という疑問を解決します。
この記事では、XMの3種類の取引アプリの違いや選び方について詳しく解説していきます。
安定志向ゆえかもしれませんが、直近3年はXMで年間プラス収支を実現しています。
XMで使えるスマホ用取引アプリは3つある
結論から言うと、XMの取引ができるスマホアプリは3種類あります。
- MetaTrader4(開発元:MetaQuotes社)
- MetaTrader5(開発元:MetaQuotes社)
- XM – Trading Point(開発元:XM)
XMが独自で開発している取引アプリも存在します。
どの取引アプリを使えばいいの?
それでは次に、どの取引アプリを使ったらよいのか解説していきます。
最初に、「MT4用口座」「MT5用口座」のどちらを利用するかによって、使用可能なアプリが限定されます。
- MT4用口座を使う場合
「MetaTrader4」のみ利用可能 - MT5用口座を使う場合
「MetaTrader5」「XM – Trading Point」どちらも利用可能
MT4用口座では、MT5アプリは利用できないので、口座で選択したMetaTraderのタイプにマッチするアプリを選択する必要があります。
それでは、MT4とMT5はいったい何が違うのでしょうか。
スマホアプリで取引する分には、性能や使い勝手に大きな差はありません。
MT4とMT5の違いが顕著になるのは、PC版のソフトを利用する場合です。
PC版のMT4、MT5ソフトの違いを表にしてみました。
MT4 | MT5 | |
---|---|---|
動作の重さ | 普通 | 軽い |
カスタムインジケーターの数 | 多い | やや少ない |
EAの数 | 多い | 少ない |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
XMのスマホ取引アプリ | なし | あり |
もし、「現在開設済みの口座」と「使いたい取引ソフトの種類」が違う場合は、
取引ソフトに対応した口座を開設する必要があります。
≫XMの追加口座開設ページへ
MT4の特徴
MT4は海外のFX業者の中で最も採用実績の高い取引プラットフォームです。
リリースされたのは2005年とかなり古いソフトですが、インジケーターやEAが豊富に開発されているため、今でも高いシェアを誇ります。
難点としては、開発の時点でシングルスレッド処理しか想定されていないので、
現代のどんなに性能のよりPCを利用してもモッサリするという点です。
EAのバックテストや最適化検証の場合も同じくシングルスレッド処理なので、検証内容によっては数時間~数日かかることもあります。
MT5の特徴
MT5は2011年にリリースされた次世代のMetaTraderです。
MT4の完全上位互換で、機能性、性能面すべてにおいてMT4に勝ります。
しかし、MT5の難点は「開発言語がMT4と全く違う」という点です。
これにより、以前MT4で豊富に開発されていたインジケーターやEAはすべて使えなくなってしまいました。
現在はMT5も徐々に普及が進んでいるので、対応するインジケーターやEAも増えてきましたが、まだまだMT4のものと比べると少ない印象です。
MT4とMT5どっちを選んだらよいのか
結論から言うと、
- MT4でしか使えないインジケーターやEAを利用したい人
→MT4を選ぶべき - そうでない場合
→MT5を選ぶべき
MT5用口座の場合、2種類アプリがあるけど…どっちがいいの?
MT5用口座で取引をする場合は、スマホアプリに2つの選択肢があります。
- MetaTrader5(開発元:MetaQuotes社)
- XM – Trading Point(開発元:XM)
一方で、「MT5用口座を開設してこれからXMを始める!」という方には、XM社製のXM公式アプリをおすすめします。
XM公式アプリは推定損失がすぐわかる
XM公式アプリは、テイクプロフィット(決済指値)とストップロス(決済逆指値)を設定するときに推定損益が表示されます。
もちろん、利益と損益は価格の変動幅と取引数量から簡単に計算できます。
しかし頭の中で瞬時に計算できるかというと…なかなか難しいですよね。
XM公式アプリであれば、注文時に
テイクプロフィット(指値)とストップロス(逆指値)が円表示でわかります!
推定損失がわかれば資金管理が簡単になる
FX初心者はとにかく資金管理が大切です。
1回の取引の許容損失は多くても2%に設定します。
そうすると、口座残高に応じて1回の取引の損失額が決まります。
口座残高が10万なら、2%は2,000円です。
XM公式のアプリであれば、ストップロスの価格を入力したあとにロット数を上げていけば自動的に推定損失額も上がっていきます。
2,000円になったタイミングでストップ。これが最適な取引数量です。
このように推定損益が円表示で簡単にわかると、
ストップロスまでの価格差が毎回変わる場合でも、最適な取引数量がサクッと求められます!
資金管理のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
XM公式アプリの微妙な点
MT5用の取引口座しか対応していない
XM公式アプリが対応しているのはMT5用の取引口座です。
MT4用取引口座ではアプリが利用できないので、利用したい場合は追加口座を開設しましょう。
注文画面にチャートが表示されない
MetaTraderであれば注文時にチャート画面が表示されますが、XM公式の取引アプリでは表示されません。
あくまでも価格表示のみなので、スマホ版のMetaTraderに慣れている場合は使いにくいかと思います。
XM以外の業者の口座は使えない
当然と言えば当然ですが、XMが開発しているアプリへ他の業者の口座でログインすることはできません。
一方でMetaTraderは海外FX共通のプラットフォームと言っていいほど普及しているので、業者問わず一つのアプリでログイン&取引が可能です。
XM以外の業者の口座もスマホで利用する場合は、MetaTraderを選択したほうが良いと思います。
まとめ
XMでは、スマホで取引をする場合3種類のアプリの選択肢があることを説明しました。
利用できるアプリは、口座のタイプが「MT4用口座」か「MT5用口座」かによって決まるので、
まずはどちらのタイプが自身の取引スタイルに合っているかを考えましょう。
MT4を使う場合は、MetaTrader4のアプリ一択になります。
MT5を使う場合は、MetaTrader5のアプリだけでなく、XM公式の取引アプリも利用可能です。
XMでは追加口座を簡単に作成できるので、別の口座タイプを試しに解説してみて、アプリの使い心地を試すのもよいかと思います。
個人的にはXM公式アプリは「初心者向け」という感じがします。
ユーザーインターフェースの面ではMT5アプリより優れていると思うので、MT5に馴染みがない方はXM公式アプリから入ってみるのがおすすめです。