結論から言います。
裁量トレードで全然勝てない人も、自動売買を使えば勝てる可能性がグッと高くなります。
実はこの私も、自動売買をきっかけとして、FXで安定的に稼げるようになりました。
この記事では、私がXMの自動売買をオススメする理由から、具体的な運用手法まで詳しく解説していきます。
そもそもFXの自動売買ってなに?
自動売買というのは、FXのトレードスタイルの一つです。
『システムトレード / bot』とも呼ばれていて、FXの取引を機械に任せる運用方法です。
相場分析と売買はシステムが自動で行うので、トレーダー側は自動売買の仕組みを取引環境に導入したり、きちんと運用できているかを確認するのが主な作業となります。
詳しくは下の項目で解説していますが、自動売買はトレードの大部分を機械に任せられるので、以下のようなトレーダーに向いています。
- 勝てるトレード手法が身についてないトレーダー
- メンタルでいつも負けてしまうトレーダー
- 仕事が忙しい兼業トレーダー
上記のような、裁量トレードで稼ぐのが難しい方に人気があります。
XMで自動売買は禁止されている?
XMでは自動売買が“許可”されています。
これは、XMの公式サイトにもしっかりと記載があります。
Q.ロボット/オートトレーダーまたはエキスパートアドバイザーを使用できますか?
A.はい、できます。当社のすべての取引プラットフォームでEAをご使用いただけます。
≫XM公式サイト「カテゴリー別よくあるご質問」より
XMで自動売買はどうやってするの?
XMの採用している取引プラットフォーム『MetaTrader 4』『MetaTrader 5』では、
EAというプログラムを使うことで自動売買が可能です。
EAというのは『エキスパート・アドバイザー(Expert Advisor)』の略で、トレードロジックがプログラムされたファイルのことです。
例えば、移動平均のクロスをサインとしたシンプルなEAであれば…
- 21日SMAが50日SMAを下から突き抜けたらエントリー
- 再びSMAが重なったらイグジット
というような売買条件が、EAの中にプログラムとして組み込まれています。
そして、EAファイルをMetaTraderに読み込ませれば、プログラムされている内容に基づいて自動的にトレードが行われます。
XMでの自動売買をおすすめする理由
結論から言うと、
XMでの自動売買はかなりオススメです。
特に「小資金で大きな利益を狙いたい!」と考える初心者にとっては、非常に魅力的な条件が整っています。
この項目では、XMが自動売買に適している理由について解説していきます。
理由①:資金効率が良い
XMはとにかく資金効率がよいFX業者です。
最大1000倍のレバレッジで取引できるので、ある程度リスクをとって、小資金から大きな利益を狙いたいトレーダーにピッタリです。
また、ボーナス面も非常に充実しています。
XMでは、口座開設や入金を行うだけで、有効証拠金として使えるボーナスクレジットが付与されます。
また、継続的にトレードを行えば、トレードの度にポイントを受け取ることができます。
裁量トレードはもちろん、自動売買でもXMの資金効率のよさは大きな強みと言えます。
XMのボーナス、XMポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
理由②:ゼロカットシステムで安全にトレードできる
ご存じの方も多いかと思いますが、XMはゼロカットシステムを採用しているため、
入金額以上の損失はXM側が負担してくれます。
自動売買は裁量トレードと異なり、トレーダーがチャートに張り付く必要がありません。
必然的に相場の情報を収集したり、チャートを確認する時間が減るので、大きな相場変動に巻き込まれる可能性も高くなります。
XMであれば、急激な相場変動が原因で口座残高がマイナスになってしまっても、口座残高が自動的に0へ戻ります。
日本国内の業者を使う場合は、自動売買でも例外なく損失補填を求められるので、思わぬ借金を負うリスクが常に存在します。
XMのゼロカットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
理由③:一定の条件を満たせばVPSが無料で使える
MT4・MT5で自動売買をするなら、VPSは必須と言えます。
なんとXMなら、一定の条件を満たせばVPSを無料で使うことができます。
- 5,000USD相当の口座残高がある
- 一か月間で最低往復5ロットの取引がある(マイクロ口座なら500ロット)
50万円程度であれば、多くのユーザーが入金していると思うので、無料VPSの対象になる方も多いのではないでしょうか。
もし、上記の条件を満たしていなくても、月額28USD(約3,000円)でXMのVPSは誰でも利用可能です。
XMの自動売買は本当に儲かる?メリット・デメリットを紹介
ありきたりな回答になってしまいますが、
自動売買で稼げるかどうかは「やり方次第」です。
あなたが自動売買に向いているかを知るためにも、自動売買の良い点・悪い点を事前にしっかり押さえておきましょう。
メリット①:忙しい人でも運用ができる
自動売買はその名の通り自動でトレードをしてくれるので、忙しい人でも運用ができます。
スイッチをオンにしておけば、24時間相場を監視してくれるので、トレードチャンスを逃すこともありません。
ただ、トレーダー側が相場の時間に合わせに行く必要がなくなるのは大きなメリットです。
また、トレードをするための検証もEAを使えば時短になります。
裁量トレードでも自動売買でも、使おうとしている手法や売買ロジックが本当に稼げるのか検証するのは必須です。
裁量トレードであれば、人力でコツコツ行うしかありませんが、
自動売買なら複数のEAを全自動かつ同時に稼働できるので、効率よく検証を行うことができます。
メリット②:テクニカル分析が苦手でも勝てるようになる
EAにはトレードノウハウが詰め込まれているので、
利用者側がテクニカルな相場分析を行う必要がありません。
だからと言って、テクニカル分析の勉強をしなくていいという話にはなりませんが、初心者でもプロと同じような、高度なテクニカル分析に基づくトレードを再現できるのは非常に大きなメリットと言えます。
メリット③:感情に左右されない機械的なトレードができる
FXの裁量トレードでは、メンタルもトレード結果に大きな影響を与えます。
- 損切りができず、結果的に大損してしまった…
- 含み益を失うのが怖くて、早めに利確してしまった…
このような経験、一度はありませんか?
人間は損失を回避するために、非合理的な判断をしてしまう傾向があります。
自動売買であれば、エントリーから利確・損切りまで全て機械がやってくれます。
心理的負担も軽減できますし、トレード結果をメンタルに左右されることもありません。
メリット④:裁量トレードで全く稼げない人でも『稼ぐ感覚』を身に着けられる
個人的に自動売買の最も大きなメリットは、
今まで稼げなかった人が『稼ぐ感覚』を身に着けられるという点だと私は考えます。
私もEAが自分の口座で利益を出していくのを観察することで、
稼ぐ感覚がイマイチわかってないと、
「FXにきっと私は向いていないんだ…」
「きっと何か根本的にやり方が間違っているんだ」
という思い込みに陥ります。
優秀なEAを稼働させれば、FXで稼ぐためのモデルパターンが誰でも簡単に再現できます。
私の場合は、このモデルパターンをお手本にすることで、裁量トレードをするときの立ち振る舞いを学ぶことができました。
デメリット①:経済指標発表などのイベントに弱い
自動売買は経済指標発表などの『イレギュラーな相場』に弱いです。
ご存じの通り、雇用統計などの経済指標発表時には、相場が不安定になります。
EAは経済指標の発表を前提に取引はしてくれないので、イベント時に自動売買を稼働させたままだと…
「損失が膨らみ一瞬でロスカットされてしまう」
ということも起こります。
トレーダー側の裁量で自動売買の稼働・停止の判断をしっかり行う必要があります。
朝起きたら、今日のイベントと為替ニュースをチェックする習慣をつけてしまうのがオススメです。
重要度の高い経済指標が発表されるのであれば、朝の段階で自動売買の稼働は停止してしまいましょう。
また、ニュースなどで社会情勢の情報も積極的に収集したほうがよいです。
近年だと、ブレグジットやアメリカ大統領選、コロナの流行などで相場が大荒れになりました。
基本的に自動売買は、平時の相場を想定して設計されています。
『イレギュラーな相場になりそうだったら稼働を停止する』を徹底すれば、思わぬ損失を防げます。
デメリット②:FXのウデマエは上達しない
裁量トレードで稼げないトレーダーも、自動売買をすれば利益を出せるようになる可能性が高いです。
しかし、自動売買で稼げるようになったからと言って、FXのスキルが向上したわけではありません。
自動売買を用いたトレードは、良くも悪くもEAの性能に依存する形となります。
ほとんどのEAは売買ロジックを公開していないので、どのようなトレード手法で利益が出ているのか、トレーダーが知ることはできません。
「もし今使っているEAが稼げなくなったら…」
ということを常に想定して、裁量トレードでも勝てるようなFXの研究を継続していくことが重要です。
- 自動売買×裁量トレードの二刀流でトレードする
- 裁量トレードで安定運用するための資金を自動売買で稼ぐ
このようなスタンスでもよいと思います。
XMでの自動売買のやり方・設定方法をわかりやすく解説
この項目では、「XMで自動売買を始めてみたい!」という方向けに、EAの選定から動かし方まで詳しく解説していきます。
XMでEAを用いた自動売買をしたい場合は、以下のような手順で行います。
ステップ①:XMの自動売買ツール(EA)を手に入れよう!無料でもOK
XMで自動売買をするためには、EAを用意する必要があります。
EAの選び方ですが、特に初心者の方は…
信頼性の高いフォワードテストの結果が閲覧できるサイトから入手してください!
個人的には『GogoJungle(ゴゴジャン)』というサイトでの購入が最もオススメです。
フォワードテストの結果は閲覧できませんが、質の高いEAが結構あります。
EAはブログやTwitter上で無料配布されている場合もあるのですが、個人からEAの提供を受ける場合は以下の点に注意してください。
- バックテストだけでなく、フォワードテストの結果も開示しているか
- フォワードテストは本当に信頼できるか
バックテストの結果は、開発者が良く見せようとすればいくらでも調整できるので、EAを選定する基準としては使わないのが適切です。
Myfxbookのような信頼性の高いサイトで、フォワードテストの成績を公表しているものが望ましいです。
もしフォワードテストの結果を公表していない場合は、自分自身で数か月、マイクロ口座などを用いてテストしてみるのがオススメです。
GEMFOREXはEA使い放題サービスがある!
GEMFOREXという海外FX業者は、
無料でEAが使い放題になるサービスを展開しています。
≫GEMFOREXの詳細を確認する(GEMFOREX公式サイトへ)
ステップ②:自動売買のための取引口座を開設しよう
XMで自動売買をするときは、自動売買専用の口座を開設するのがオススメです。
裁量トレード用の口座と分けることで、資金管理が簡単になります。
また、稼働させるEAに適した口座タイプを選択することも重要です。
ステップ③:XMのMT4・MT5で自動売買の設定をしよう
EAのファイルと、稼働させる取引口座が用意出来たら、MetaTraderにEAを導入しましょう。
XMでは『MetaTrader 4』または『MetaTrader 5』を使って取引しますが、EAの導入手順はどちらも同じです。
今回は利用者も多く、EAのラインナップも豊富な『MetaTrader 4』を例に解説していきます。
ウィンドウが開いたら、『MQL4』⇒『Experts』の順にフォルダを開いていきます。
※MT5の人は『MQL4』ではなく『MQL5』というフォルダを開きます。その後は同じです。
ダウンロードしてきたEAファイルを、『Experts』のフォルダの中に移動させます。
ナビゲーターウィンドウの『エキスパートアドバイザ』を右クリックして『更新』をクリックします。
エキスパートアドバイザのツリーに、導入したEAの名前が表示されればインストール成功です。
次に、EAを動かしたい通貨ペアのチャートを開きます。
開いたチャートに、ナビゲーターウィンドウ内のEAをドラッグ&ドロップします。
EAの設定画面が表示されます。パラメータタブを開けば、EAのロット数や売買条件の設定を調整できます。
チャートの右上に顔のマークが表示されたら準備完了です。
画面上の『自動売買』をクリックすると、EAのスイッチがオンになります。
このとき、右上の顔マークが笑顔になっていたら、EAが正常に稼働しています。
MQL5のEAはMT4に直接インストールできる
MQL5のEAを使う場合は、サイトからMT4・MT5に直接インストールすることができます。
下記のURLに飛んでアカウント⇒事前にログインをしておきましょう。
アカウントを作成してログインに成功すると、右上にアカウント名が表示されます。
ログインできたら、導入したEAの配布ページに移動します。
今回は例として『Best Scalper Free』という無料のEAを導入してみます。
≫Best Scalper Freeのダウンロードページへ(MQL5公式サイト)
配布ページを開いたら、左側の『ダウンロード』をクリックします。
『すでにMetaTrader 4をインストールしましたか?』というダイアログボックスが開くので、『はい、私はMetaTrader 4を持っています』をクリックします。
ブラウザからアプリケーションを開く許可が求められるので、『MetaTrader を開く』をクリックします。
自動的にMT4が立ち上がり、インストールが行われます。
左側のナビゲーターウィンドウにEAが入っていれば、インストール成功です。
あとはチャートにドラッグ&ドロップすれば、EAの設定画面が立ち上がります。
XMの自動売買でおすすめの運用方法は?
複数のプログラムを同時並行で稼働できるのも、EAの大きな利点です。
リスクを分散させるために、
『異なる売買ロジック・通貨ペア』のEAを複数稼働させるのがオススメです。
そして、成績が悪くなったEAはロットを抑えたり、他のEAへの切り替えを順次行います。
これは、スポーツチームの監督をイメージするとわかりやすいです。
時間が経つにつれて、選手の成績も変化していきます。
成績の良い選手は積極的に試合に出すべきですし、逆に成績が悪くなってしまったら、試合に出す回数を減らしたり、時にはレギュラーから外すという判断も必要になってきます。
EAを使った自動売買でも全く同じことが言えます。
- 成績が良いEA
⇒ロットを増やす - 成績が悪いEA
⇒ロットを減らす / 稼働を停止する
複数同時に稼働できるEAのメリットを活用して、リスクをコントロールしながらトレードしましょう。
XMで自動売買するときの注意点
XMで自動売買は便利で稼ぎやすいですが、事前に知っておくべき注意点がいくつかあります。
知らないと思わぬ損失が発生したり、口座凍結になってしまうケースもあるので、しっかりと押さえておきましょう。
XMには禁止されているトレードがある
XMで規約違反をしてしまうと、
口座凍結や利益の没収、出金拒否のペナルティが科せられる可能性があります。
もちろん自動売買も例外ではないので、XMで禁止されている行為をしっかり押させておきましょう。
- XMの複数口座または他業者の口座間での両建て行為
XMでは一つの口座内で両建てをすることは許可されています。
しかしXMの別口座や、他業者の口座との間で両建てをする行為は禁止されています。 - アービトラージ行為
XMではアービトラージ(サヤどり)行為が全面的に禁止されています。
業者のチャート表示速度の遅延を利用した『レイテンシーアービトラージ』、スワップポイントの取得を目的とした『スワップアービトラージ』、値動きの相関性が高い通貨間で両建てをする『ペアトレード』などが該当します。 - サーバー異常やレートエラーを狙って取引を行う行為
システム上の不具合や障害を利用して、不正に利益を得る行為は禁止されています。 - XMポイントの悪用
XMP(XMポイント)の取得を狙った低リスクのトレードを繰り返すことは禁止されています。 - 窓埋めトレード
他のFX業者では許可されている場合も多いですが、XMでは週明けの価格ギャップを狙ったトレードが禁止されています。 - ゼロカットを前提としたハイレバトレード
ゼロカットはあくまでも『いざという時にトレーダーを守るための制度』です。
小資金を投入して、ゼロカットを前提としたハイレバトレードを行うことは利用規約違反になります。
XMの禁止行為については、以下の記事で詳しく解説しています。
XMで自動売買をするときは、可能な限り1つの口座で行うのがオススメです。
集団で同じEAを使うと規制の対象になる
XMでは、同じEAを集団で使っていると規制の対象になります。
規制対象と判断されると、レバレッジが制限されたり、場合によっては取引停止を求められることがあるので注意が必要です。
パラメータを少し変更したり、他のEAとポートフォリオを組んで利用すれば回避できる可能性もあります。
レバレッジ規制で証拠金維持率が一気に下がる
XMの最大レバレッジは1000倍ですが、
口座残高に応じたレバレッジの上限が設定されています。
口座残高 | スタンダート/マイクロ口座/KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|
~200万円(2万ドル) | 1000倍 | 500倍 |
200万円~1000万円(2万~10万ドル) | 200倍 | 200倍 |
1000万円~(10万ドル~) | 100倍 | 100倍 |
※すべての取引口座の残高を合計した額に対して適用されます。
表を見るとわかりますが、口座残高が200万円を超えると、レバレッジが1000倍⇒200倍に制限されます。
XMのレバレッジ規制については、以下の記事で詳しく解説しています。
稼ぎ続けられるEA(自動売買プログラム)は存在しない
悲しい事実をお伝えしますが、この世の中には…
ずっと稼ぎ続けられるトレード手法は存在しません。
相場は刻一刻と変化していきます。
変化に対応できないトレーダーは淘汰されてしまう厳しい世界です。
これは自動売買でも例外ではありません。
自動売買で稼ぎ続けたいのであれば、
その時の相場に適したEAを選定・運用し続けるノウハウが必要です。
「自動売買=手放しで運用」は大間違い
自動売買というのは、自動で利益を出してくれる便利なツールと考えられがちです。
しかし、これは大きな勘違いです。
EAはトレード手法がインプットされた『ただのプログラム』です。
リスク管理まではやってくれないので、
「自動売買を動かす・動かさない」という判断は人の手で行う必要があります。
例えば…
- 経済指標発表時など、相場が急変動する前
- 相場の変化でEAの成績が悪化したとき
上記のようなポイントで正しい判断ができなければ、大損をしてしまうことも多々あります。
「自動売買だから裁量トレードより簡単に稼げる」というわけで決してないので、勘違いしないようにしてください。
XMの自動売買ユーザーを狙った詐欺も存在する
「月利40%を叩き出す自動売買プログラム」
「完全放置で毎月100万稼ぐ自動売買ソフト」
このような売り文句をよく見かけますよね。
しかし残念ですが、魅力的な内容の広告に飛びついてしまっている方のほとんどは、資金を溶かして退場します。
ネットでは、全く利益の出ないEAを販売するビジネスが横行しています。
MT4・MT5のEAは、過去の相場でどれくらいの成績が出るのかをバックテストで検証できます。
EAの性能を確かめる一つの判断材料にはなるのですが、
販売だけを目的としたEAは、過去の相場で良い成績が出るように調整されているものも多いです。
しかも、アフィリエイト報酬はトレーダーの勝ち負けに関わらず、取引高に応じて発生します。
本当に稼げるEAを提供してくれる開発者さんも存在するのですが、中には無駄にロットを持たせるような『アフィリエイト報酬重視』のEAも存在するので注意してください。
XMで自動売買をするならVPSを導入しよう!
XMで自動売買を本格的にするなら、VPSは必須です。
VPS(Virtual Private Server)というのは、クラウド上に設置されているパソコンのことです。
お手持ちのパソコンやスマホからリモート接続することで操作が可能です。
XMで自動売買をするときは、MetaTraderを24時間ずっとつけっぱなしにする必要があります。
- 電気代がかかる
- パソコンの寿命を縮めてしまう
- 火災の危険性がある
- 停電したらトレードできなくなってしまう
家庭用のパソコンはサーバー用ではないので、24時間稼働させることを前提に設計されていません。
安心して自動売買をするためにも、レンタルしたVPS上でMetaTraderを稼働させるのがオススメです。
XMのVPSは自動売買に最適!
上でも解説しましたが、XMでは一定の条件を満たすことで、VPSを無料で利用可能です。
- 5,000USD相当の口座残高がある
- 一か月間で最低往復5ロットの取引がある(マイクロ口座なら500ロット)
もし上記の条件を満たしていなくても、月額28USD(約3,000円)で誰でも利用可できます。
そしてXMのVPSは、非常に自動売買に適した設計となっています。
XMのMetaTraderのサーバーはロンドンのデータセンターに設置されているんですが、なんとその場所から1.5kmの位置にVPSのサーバーが設置されています。
つまり、MetaTraderの取引サーバーと、EAを稼働させるVPSのサーバーが近い位置にあるということです。
これにより、高速な取引執行が可能なことから、XMのVPSは自動売買に特化していると言えるのです。
XMの自動売買に関する「よくある質問」
XMの自動売買に関連する「よくある質問」について回答していきます。
XMでの自動売買に適した口座タイプは?
口座タイプはEAのトレードスタイルに合わせて決めるのがベストです。
デイトレードやスイングトレードのように、取引回数が少なめのEAであれば『スタンダード口座』がオススメです。
ただし、『XM Zero口座』は最大レバレッジが500倍となっていますので注意してください。
XMの自動売買は無料で出来る?
MT4・MT5を使った自動売買は無料で出来ます。
ただ、有料のEAを購入したり、VPS上でEAを稼働させる場合は別途費用が発生します。
XMの自動売買はスマホでもできる?
残念ながら、スマホ版・タブレット版のMetaTraderはEAに対応していません。
EAで自動売買をしたい場合は、パソコン版のMetaTraderを使う必要があるので注意してください。
どうしてもスマホやタブレットから自動売買をしたい場合は、VPSを契約するという方法があります。
契約したVPSにスマホ・タブレットからアクセスすれば、VPS上のMetaTrader(パソコン版)を遠隔操作することができます。
XMで自動売買が動かないときは?
XMで自動売買が動かない原因は主に2つです。
- MetaTrader上での設定の問題
- EA本体のプログラムの問題
最初に、EAが正しくMetaTraderに導入できているか確認しましょう。
チャート右上の顔アイコンが笑顔になっているにもかかわらず、一向に売買がされない場合は、EA本体のプログラムに問題がある可能性が高いです。
「口座縛り」や「EAの稼働期間」が設定されている可能性もあるので、EAの開発者に直接問い合わせてみてください。
EAを使った自動売買をするならMT4とMT5どっちがいい?
MT4・MT5、どちらもで自動売買はできるので、
使いたいEAが対応しているプラットフォームを選択すればOKです。
ただし、MT4とMT5のEAには互換性がないので…
- MT4用のEAをMT5で使う
- MT5用のEAをMT4で使う
ということができません。
現在、EAの種類が豊富なのはMT4です。
MT4とMT5の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ「自動売買を上手に活用していこう!」
XMの自動売買について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
自動売買は、今まで全く稼げなかったFX初心者でも、利益をしっかり出せるのが魅力です。
ただしこの記事で解説した通り、メリット・デメリットをしっかり理解しておく必要があります。
自動売買といっても、すべてを自動でやってくれるわけではありません。
チャート分析や実際の売買作業など、トレーダー側の裁量で判断すべきシーンが減るだけです。
FXの勉強や検証は継続して行っていく必要があることを忘れないでくださいね!