XMの口座間で資金移動させる方法｜注意点や役立つテクニックも解説

という方向けの内容です。

この記事では、以下のような疑問を解説していきます。

XMの口座間で資金移動する手順

XMでは1人あたり8つまで複数口座(追加口座)を開設することができます。

この複数の口座間で資金を移動させる方法を解説します。

XMで資金移動に関するQ&A

ここからは、XMで資金移動するときの疑問を一つ一つ解説していきます

XMの口座間で資金移動した時、ボーナス(クレジット)はどうなる？

XMの口座間で資金移動すると、

ボーナス(クレジット)も移動資金の額と同じ割合で移動します。

口座X→口座Yへ10万円移動した場合

移動前	口座X	口座Y
残高	100万円	10万円
クレジット(ボーナス)	50万円	2万円

移動後	口座X	口座Y
残高	90万円	20万円
クレジット(ボーナス)	45万円	7万円

「口座Xの残高10％に当たる『10万円』が口座Yへ移動」したので、

「口座Xのクレジット(ボーナス)も同割合の10％に当たる『5万円』も口座Yへ移動」となります。

ただし、次の条件に該当する場合、資金移動でボーナスが消えることがあるので注意が必要です。

ボーナスのみを別口座に移動することはできる？

もし、XM口座間でボーナスのみの移動が可能なら…

と考えたことありませんか？

しかし、残念ながらボーナスのみの移動はできません。

XMでは、資金移動した残高と同じ割合のボーナスクレジットしか移動ができません。

という疑問をお持ちの方もいると思います。

結論から言うと、以下の2つのケースにおいて「ボーナスのみの口座」が成立します。

XMでは新規口座開設時に「3,000円分の口座開設ボーナス」が受け取れます。

3,000円分の口座開設ボーナスは、未入金の段階で反映されるので、ボーナスのみの口座が成立します。

もう一つのパターンは、XMポイント(XMP)をボーナスクレジットに交換して、その預入先を空の口座に指定した場合です。

XMではボーナスのみの口座を活用して大きく稼ぐ裏技が存在します。

詳しくは、以下の記事で解説しています。

XMで資金移動した時に手数料はかかる？

XMの口座間で資金移動した場合、

同じ基軸通貨の口座であれば手数料はかかりません。

しかし、口座の基軸通貨が異なると手数料がかかってしまいます。

XMの取引口座の基軸通貨は、口座開設時に下記3種類から選択します。

例えば「日本円/JPY口座→日本円/JPY口座」といった基軸通貨が同じ口座間の資金移動は、手数料がかかりません。

しかし、「日本円/JPY口座→ユーロ/EUR口座」といった基軸通貨が異なる口座間の資金移動だと、手数料がかかります。

基軸通貨が異なる取引口座間で資金移動する場合、

欧州中央銀行(ECB)レートで計算された0.3％が手数料になります。

口座の基軸通貨による手数料

口座の基軸通貨の種類	手数料
同じ	なし
異なる	0.3％(欧州中央銀行(ECB)レートで計算)

ECBレートの確認と、換算シミュレーションは以下のサイトで簡単に行えます。

≫https://www.iban.jp/exchange-rates

XMで資金移動をしたとき、反映までにどれくらい時間がかかる？

XMの資金移動は、

資金移動リクエストを送信した時点で即時反映されます。

と疑問に思ってしまいますが、反映まで待ち時間は発生しないので安心してください。

XMでポジション保有中に資金移動することはできる？

XMでは、ポジション保有中でも資金移動は可能です。

しかし、「証拠金維持率」が150％以下になるような金額の資金移動はできません。

計算式からポジションの含み損が多ければ、

つまり、移動できる資金額も少なくなります。

逆に、ポジションの含み益が多ければ、

となるので、移動できる資金額も多くできます。

もし「必要証拠金」の計算が難しく感じる場合は、

XM公式ページの計算ツールを使えばカンタンに計算できます。

≫XM公式『証拠金計算機』へ

残高がマイナスの口座へ資金移動するとどうなる？

残高がマイナスになっている口座へ資金移動することは可能です。

しかも、マイナス分を打ち消して資金移動されるのでは無く、

自動的にマイナスがゼロに戻された状態で資金移動されます。

移動した資金が、移動先口座のマイナス分と相殺されない理由は、

XMが「ゼロカットシステム」を導入しているという点にあります。

「ゼロカットシステム」が発動するタイミングは以下の通りです。
これならという心配をする必要はありませんね！

XMゼロ口座へ資金移動するとボーナスが消えるって本当？

資金移動先の口座タイプがゼロ口座(XM Zero口座)だった場合、

移動分のボーナスは全て消えてしまいます。

これはなぜかというと、ゼロ口座は取引や入金で発生するボーナスを除外した口座タイプだからです。

もし「スタンダード口座→ゼロ口座」の様に資金移動すると、スタンダード口座から移動されるべきだったボーナスが消えてしまいます。

「ゼロ口座へは絶対に資金移動しない」と覚えておきましょう。

ボーナス受取を希望しなかった口座へ資金移動するとボーナスはどうなる？

口座開設時に口座ボーナスの受け取りを希望するか否かを選択します。

この際に「ボーナスの受け取りを希望しません」で口座を作ると、

その口座へ資金移動してもゼロ口座と同じ様にボーナスは消えてしまいます。

ボーナスがある事で困る事など特にありませんので、

口座開設時には必ず「ボーナスの受け取りを希望します」で申し込んでおきましょう。

MT4⇔MT5のタイプが違う口座間の資金移動は可能？

取引口座のプラットフォームタイプを問わず、

「MT4用口座⇔MT5用口座」で資金移動は可能です。

MT4⇔MT5で資金移動した場合、適用される手数料、ボーナスの移動も今まで解説したルールと同じになります。

XMでは口座残高が0の場合、ボーナスだけ他の口座に移動することはできる？

口座残高が0の場合、口座にボーナスクレジットが残っていたとしても、

ボーナスクレジットのみを資金移動することはできません。

ボーナスのみの口座のボーナスクレジットを他口座に移したい場合は、その口座に入金をしたあとで「資金移動リクエスト」を送る必要があります。

XMの資金移動の最低金額は？

XMでは「500円」から別口座に資金移動が可能です。

資金移動で口座残高を守るテクニック

「余剰証拠金に余裕を持たせた取引」
「余剰証拠金カツカツの取引」

この2つのケースを比較すると、ゼロカットをされた場合、

「余剰証拠金カツカツの取引」の方が最終的な損失額は少なくすることができるということです。

これはなぜかというと、XMのゼロカットは「口座ごとに適用される」という特徴があるからです。

もし、コロナショックのような大きな為替変動が短期間で起こった場合、

余剰証拠金に余裕を持たせて取引をしていたら、

当然余剰分の証拠金も巻き込んでマイナス分すべてが0に戻されてしまいます。

もし、取引に必要でない証拠金を他の口座に移しておけば、
ポジションを保有している口座がゼロカットされた時も、移動させた資金はゼロカットの対象にならず、守られます。

これは、週末ポジションを持ち越す場合にも有効です。

土曜日曜に大きな材料が出た場合、月曜朝に一瞬で強制ロスカットされる場合があります。

あらかじめ取引には不要な証拠金を別口座に逃がしておくことで、最終的な損失額を抑えることができます。

別口座に資金を移動させておけば、レバレッジ規制を回避できるって本当？

XMでは口座残高が増えると、レバレッジ制限の対象になります。

口座残高	レバレッジ制限
～$20,000(約200万円まで)	1～1000倍
$20,001～(約200万円以上)	1～200倍
$100,001～(約1,000万円以上)	1～100倍

このとき、

という疑問が出てきます。

結論から言うと、

資金移動でレバレッジ規制を回避することができません。

これはなぜかというと、

XMのレバレッジ規制は、

アカウントの総口座残高に対して適用されるからです。

どんなにXMの別口座に資金を移しても、アカウントの総口座残高は変わらないので、資金移動でレバレッジ規制を回避することはできないというわけです。

じゃあレバレッジ規制を回避する方法はないの？

XMでレバレッジ規制を回避する裏技として、bitwalletを使うという方法があります。

bitwalletはXMの口座間で簡単に入出金を行うことができるので、

もし、口座残高が200万円を超えそうになったら、

一度bitwalletに逃がすことでレバレッジ規制を回避することができます。

しかし、「bitwalletは入金額以上の出金ができない」という特徴があるので、あらかじめbitwalletを使用して口座に入金しておく必要があるということを忘れないようにしてください。

まとめ

XM追加口座への資金移動の方法と注意点、覚えておきたい役立つテクニックなどを解説してきました。

XMでの資金移動はカンタンにできます。

しかし、移動先の口座タイプがゼロ口座だったりすると、折角貯めたボーナスも活かすことができずに消失してしまいます。

ボーナスが全てではありませんが、きちんと資金移動をしてボーナスを有効活用していきましょう！