IS6FXのロスカット水準は?
ロスカットはいつどのように行われる?
取引ロット数に対する必要証拠金の目安やロスカットまでに許容できる含み損を知りたい。
本記事ではこのような疑問に答えていきます。
FXの取引を行うにあたって「ロスカット」は必ず理解しておかなくてはいけないポイントです。
特にIS6FXのように、少ない資金でより大きなポジションが持てる高レバレッジ取引が可能な環境では、なおさらロスカットの仕組みについて知っておく必要があります。
ロスカットは取引ロット数や必要証拠金が大きく関係してきます。
それを知らずに取引しても、ただただ資金を失う結果になってしまいますからね。
この記事では、IS6FXのロスカットについて徹底解説していきます。
ロスカット水準やタイミングについての解説はもちろん、口座残高別ロットと必要証拠金の目安や許容できる含み損についもシミュレーションしてみました。
IS6FXのロスカットの全てがわかる内容になっていますのでぜひ最後までご覧ください。
- IS6FXのロスカット水準と執行までの流れ
- 口座残高別の取引ロット数に対する必要証拠金の目安とロスカットまでに許容可能な含み損について
- ロスカットを回避するためのヒント
IS6FXのロスカット水準について
結論から先に申し上げますと、IS6FXでは証拠金額維持率が20%以下になるとロスカットが執行されます。
ただ、これだけ最初に言われてもピンと来ない方も多いでしょう。
そこでまずはロスカットとはいったい何なのか、さらには証拠金維持率や必要証拠金といった言葉の意味から解説していきます。
そもそもロスカットや必要証拠金とは?
ロスカットとは、保有するポジションの含み損が一定の水準を超えた際に、FX業者の判断で強制的にポジションが決済されてしまうことを指します。
強制ロスカットなんて言い方もされます。
多くのFX業者において、ロスカットの基準となるのが証拠金維持率です。
証拠金維持率とは口座の資産状況を表す指標で、簡単に言うと保有ポジションに対する口座資金の余力を示す数値になります。
証拠金維持率の求め方は以下の通りです。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
ちなみに、必要証拠金と有効証拠金の説明に関しては以下の通り。
ポジションを建てるための必要最低限の証拠金のこと
【求め方】必要証拠金=取引数量×通貨換算レート÷レバレッジ
含み損や含み益を加味した証拠金残高のこと
【求め方】有効証拠金=証拠金残高±含み損益
保有するポジションの含み損が拡大すると、それだけ有効証拠金が減らされるわけで、必要証拠金に対する有効証拠金の割合が下がります。
そしてその割合が、各FX業者が定める数字を下回るとロスカットが執行されるということです。
IS6FXのマージンコールとロスカット水準を図で解説
ここからはIS6FXのロスカットについて詳しく見ていきます。
前述したように、IS6FXのロスカット水準は証拠金維持率20%以下です。
つまり「有効証拠金÷必要証拠金×100」の値が20%以下になった場合にロスカットが執行されるということになります。
実際のロスカットまでの流れは以下の通りです。
IS6FXではロスカットの前に証拠金維持率が50%を切った時点でマージンコールが入ります。
マージンコールとは「このまま含み損が拡大するとロスカット水準に達してしまいますよ」というお知らせのことで、ロスカットアラートとも呼ばれています。
例えば有効証拠金が5万円、必要証拠金が1万円だった場合のマージンコールおよびロスカットになる証拠金のラインは以下の通りです。
【マージンコール】証拠金維持率50%=有効証拠金(5,000円)÷必要証拠金(1万円)×100
【ロスカット】証拠金維持率20%=有効証拠金(2,000円)÷必要証拠金(1万円)×100
つまり、含み損によって有効証拠金が5万円から5,000円になった時点でマージンコールが入り、さらに含み損が拡大し有効証拠金が2,000円になった時点でロスカットが執行されることになります。
このようにIS6FXでは必ずマージンコールを経てロスカットという流れになりますので、ロスカット水準とともにマージンコールの証拠金維持率50%以下という数字も頭に入れておきましょう。
複数のポジションを保有している場合には、損失額の大きなポジションから順次「マージンコール→ロスカット」という流れで、証拠金維持率20%を上回るまでロスカットが執行されます。
IS6FXのロスカット水準を他のFX業者と比べてみた
IS6FXの証拠金維持率20%以下というロスカット水準は他と比べるとどうなのでしょうか?
ここでは海外と国内、それぞれのFX業者のロスカット水準について見ていきます。
海外FX業者のロスカット水準比較
国内でも有名な海外FX業者のロスカット水準は以下の通りです。
海外FX業者 | マージンコール 証拠金維持率 | ロスカット 証拠金維持率 | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|
IS6FX | 50% | 20% | 1,000倍 |
AXIORY | 50% | 20% | 400倍 |
BigBoss | 50% | 20% | 1,111倍 |
easyMarkets | 70% | 30% | 500倍 |
FBS | 40% | 20% | 3,000倍 |
FxPro | 20% | 20% | 200倍 |
GEMFOREX | 50% | 20% | 1,000倍 |
iFOREX | なし | 0% | 400倍 |
IronFX | 40% | 20% | 1,000倍 |
MiltonMarkets | 100% | 50% | 1,000倍 |
TitanFX | 90% | 20% | 500倍 |
Tradeview | なし | 100% | 500倍 |
XM | 50% | 20% | 1,000倍 |
こうして見ると、ロスカット水準に関してはおおむね20%以下のところが多いのがわかります。
したがって、IS6FXのロスカット水準は平均レベルと言えるでしょう。
マージンコールがないところもチラホラ見受けられますが、個人的にはマージンコールは絶対あってほしいですね。いきなりロスカットはつらい…
国内FX業者のロスカット水準比較
国内の主なFX業者のロスカット水準についても見てきましょう。
なお、国内FX業者に関しては最大レバレッジが25倍と法律で定められています。
国内FX業者 | マージンコール証拠金維持率 | ロスカット証拠金維持率 |
---|---|---|
GMOクリック証券 | 100% | 50% |
DMM FX | 100% | 50% |
LINE FX | 140%・120%の2回 | 100% |
外為どっとコム | 200% | 50~100% |
ヒロセ通商 | 200% | 100% |
みんなのFX | 120% | 100% |
楽天証券 | 120%・100%の2回 | 50% |
ほとんどの業者がIS6FXの2倍のロスカット水準であることがわかります。
そのため、レバレッジの違いはありますが、取引の仕方によってははるかにロスカットが近くなりますので気をつけましょう。
FXにロスカットがある理由
ここまで見てきてIS6FXのロスカット水準が証拠金維持率20%以下であることがわかりました。
ではなぜIS6FXに限らずFX業者にはロスカットというシステムが存在するのでしょうか?
できれば強制的にポジションを決済されたくないですよね。
ロスカットがあるのはひとえにトレーダーを保護するためと言うことができます。
仮にロスカットがなく、損切りの設定もしていなかったとしたら、市場の急変によって保有ポジションの含み損がどこまでも拡大してしまうのが為替相場です。
もちろん証拠金がゼロになることもあるでしょうし、下手をすればマイナスだってなることがあります。
そういった事態から、取引の強制終了という形でトレーダーを守ってくれるのがロスカットということです。
たとえロスカットが執行されたとしても、口座には資金が残るわけで、またそこからトレードを行うことができます。
しかしロスカットがなかったら、新たに資金を入金するか相場から退場するかしかなくなるわけです。
したがってロスカットは、トレーダーにとってのセーフティネットとしての役割を果たしていると言えるでしょう。
なお、IS6FXはゼロカットシステムを採用していますので、口座残高がマイナスになっても、追証を求められることはありません。
詳しくはこちらの記事で解説していますのでチェックしてみてください。
口座残高別の必要証拠金の目安【1ロットの取引で許容できる含み損をシミュレーション】
ここからは口座残高によってどれくらいのポジションを取れるのか、またその際の許容できる損失はどれくらいなのか見ていきましょう。
なお、IS6FXでは口座を開設するだけで5,000円〜20,000円のボーナスを受け取ることができ、受け取ったボーナスのみでトレードを開始することができます。
ここではそのボーナス額に合わせて口座残高を細かくシミュレーションしてみましたので、トレードや入金の際の参考にしてみてください。
- IS6FXのボーナス対象口座であるスタンダード口座(最大レバレッジ1,000倍)でのシミュレーション
- 1ドル=140円と仮定
- スプレッドは織り込まない
口座残高が5,000円の場合(口座開設ボーナス最低額※1lotの取引不可)
まずは口座残高5,000円の場合のシミュレーションからです。
この5,000円という金額はIS6FX口座開設ボーナスの最低額になります。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約3,571% | 約497.2pips | 約4,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約357% | 約47.2pips | 約4,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 |
5,000円の証拠金ですと1ロットの取引を行うことができず、最大で0.2ロット(必要証拠金2,800円)になり、許容できる含み損が約22.2pipsといったところです。
【クロス円(ドル円・ユーロ円など)の計算式】
1pipsの値=エントリー枚数(通貨数)×0.01
【ドルストレート(ユーロドル・ポンドドルなど)の計算式】
1pipsの値=エントリー枚数(通貨数)×0.0001×現行の為替レート
口座残高が2万円の場合
IS6FXでは2万円の口座開設ボーナスキャンペーンも頻繁に開催されています。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約14,285% | 約1,997.2pips | 約19,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約1,428% | 約197.2pips | 約19,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 | 約142% | 約17.2pips | 約17,200円 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 |
1ロットの取引をできなくもないですが、ロスカットまでの許容含み損が17.2pipsですのであまりおすすめできません。
ただ、0.1ロットの場合ですと十分に取引を行うことができます。
口座残高が3万円の場合
IS6FXでは過去に3万円の口座開設ボーナスキャンペーンが開催されたこともありました。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約21,428% | 約2,997.2pips | 約29,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約2,142% | 約297.2pips | 約29,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 | 約214% | 約27.2pips | 約27,200円 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 |
3万円の証拠金でもまだ1ロットの取引をするには少し心もとない印象です。
口座残高が5万円の場合
IS6FXでは過去に5万円の口座開設ボーナスキャンペーンが開催されたこともありましたが「口座開設ボーナス2万円+入金3万円」といった具合にシミュレーションしていただいても大丈夫です。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約35,714% | 約4,997pips | 約49,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約3,571% | 約497.2pips | 約49,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 | 約357% | 約47.2pips | 約47,200円 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 |
このあたりになると、0.01〜0.1ロット単位のポジションであれば複数保有することが可能で、幅広い取引ができると言えるでしょう。
口座残高が6万円の場合(口座開設ボーナス過去最高額)
6万円というのはIS6FXが行ってきた口座開設ボーナスキャンペーンの最高額になります。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約42,857% | 約5,997.2pips | 約59,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約4,285% | 約597.2pips | 約59,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 | 約428% | 約57.2pips | 約57,200円 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 |
6万円の口座開設ボーナスキャンペーンは2020年の10月に行われたのですが、ここでボーナスをゲットした方はたいへんお得に取引を開始できたことがわかります。
口座残高が10万円の場合
口座残高が10万円以上になると1ロット単位の取引も無理なく行うことができます。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約71,428% | 約9,997.2pips | 約99,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約7,142% | 約997.2pips | 約99,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 | 約714% | 約97.2pips | 約97,200円 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 | エントリー不可 |
1ロットで取引しても100pips近い含み損を許容でき、余裕をもって取引できると言えるでしょう。
口座残高が30万円の場合
口座残高が30万円になると10ロット(100万通貨)での取引が可能です。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約214,285% | 約29,997.2pips | 約299,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約21,428% | 約2,997.2pips | 約299,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 | 約2,142% | 約297.2pips | 約297,200円 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 | 約214% | 約27.2pips | 約272,000円 |
10ロットの取引ですと、ドル円だとしたらわずか1pips の値動きで1万円が動くことになり、スケールの大きな取引ができるようになります。
口座残高が50万円の場合(IS6FX最大ロット数30lotで取引可)
口座残高が50万になると、IS6FX最大ロットである30ロットでの取引が可能です。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約357,142% | 約49,997.2pips | 約499,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約35,714% | 約4,997.2pips | 約499,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 | 約3,571% | 約486pips | 約486,000円 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 | 約357% | 約47.2pips | 約472,000円 |
ただし、30ロットで取引した場合は許容できる含み損が約14pipsほどになりますので、もうすこし証拠金に余裕をもたせた方が良いでしょう。
口座残高が100万円の場合
口座残高が100万円あれば10ロット単位の取引も余裕をもって行うことができます。
取引ロット | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | ロスカット水準まで許容できる含み損(pips) | ロスカット水準まで許容できる含み損(円) |
---|---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 140円 | 約714,285% | 約99,997.2pips | 約999,972円 |
0.1ロット(1万通貨) | 1,400円 | 約71,428% | 約9,997.2pips | 約999,720円 |
1ロット(10万通貨) | 14,000円 | 約7,142% | 約997.2pips | 約997,200円 |
10ロット(100万通貨) | 140,000円 | 約714% | 約97.2pips | 約972,000円 |
口座残高が100万円ですと1〜10ロット単位のポジションを複数保有することも可能です。
ちなみにIS6FXでは最大で30ポジション保有することができます。
IS6FXでロスカットを回避するためのヒント
トレードを行うからには、できることならロスカットには合いたくないないものです。
そこでここではIS6FXでロスカットを回避するためのヒントについて解説していきます。
証拠金維持率が100%を切ったら追加入金
ロスカットを回避するためには常に証拠金に余裕をもたせておくことが必要になりますが、そのための最も手っ取り早い方法が口座への追加入金です。
前述してきたように、IS6FXのロスカットには証拠金維持率20%以下という明確な決まりがありますので、入金することによって証拠金を増やすことができれば証拠金維持率も引き上がり、ロスカットを遠ざけることができます。
ではどのタイミングで入金を行えば良いのかと言うと、ひとつの目安にしたいのが証拠金維持率100%以下です。
マージンコールが証拠金維持率50%以下ですので、そこで入金する方法もありますが急激な価格変動があった場合などはすぐにロスカットにあってしまいます。
したがって、不本意なロスカットに合わないためにも証拠金維持率100%以下というのを入金の目安にしましょう。
「あとちょっとで反転するはずなのに必要証拠金が足りずロスカット…その後に思惑通りに反転して爆伸び!涙」
みたいなことはFXあるあるですからね。常に証拠金に余裕をもたせておきましょう。
保有するポジションを軽くする
複数のポジションを保有している場合、自分でも気づかないうちに証拠金維持率が危険水域まで達していることがあります。
そのようなケースでは保有するポジションを見直し、一部を精算して証拠金維持率を引き上げるようにしましょう。
その際注意したいのが、しっかりとトレードプランに沿ってポジションを精算することです。
利益を確定するポジションもあるでしょうし、損切りで終わるポジションもあるでしょう。
大切なのはロスカットを回避するためだけはなく、トレードプランに従いトータルでポジションを見直すことです。
ポジションサイズの見直し
ロスカットを回避するためには、一度口座残高とポジションサイズを見直してみましょう。
前述のシミュレーションのように、同じ1ロットの取引でも口座残高によって許容できる含み損が全く違ってきます。
大きな利益を狙ってポジションサイズを大きくしても、ロスカットに合ってしまっては本末転倒です。
自身のトレードスタイルと口座残高に合ったポジションサイズで取引するのことが、結果としてロスカットを回避することにつながります。
IS6FXのロスカットにまつわる「よくある質問」
ここからはIS6FXロスカットにまつわるよくある質問をまとめてみました。
最新情報でお答えしていますので参考にしてみてください。
複数のポジションを持っている場合のロスカットはどうなりますか?
複数のポジションを保有している場合には、損失額の大きなポジションからロスカットが執行されます。
トータルの証拠金維持率が20%を上回るまでロスカットが執行される形になります。
IS6FXの最大ポジション数は?
IS6FXで保有できる最大ポジション数は30までとなっています。
IS6FXで取引可能な最大ロット数は?またその時の必要証拠金は?
IS6FXで取引可能な最大ロット数は30ロットです。
その際の必要証拠金は、スタンダード口座利用で1ドル140円だとすると以下の計算式で求めることができます。
30ロット(300万通貨)×140円÷1,000倍=420,000円
したがって30ロットの取引の必要証拠金は42万円ということになります。
IS6FXの1ロットは何通貨単位?
口座タイプにより異なり、スタンダード口座の場合ですと「1ロット=10万通貨単位」でマイクロ口座では「1ロット=1,000通貨単位」になります。
IS6FXで15ロットの取引をする場合の必要証拠金は?
15ロットの取引における必要証拠金は以下の式で求められます。
15ロット(150万通貨)×140円÷1,000倍=210,000
※スタンダード口座・1ドル140円の場合
したがって15ロット取引での必要証拠金は21万円ということです。
証拠金維持率はどこに表示されますか?
MT4・MT5の画面下、ターミナルの「取引」タブから確認可能です。
ロスカットが間に合わないのはどんな時?
為替相場が短時間の間に急激な値動きを見せた時です。
相場が動く要因は様々で、米雇用統計などの重要指標、要人発言、紛争や自然災害等による経済危機などがあげられます。
為替相場では数年に一度、ロスカットが間に合わないほどの急激な値動きを見せることがありますが、IS6FXではゼロカットシステムを採用しているため口座残高がマイナスになることはありません。
まとめ
最後にIS6FXのロスカットについてまとめとおきます。
- IS6FXの証拠金維持率は20%以下
- IS6FXのマージンコールは証拠金維持率50%以下
- 証拠金維持率(%)=(有効証拠金÷必要証拠金)×100
※必要証拠金=取引数量×通貨換算レート÷レバレッジ
※有効証拠金=証拠金残高±含み損益
ロスカットとは本来トレーダーの資金を守るためにあるものです。
しかし、ロスカットを正しく理解しないままトレードを行っては、大切な資金を失うだけの結果になる場合も出てきます。
FXに限らず投資の世界において勝率10割はありえません。つまり、ロスカットからは目を背けてはいけないということです。
しっかりとロスカットを理解し、口座残高にあったポジションサイズ、トレードスタイルでトレードを行っていきましょう。