、徐々に市場は活発になってきます。

特に10時の仲値発表までは、値幅が大きくなりやすいです。

また、ゴトウ日(5・10日)には、実需の売買も活発になるので、大きく動く事があります。

日本時間は、ロンドン時間やニューヨーク時間に比べると値動きが緩やかなので、初心者に向きと言われています。

ロンドン時間 日本時間17:00~翌1:00

ロンドン時間は、ロンドン市場がオープンしている時間です。

イギリスは取引高が世界一を誇る金融大国ですので、ロンドン時間に入ると値幅が大きくなってきます。

特に投機的な資金が多く入って来る時間でもあるので、荒い値動きになりやすい特徴を持っています。

ヨーロッパの市場参加者が増えますので、ユーロやポンドに特に動きが出てきます。

ポンドは特に荒い値動きをする事が多いので、この時間のポンドが絡む通貨の取引は上級者向きと言えます。

ニューヨーク時間 日本時間21:00~翌7:00

ニューヨーク時間は、ニューヨーク市場がオープンしている時間です。

21時や0時には、重要な経済指標の発表などもありますので、指標発表前後は大きく動く事があります。

また、翌1時にはロンドンフィキシングと呼ばれる、ロンドンでの仲値の決定がありますので、実需筋の売買で大きく動く事があります。

ニューヨーク時間は最も市場参加者が多い時間帯なので、流動性が大きくなる分動きが出やすい時間帯となっています。

特に、21時から翌1時の間は、ヨーロッパ勢とニューヨーク勢の両方が市場に参加しているので、最も流動性が大きくなります。

ユウ
この時間をゴールデンタイムと呼んだりもします。

Tradeviewの取引スケジュールについて

Tradeviewは、基本平日24時間取引が可能ですが、

クリスマスや年末年始、一部の祝日は取引時間が変更になります。

取引時間が変更になる日は、曜日の関係で毎年変わります。

毎年、該当日の1~2週間前にスケジュールがTradeviewより発表されるので、忘れずにメールをチェックするようにしましょう。

Tradeviewのクリスマスの取引スケジュール

クリスマス当日は閉場の為、取引が出来ません。

ここでは2020年のスケジュールがまだ発表されていませんので、2019年のスケジュールを掲載いたします。

2019年 12/24(火) 12/25(水) 12/26(木)
取引時間 開場時間 22:05 閉場 22:05
閉場時間 22:00 22:00

Tradeviewの年末年始の取引スケジュール

年末年始も元旦は閉場の為、取引が出来ません。

2019年のスケジュールは以下の通りです。

2019年 12/31(火) 1/1(水) 1/2(木)
取引時間 開場時間 22:05 閉場 22:05
閉場時間 22:00 22:00

Tradeviewのメンテナンスが行われるのはいつ?

Tradeviewのシステムメンテナンスは原則、平日のロールオーバータイム、または土日に実施されます。

その為、基本的には「Tradeviewではメンテナンスで取引ができない」という事はありません。

ただし、システム障害が発生した場合、平日の取引可能時間帯に緊急メンテナンスが行われる可能性はあります。

システムが弱い業者の場合、アクセスが集中する事でシステムがダウンする事がありますが、Tradeviewではそうしたシステムダウンの発生も今までに報告されていません。

メンテナンス中は取引ソフトにログインできなくなる

システムメンテナンスを実施しているときは、取引ソフトにログインすることができなくなります。

注文はもちろん、残高や所有ポジションの確認もできなくなるので注意が必要です。

ただし、Webの会員ページ上からは有効証拠金や証拠金維持率を確認することが可能です。

メンテナンス中に確認の必要が出てきた場合は、会員ページから確認しましょう。

 

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この記事を書いた人

FX歴8年目の専業トレーダー。2018年に国内FXから海外FXへ移行。ゼロカット・ハイレバを活用した低リスクトレードで生計を立てている。現在はIS6FX、XM、BigBossを主に利用中。元Web系エンジニア。

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