結論から言うと、
この記事では、以下のような疑問を解決します。
そもそもマイナンバーカードとは?
マイナンバーとは、日本の行政手続きで個人を識別するために割り当てられる番号のことを言います。
マイナンバーカードというのは、この個人番号(マイナンバー)が記載された顔写真付のカードです。
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスに利用できます。
「マイナンバーカード」と「マイナンバー通知カード」の違いに注意
注意したいのは、マイナンバーの運用開始時に自治体から送付された通知カードとは異なるという点です。
身分証明書や自治体サービスや税金の電子申請等には利用できません。
マイナンバーカードカードの見本
プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真等が表示されます。
マイナンバー通知カードの見本
通知カードは2020年5月25日に廃止され、再交付や住所などの券面記載事項の変更手続きができなくなっています。
現在、手持ちの通知カードに最新の情報が記載されている場合は、経過措置として通知カードを引き続き使用できます。
XMの口座開設時は「いいえ」を選択しても問題なし
XMの口座開設にはマイナンバーは必要ありません。
口座開設時に「マイナンバーをお持ちですか」と尋ねられますが、「いいえ」と答えて大丈夫です。
しかし、今後は日本国内在住の口座開設者にもマイナンバーの提出を求める可能性があります。
提出が求められたときにすぐに提出できるよう、マイナンバーカードの準備をしておきましょう。
本人確認書類にマイナンバーカードを使う場合は?
顔写真付きの本人確認書類には「マイナンバーカード」も利用可能です。
この場合は「マイナンバーカードをお持ちですか?」に「はい」と回答するようにしましょう。
マイナンバーは「追加情報」の項目からいつでも登録ができる
あとからXMにマイナンバーを登録する場合は、
「XMの会員ページ」を開き、自分の名前をクリックします。
「マイ・アカウント」→「口座の詳細」→「追加情報」の項目に「マイナンバー」があるので、
ペンのマークをクリックすると、マイナンバーの登録画面に移動できます。
マイナンバーを提出しないと出金できない?
いいえ。
マイナンバーの情報をXMに登録しなくても、出金手続きは可能です。
XMにマイナンバーカードを提出する義務がない理由
XMが口座開設者にマイナンバーの提出を求める理由は、
ヨーロッパにおける規制強化です。
マネーロンダリングや脱税を規制するため、納税者番号(TIN)を提出するように求めていますが、これはあくまでもヨーロッパ圏での話です。
ヨーロッパに在住でない「日本国内在住の口座開設者」の場合、規制対象外であるため、マイナンバーの提出義務はありません。
規制強化の根拠は、EU金融当局によって出された第2次金融商品市場指令(MiFID2)です。
第2次金融商品市場指令は、2018年1月より施行されたEUの金融市場の包括的な規制です。
XMがマイナンバーカードの提出を促す理由
先に解説したように、XMはヨーロッパ圏の規制が適用されるため、
日本ユーザーに対してもマイナンバーの提出を促しています。
しかし、ヨーロッパ圏の規制はヨーロッパ在住の人にのみ適用されるものであり、日本在住の投資家には適用されません。
国内FXはマイナンバー義務あり!その理由とは
2016年1月のマイナンバー運用開始より、
国内FXは投資家にマイナンバーの登録を義務化しています。
FXを取り扱う日本のすべての金融商品取引業者は、投資家の取引損益等を記載した「支払調書」を、損益の確定した日が属する年の翌年1月末までに、所轄の税務署等に提出することが義務付けられています。
支払調書には、投資家個人のマイナンバーを記入して提出しなければいけないため、投資家にマイナンバーの提出を求めています。
XMにマイナンバーカードを提出したら個人情報は大丈夫?
XMにマイナンバーカードを提出した場合でも、「XMの個人情報保護方針」に従って個人情報は適切に管理されます。
海外FXは詐欺業者も存在しているので、
マイナンバーのような個人情報を提出する際は注意したほうが良いのは確かです。
しかし、XMは日本からの人気No.1の業者であり、世界中の厳しい金融ライセンスを取得して営業しているので、信頼性は高いと言えます。
個人情報が悪用されるということはまずないので、安心してください。
まとめ
日本居住者がXMで口座開設を行う際、マイナンバーの提出は不要です。
口座開設フローでマイナンバーの有無を尋ねられても「いいえ」と答えて構いません。
XMでの取引ではマイナンバーカードは不要ですが、自治体サービスや税手続き時にマイナンバーカードを利用する可能性があるため、早めに発行手続きをしておいてもよいでしょう。