という方向けの記事です。
以下のような疑問を解決していきます。
安定志向ゆえかもしれませんが、直近3年はXMで年間プラス収支を実現しています。
事前知識:夏時間と冬時間について
XMで取引をするときは、
「冬時間適用期間」か「夏時間適用期間」かによって取引時間が違います。
欧米では「サマータイム」と呼ばれる制度があり、
- サマータイムの適用されていない期間(12月~2月)
→冬時間 - サマータイムが適用されている期間(3月~11月)
→夏時間
と呼びます。
[today_date]現在、XMでは夏時間適用期間になっています。
冬時間・夏時間を使わなければいけない理由は?
と思う方は多いと思います。
これは、
XMがサーバー時間を東ヨーロッパ時間に設定しているからです。
東ヨーロッパ時間はサマータイムが導入されている地域の標準時なので、
日本で取引をする場合も冬時間・夏時間を考慮しなければいけません。
それぞれをGMT(グリニッジ標準時)で表すと、
- 東ヨーロッパ時間(EST)→GMT+2
- 東ヨーロッパ夏時間(EEST)→GMT+3
と表記できます。
東ヨーロッパ時間(EST)は冬時間、
東ヨーロッパ時間夏時間(EEST)は夏時間に相当します。
日本で使われている日本標準時はGMT+9なので、
冬時間適用期間であれば7時間
夏時間適用期間であれば6時間
の時差が発生します。
GMT(グリニッジ標準時)ってなに?
GMT(グリニッジ標準時)とは世界の時刻を統一するための規格の一つです。
昔の人は経度がどれだけ変化するかで世界の統一時刻を作ろうと考えたのですが、
この経度0の基準とされたのがイギリスのグリニッジ天文台というところです。
ちなみに現在では経度ではなく原子時計を利用したUTC(協定世界時)が世界標準になっているのですが、「GMTの時刻=UTCの時刻」なのでGMTは実質世界の標準時になります。
取引時間を自分で計算する方法
公式サイトの取扱商品一覧には、取引時間が掲載されています。
しかし、表示されている時間はあくまでもサーバー時間(東ヨーロッパ時間)になります。
計算するためには、先ほど説明したGMT(グリニッジ標準時)を利用するとわかりやすいです。
まず最初に時差を求めていきます。
GMTで各国の時間を表示すると以下のようになります。
- グリニッジ標準時→GMT±0
- 東ヨーロッパ時間(冬時間)→GMT̟+2
- 東ヨーロッパ夏時間→GMT+3
- 日本時間→GMT+9
このように、XMのサーバー時間と日本時間の差は、
冬時間適用期間には7時間、夏時間適用期間には6時間あることがわかります。
ちなみに、XMの取扱商品一覧には、現在適用されているサーバー時間がGMTで表示されています。
今回はエネルギー商品のページを例に見ていきましょう。
取扱商品のページでは「取引時間」というタブに切り替えて表示することができます。
ここにはサーバー時間と各商品の取引時間の記載があります。
スクリーンショットを撮影したのは夏時間適用期間ですので、
サーバー時間の欄には「GMT+3」と表示されています。
夏時間適用期間には「GMT+3」となるので、日本時間のGMT+9との差は6時間になります。
例えば、BRENT(ブレンド石油)の場合は以下のようになります。
銘柄 | サーバー時間 | 平日(サーバー時間) | 日本時間 | 平日(日本時間) |
---|---|---|---|---|
BRENT | GMT+3 | 03:05-00:55 | GMT+9 | 09:05-06:55 |
日本のほうが6時間遅れているので、サーバー時間の場合の取引時間に6時間を足してあげることで、
日本時間の場合の取引時間を求めることができます。
XMが東ヨーロッパ時間をサーバー時間に設定している理由は?
FXには
「ニューヨーク市場が終わる時間を一日の終了時刻にする」
という世界標準のルールがあります。
この時刻をNYクローズ(ニューヨーククローズ)と呼びます。
ニューヨークのある米国ではサマータイム制度が導入されているので、NYクローズの時間も冬と夏で違います。
日本で取引をする場合も、世界標準の取引時間に合わせる必要があるため、冬時間・夏時間を考慮しないといけません。
XMのMetaTraderのチャートに表示されている時間は、東ヨーロッパ時間です。
ほとんどの海外FX業者では、サーバー時刻を東ヨーロッパ時間に設定しています。
日本でFXの取引をしている人は
と疑問に思ったことはありませんか?
実は日本の朝6時は米国東部時間の17:00です。
米国東部時間の17:00というのは、上でも説明したニューヨーククローズの時間です!
しかし、この場合日本では、本来存在しないはずの土曜日の日足が作られてしまうのです。
これを「日足6本問題」といいます。
月曜日の0時~金曜日の24時であれば日足は5本で済むはずです。
つまり、
「ニューヨーククローズの時刻が金曜日の24時になる地域の時計を使えば日足が5本で済む」ということになります。
この条件を満たすのがたまたま東ヨーロッパ時間だったんです。
海外FX業者のほとんどがMT4の時間を東ヨーロッパ時間にしている理由は
「日足を5本にするため」
「ニューヨーククローズで日足を確定するため」
だったのです。
XMの通貨ペアや銘柄ごとの取引時間
XMでは取扱商品ごとに取引時間も異なります。
- 通貨ペア(FX取引)
- コモディティ
- 株式指数
- 貴金属
- エネルギー
XMの通貨ペアの取引時間【冬時間・夏時間】
RUB以外の通貨ペア
USDJPY,EURUSDなど
冬時間 月曜07:05~土曜06:50
夏時間 月曜06:05~土曜05:50
RUBを含む通貨ペア
EURRUB,USDRUBなど
冬時間 月曜16:05~土曜00:50
夏時間 月曜15:05~土曜23:55
XMでは57種類の通貨ペアを取り扱っています。
57種類のうち「EURRUB,USDRUB」を除く55種類の通貨ペアは、
月曜朝から土曜朝まで取引ができます。
逆に、土曜日の朝から週明け月曜日の朝までは一切取引ができなくなります。
また、RUB(ロシアルーブル)を含んでいる2種類の通貨ペアは、
9時間遅い開場・閉場になるので注意が必要です。
通貨ペア以外CFD商品は、銘柄ごとに取引時間が異なります。
また、CFD商品にはメンテナンスタイムと呼ばれる時間があり、この時間帯は取引ができなくなるので注意が必要です!
コモディティ(商品)
XMでは「コーヒー豆」や「トウモロコシ」などの8種類のコモディティ商品を取り扱っています。
またメンテナンスタイムという取引ができない時間帯が1日に1回~2回程度ある商品がありますので、
取引したい商品の取引時間を入念に確認するようにしてください!
冬時間
銘柄 | 取引時間:平日(月曜~土曜) | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
COCOA (米国ココア) |
18:50-03:25 | 月曜18:50 | 土曜3:25 |
COFFE (米国コーヒー先物) |
18:20-03:25 | 月曜18:20 | 土曜3:25 |
CORN (米国シカゴコーン) |
10:05-22:40,23:35-04:10 | 月曜10:05 | 土曜4:10 |
COTTO (米国綿花2番) |
11:05-04:15 | 月曜11:05 | 土曜4:15 |
HGCOP (高級銅) |
08:05-06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
SBEAN (米国大豆) |
10:05-22:40,23:35-04:10 | 月曜10:05 | 土曜4:10 |
SUGAR (米国砂糖11番) |
17:35-02:55 | 月曜17:35 | 土曜2:55 |
WHEAT (米国小麦) |
10:05-22:40,23:35-04:10 | 月曜10:05 | 土曜4:10 |
夏時間
銘柄 | 取引時間:平日(月曜~土曜) | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
COCOA (米国ココア) |
17:50-02:25 | 月曜17:50 | 土曜2:25 |
COFFE (米国コーヒー先物) |
17:20-02:25 | 月曜17:20 | 土曜2:25 |
CORN (米国シカゴコーン) |
09:05-21:40,22:35-03:10 | 月曜9:05 | 土曜3:10 |
COTTO (米国綿花2番) |
10:05-03:15 | 月曜10:05 | 土曜3:15 |
HGCOP (高級銅) |
07:05-05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
SBEAN (米国大豆) |
09:05-21:40,22:35-03:10 | 月曜9:05 | 土曜3:10 |
SUGAR (米国砂糖11番) |
16:35-01:55 | 月曜16:35 | 土曜1:55 |
WHEAT (米国小麦) |
09:05-21:40,22:35-03:10 | 月曜9:05 | 土曜3:10 |
株式指数
XMでは各国の株式指数を取り扱っています。
商品には現物と先物が用意されており、
商品ラインナップや取引時間にも微妙に違いがあります。
また、銘柄の対象となる国が祝日の場合は休場となるので、XMでも取引を行うことはできません。
冬時間(現物取引)
銘柄 | 取引時間:平日(月曜~土曜) | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
AUS200Cash (Australia 200) |
09:55~16:25,17:15~06:55 | 月曜9:55 | 土曜6:10 |
CHI50Cash (China A50) |
11:05~18:25,19:05~06:40 | 月曜11:05 | 土曜6:10 |
EU50Cash (EU Stocks 50) |
16:05~05:55 | 月曜16:05 | 土曜5:55 |
FRA40Cash (France 40) |
16:05~05:55 | 月曜16:05 | 土曜5:55 |
GER30Cash (Germany 30) |
08:05~10:00,10:15~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
GRE20Cash (Greece 20) |
17:40~23:55 | 月曜17:40 | 金曜23:55 |
HK50Cash (Hong Kong 50) |
11:20~13:55,15:05~18:25,19:20~02:55 | 月曜11:20 | 土曜2:55 |
IT40Cash (Italy 40) |
17:05~01:35 | 月曜17:05 | 土曜1:35 |
JP225Cash (Japan 225) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
NETH25Cash (Netherlands 25) |
16:05~05:55 | 月曜16:05 | 土曜5:55 |
POL20Cash (Poland 20 Index) |
17:05~0:45 | 月曜17:05 | 土曜0:45 |
SINGCash (Singapore Blue Chip) |
10:35~19:15,19:55~06:40 | 月曜10:35 | 土曜6:10 |
SPAIN35Cash (Spain 35) |
17:05~03:55 | 月曜17:05 | 土曜3:55 |
SWI20Cash (Switzerland 20) |
16:05~05:55 | 月曜16:05 | 土曜5:55 |
UK100Cash (UK 100) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
US100Cash (US Tech 100) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
US30Cash (Wall Street 30) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
US500Cash (US 500) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
夏時間(現物取引)
銘柄 | 取引時間 | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
AUS200Cash (Australia 200) |
08:55~15:25,16:15~05:55 | 月曜8:55 | 土曜5:10 |
CHI50Cash (China A50) |
10:05~17:25,18:05~05:40 | 月曜10:05 | 土曜5:10 |
EU50Cash (EU Stocks 50) |
15:05~04:55 | 月曜15:05 | 土曜4:55 |
FRA40Cash (France 40) |
15:05~04:55 | 月曜15:05 | 土曜4:55 |
GER30Cash (Germany 30) |
07:05~09:00,09:15~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
GRE20Cash (Greece 20) |
16:40~22:55 | 月曜16:40 | 金曜22:55 |
HK50Cash (Hong Kong 50) |
10:20~12:55,14:05~17:25,18:20~01:55 | 月曜10:20 | 土曜1:55 |
IT40Cash (Italy 40) |
16:05~0:35 | 月曜16:05 | 土曜0:35 |
JP225Cash (Japan 225) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
NETH25Cash (Netherlands 25) |
15:05~04:55 | 月曜15:05 | 土曜4:55 |
POL20Cash (Poland 20 Index) |
16:05~23:45 | 月曜16:05 | 金曜23:45 |
SINGCash (Singapore Blue Chip) |
09:35~18:15,18:55~05:40 | 月曜9:35 | 土曜5:10 |
SPAIN35Cash (Spain 35) |
16:05~02:55 | 月曜16:05 | 土曜2:55 |
SWI20Cash (Switzerland 20) |
15:05~04:55 | 月曜15:05 | 土曜4:55 |
UK100Cash (UK 100) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
US100Cash (US Tech 100) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
US30Cash (Wall Street 30) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
US500Cash (US 500) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
冬時間(先物取引)
銘柄 | 取引時間:平日(月曜~土曜) | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
CHI50 (China A50) |
11:05~18:25,19:05~06:40 | 月曜11:05 | 土曜6:10 |
EU50 (EU Stocks 50) |
16:05~05:55 | 月曜16:05 | 土曜5:55 |
FRA40 (France 40) |
16:05~05:55 | 月曜16:05 | 土曜5:55 |
GER30 (Germany 30) |
08:05~10:00,10:15~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
JP225 (Japan 225) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
SING (Singapore Blue Chip) |
10:35~19:15,19:55~06:40 | 月曜10:35 | 土曜6:10 |
SWI20 (Switzerland 20) |
16:05~05:55 | 月曜16:05 | 土曜5:55 |
UK100 (UK 100) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
US100 (US Tech 100) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
US30 (Wall Street 30) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
US500 (US 500) |
08:05~06:15,06:30~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
USDX (US Dollar Index) |
10:05~06:55 | 月曜10:05 | 土曜6:10 |
夏時間(先物取引)
銘柄 | 取引時間:平日(月曜~土曜) | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
CHI50 (China A50) |
10:05~17:25,18:05~05:40 | 月曜10:05 | 土曜5:10 |
EU50 (EU Stocks 50) |
15:05~04:55 | 月曜15:05 | 土曜4:55 |
FRA40 (France 40) |
15:05~04:55 | 月曜15:05 | 土曜4:55 |
GER30 (Germany 30) |
07:05~09:00,09:15~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
JP225 (Japan 225) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
SING (Singapore Blue Chip) |
09:35~18:15,18:55~05:40 | 月曜9:35 | 土曜5:10 |
SWI20 (Switzerland 20) |
15:05~04:55 | 月曜15:05 | 土曜4:55 |
UK100 (UK 100) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
US100 (US Tech 100) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
US30 (Wall Street 30) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
US500 (US 500) |
07:05~05:15,05:30~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
USDX (US Dollar Index) |
09:05~05:55 | 月曜9:05 | 土曜5:10 |
貴金属
XMでは4種類の貴金属商品の取り扱いがあります。
- GOLD(金)
- SILVER(銀)
- PALL(パラジウム)
- PLAT(プラチナ)
このうち、通貨ペア同様FXとして取引が可能なのは「GOLD」と「SILVER」になります。
取引時間に関しても、GOLDとSILVERは通貨ペアと同じです
冬時間 月曜07:05~土曜06:50
夏時間 月曜06:05~土曜05:50
ただし、平日の朝7~8時の約1時間程度は取引ができないので注意してください!
一方で「PALL」と「PLAT」に関してはCFDとという区分になるので、
取引時間が異なります。
冬時間
銘柄 | 取引時間 | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
PALL (パラジウム) |
08:05~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
PLAT (プラチナ) |
08:05~06:55 | 月曜8:05 | 土曜6:10 |
夏時間
銘柄 | 取引時間 | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
PALL (パラジウム) |
07:05~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
PLAT (プラチナ) |
07:05~05:55 | 月曜7:05 | 土曜5:10 |
エネルギー
冬時間
銘柄 | 取引時間 | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
BRENT (Brent Crude Oil) |
09:05~06:55 | 10:05 | 6:10 |
GSOIL (London Gas Oil) |
09:05~05:55 | 10:05 | 6:10 |
NGAS (Natural Gas) |
07:05~05:55 | 8:05 | 6:10 |
OIL (WTI Oil) |
07:05~05:55 | 8:05 | 6:10 |
OILMn (WTI Oil Mini) |
07:05~05:55 | 8:05 | 6:10 |
夏時間
銘柄 | 取引時間 | 開場時間 | 閉場時間 |
---|---|---|---|
BRENT (Brent Crude Oil) |
09:05~06:55 | 9:05 | 5:10 |
GSOIL (London Gas Oil) |
09:05~05:55 | 9:05 | 5:10 |
NGAS (Natural Gas) |
07:05~05:55 | 7:05 | 5:10 |
OIL (WTI Oil) |
07:05~05:55 | 7:05 | 5:10 |
OILMn (WTI Oil Mini) |
07:05~05:55 | 7:05 | 5:10 |
冬時間と夏時間が切り替わるのはいつ?
次に冬時間と夏時間が切り替わるタイミングを見ていきましょう。
- 冬時間→夏時間
3月の最終日曜日 午前2時 - 夏時間→冬時間
10月の最終日曜日 午前1時
忘れずにチェックするようにしましょう!
また、公式サイトでも取引時間変更のお知らせが掲示されます。
夏時間→冬時間の場合、60分時間が進み午前1時から午前2時に表示時刻が変化します。
FXは時間帯ごとに相場の雰囲気が変わる
FXは24時間取引ができるという特徴がありますが、
時間帯によって値動きがガラリと変化します。
FXで安定して利益を出すためには、時間帯による値動きの特徴を把握しておく必要があります。
FXの1日は4つの時間帯から構成されている
FXが24時間取引可能なのは、
世界中の外国為替市場が時間差で開いているからです。
6時~8時:オセアニア時間
ニュージーランドのウェリントン市場やオーストラリアのシドニー市場がオープンしている時間帯です。
多くのトレーダーが参加するニューヨーク市場が閉場した後なので、市場参加者は少なめです。
取引量が減るので、値動きが少なくスプレッドが広がりやすい時間帯です。
また、週明け取引はオセアニア時間からスタートするので、
休場している土曜日曜に大きな為替材料が出た場合には、取引開始と同時に大きく価格が変動する可能性があります。
金曜日の夜に決済せずに、ポジションを持ち越している場合はこのタイミングでロスカットになる危険性が高いです。
8時~15時:東京時間
東京市場をはじめとするアジア圏の取引所がオープンする時間です。
オセアニア市場もまだ開いているので、市場参加者が増えて取引が活発になります。
ゴトーの日と呼ばれる日付に5と10が入る日は、日本企業の銀行への資金決済が多くなるため、大きくドルが買われる傾向にあります。
特に仲値が決定される午前10時にかけては取引量が増加します。
一方で、仲値が決定した10時以降は比較的穏やかな値動きになることが多いです。
また東京時間は、一般的にレンジ市場になりやすい傾向があると言われています。
午前9時55分の為替レートを基に、午前10時に決定・発表されます。窓口に公示された仲値は、輸出入業者が取引に利用する基準レートになります。
一方で東京時間は、オセアニア市場の経済指標が発表されるタイミングでもあります。オセアニア地域の市場は15時までオープンしているので、オーストラリアドルやニュージーランドドルは比較的値動きが出やすい時間帯でもあります。
15時~21時:欧州時間
15時以降は、ヨーロッパの取引所が次々にオープンします。
世界三大市場の一つであるロンドン市場が開場すると、市場参加者が一気に増加して値動きが激しくなります。
特にユーロやポンドなど欧州通貨の取引が活発になりやすい時間帯です。
19~20時はちょうど欧州ではお昼休みの時間にあたるため、この時間帯は落ち着いた値動きになりやすいという特徴もあります。
21時~6時:ニューヨーク時間
21時からはロンドン市場に加えて、ニューヨーク市場がオープンします。
ロンドンとニューヨークの市場が重なっている時間帯が、最も取引が活発になる時間帯です。
為替に大きな影響を与えやすい「アメリカの経済指標」が発表されるのもこの時間帯です。
また、22時30分にはドル相場に大きく関係する米国株式市場もオープンします。
これによりトレンドが発生しやすい時間帯とも言えます。
0時には日本の仲値にあたる「ロンドンフィキシング」が発表されるので、
この前後で欧州通貨の値動きは再び活発になります。
2時を過ぎるとロンドン市場が閉場するので、以降は比較的穏やかな相場になります。
初心者におすすめの時間帯は?
初心者におすすめの時間帯はズバリ、
ロンドン時間です。
冬時間 16:00~22:00
夏時間 15:00~21:00
重要なポイントは以下の2つです。
- 値動きがそれなりに安定していること
- 取引量が多いこと
値動きが安定していない相場での取引は初心者にはおすすめできません。
21時~翌2時のニューヨーク時間が最も市場参加者が増え、取引が活発になる時間帯ですが、
値動きが激しく初心者には少し難易度が高いです。
また、ある程度の取引量も必要になります。
通貨の取引量が少ないと、スプレッドが広がりやすくなってしまうからです。
これらの条件を満たしているロンドン時間は、スプレッドも値動きも安定しているので初心者におすすめです。
注意が必要な取引時間をチェック
XMではクリスマスや年末年始は取引時間が変わる
世界的な祝日では市場が休場となるので、取引ができなくなります。
有名なものだとクリスマスや年末年始です。
日本の場合、クリスマスは祝日ではないので注意が必要です!
例として、2019年のクリスマスと年末年始は以下のような取引スケジュールになりました。
日付 | カスタマーサービス時間 | 取引時間 |
---|---|---|
2019/12/24 | 早い終了 20:00 | 早い閉場 18:50 |
2019/12/25 | 閉鎖 | 閉鎖 |
2019/12/26 | 通常時間 | 遅い開場 9:05 |
2019/12/27 | 通常時間 | 通常時間 |
2019/12/30 | 通常時間 | 通常時間 |
2019/12/31 | 早い終了 20:00 | 早い閉場 18:50 |
2020/1/1 | 閉鎖 | 閉鎖 |
2020/1/2 | 通常時間 | 遅い開場 9:05 |
クリスマス当日と元旦は市場が閉鎖します。それ以外の日に関しても、開場が遅かったり、閉場が早かったりしています。
こうした時期は市場も流通量が減少するので不安定になりやすいです。
XMのゴールデンウィーク期間の取引時間は?
海外にゴールデンウィークはないので、
ゴールデンウィーク期間中でも通常通り取引が可能です。
しかし注意しなければいけないのは、
「ゴールデンウィークは日本の金融機関がお休みになる」という点です。
ゴールデンウィーク中に銀行送金での「入金」「出金」をする場合は、
反映が休み明けになるので注意しましょう!
また、ゴールデンウィーク期間中はXMの日本語サポートの窓口が閉まってしまうので、
ライブチャットに日本語で問い合わせができません。
メンテナンスの時間に注意!
休日・祝日に加えて、
XMのサービスメンテナンス時は取引ができなくなるので注意してください。
特にMT4/MT5サーバーメンテナンス時は、取引ソフトにログインできなくなるので注意が必要です。
ログインができないとMetaTrader上での「口座残高確認」「取引履歴の参照」ができなくなります。
また、ウェブサーバーメンテナンスの期間中は、
WebのマイページやWebトレーダーの利用ができなくなります。
取引計画を立てるときは、必ずXMから取引スケジュール変更に関するメールが来ていないかチェックするようにしてください!
XMの過去のお知らせを見てみると、
メンテナンスの前日に通知が来るというパターンも何件かあります。
余裕をもって対応できるように、メールはすぐに確認できる環境を整えたほうがよさそうですね!
土日にポジション保持をしたままにするのは危険
土曜日曜に取引ができないということは
相場に大きな影響を与える材料が週末に発表されても決済ができない
ということを意味しています。
FX取引は世界情勢に大きく影響を受けやすい金融取引です。
週末に大きなニュースが出た場合は、月曜開場と同時に相場が大きく変動して窓が開きます。
デイトレードやスイングトレードをしている人は、この時にロスカットになる可能性が高いです。
できるだけ週末にポジションを持ち越すのはやめましょう。
特に海外FXを利用する方は、ハイレバレッジを活かして大きな利益を狙う人が多いと思うので、ロスカットになりやすい傾向にあります。
ゼロカットがあるので借金を負う可能性はないですが、資金管理には十分に注意が必要です。
というパターンは非常に多いです。
月曜朝はスプレッドが安定するまでにも時間がかかるので、
「逃げたくても逃げられない」というケースも多発します。
スキャルピングやデイトレードをメインにしている場合は、金曜夜に損切りするのが理想です。
ストップ注文は万能じゃない!
FXを始めて間もない方は、
「金曜夜に逆指値注文をしておけば、月曜朝に大きく変動しても大丈夫!」
と考えてしまいがちです。
しかし、週明けに大きく窓を開けて開始した場合や、スプレッドが大きく広がった状態では、
ストップ注文は執行されなかったり、不利な価格で約定することがあります。
ストップ注文は万能ではないので注意が必要です!
経済指標発表時の取引は危険
XMでは経済指標発表時を狙ったトレードは禁止されていません。
しかし、経済指標発表時はスプレッドが大きく広がる傾向にあるため、
取引の難易度は格段に高くなります。
どうしても指標トレードを行いたい場合は、必ず許容スリッページを設定するようにしてください。
また、すでにポジションを所持している状態で大きな経済指標が発表される際は、
ポジションを決済したり、両建てをするなどの判断を行う必要があります。
XMの取引時間に関するQ&A
取引時間外でも取引ツールにログインは可能
取引時間外でもMT4/MT5にログイン自体は可能なので、残高確認や取引履歴の参照ができます。
しかし、サーバーメンテナンスのときは取引ツールにもログインできなくなるので注意が必要です。
XMの取引時間は祝日の場合どうなる?
クリスマス、年末年始以外の取引時間は、
各国の祝日などの影響で変わる場合があります。
キリスト圏の「イースター」や、中国圏の「清明節」は、日本ではあまりなじみがありませんが、市場参加者などへの影響からXMでも取引時間が変更されたり、閉場する場合があります。
通常と異なる取引時間に変更される場合は、XMからメールでお知らせが届くので、必ずチェックしておくようにしましょう。
XMの取引時間を日本時間表示に変更する方法
PCで取引するときに使うMT4/MT5のチャートは日本時間表示ではありません。
XMのサーバー時間は東ヨーロッパ時間に設定されているため、
冬時間適用期間はGMT+3、夏時間適用期間にはGMT+2の時間がチャートの横軸に表示されています。
これを毎回変換しながら取引するのは大変です。
MT4/MT5の表示時刻を日本時間にする方法
「JPN_Time_SubZero」というインジケーターを導入することで、
日本の時間帯で表示が出来るようになります。
MT4とMT5どちらにも対応しているインジケーターです。
それでは導入方法を説明していきます。
前提として、XMのMT4またはMT5をパソコンにインストール、ログインをしておいてください。
インジケーターの導入方法
まずは「JPN_Time_SubZero」というインジケーターをダウンロードします。
下のページを開いて「ダウンロード」ボタンを押します。
≫「JPN_Time_SubZero」のダウンロードページへ
すると「JPN_Time_SubZero.mq4」というファイルがダウンロードできます。
わかりやすいところに保存しましょう。
次にMT4を開きます。
MT4の画面左上の「ファイル(F)」→「データフォルダを開く(D)」を押します。
そうするとこんな画面が表示されます。
次に「MQL4」→「Indicators」のフォルダを開きます。
開いたIndicatorsのフォルダに、先ほどダウンロードした「JPN_Time_SubZero.mq4」をドラッグアンドドロップします。
フォルダの中に入れたら一度MT4を終了させます。
再起動させてインジケーターを設定する
MT4を再起動させて、設定を変更すれば導入完了です。
メニューバーの「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」と選ぶとMT4の中にあるインジケーターの一覧が表示されます。
この中から「JPN_Time_SubZero」を選択します。
すると次のような画面が表示されます。
次に「パラメーターに入力」というタブを押します。
この画面で、表示させたい項目を選ぶことができます。
表示させたい場合は「true」
表示させたくない項目は「false」を選択します。
個人的には「Grid」はチャートを拡大した時に見にくくなってしまうのでfalseにすることをおすすめします。
試しに「時間」と「分」を表示させてみました。
あとは自信の取引環境に合わせてパラメーターの値をカスタマイズしてみてください!
インジケーターを消したい場合は、日本時間表示されている部分を右クリックして「サブウィンドウの削除(W)」で消えます。
これでJPN_Time_SubZeroの導入はすべて完了になります。
XMでの口座開設方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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