「どちらで口座開設をするべきか迷っている…」という方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、どっちがあなたに適しているかは…
- どんなスタイルのトレードをしていくか
- トレードにおいて何を重要視するか
によって変わります。
この記事では、取引スペックや安全性など、
FX業者選びで重要な8つの視点でXMとAXIORYを比較しています。
XMとAXIORY(アキシオリー)ってそれぞれどんなFX業者?
XM(エックスエム)とAXIORY(アキシオリー)は、海外FXの中でも特に人気のFX業者です。
スプレッドは他業者よりも多少広いものの、豊富なボーナスや安全性、サポート体制などがしっかりしているため、
日本人トレーダーから現在最も支持されている海外FX業者です。
グループ企業を含めると、10か国以上の金融営業ライセンスを取得しており、世界中の国に為替取引サービスを提供しています。
一方でAXIORYは、2013年創業の比較的新しいFX業者です。
他のFX業者と比べると、取引スペックの向上に何より力を入れているため、ボーナスなどの顧客還元キャンペーンはあまり実施されていません。
そのためかSNSなどではあまり話題にならず、少し地味な印象を受けます。
しかし、「安全性」「取引スペック」を高い水準で両立している希少なFX業者で、
FX歴の経験が豊富なトレーダーがメインブローカーに採用しているケースをよく聞きます。
axioryっていう海外口座使ってる人多い気がする。レバレッジが大きいからみんな選んでるのかなー
良さとかあれば是非教えてほしい#FX #投資— らいらい🐸FX (@vxMvffGfK6Ku90r) March 7, 2021
XMとAXIORYを8つのポイントで徹底比較|勝敗を決めてみた
XMとAXIORYのそれぞれの良さや違いを明確にする為、FX業者選びで重要な8つの項目で比較をしていきます。
比較結果を表にすると、次のようになりました。
XM | AXIORY | 勝敗 | |
---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 400倍 | XMの勝ち |
レバレッジ規制 | 厳しい | 緩い | AXIORYの勝ち |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 引き分け |
安全性 金融ライセンスの信用度 サービス提供開始時期 第三者機関の評価 | 極めて高い 2009年 FPA:3/5 WikiFX:7/10 | 高い 2013年 FPA:3./5 WikiFX:5/10 | XMの勝ち XMの勝ち 引き分け |
スプレッド | 広い | 狭い | AXIORYの勝ち |
取引プラットフォーム | MetaTrader 4 MetaTrader 5 | MetaTrader 4 MetaTrader 5 cTrader | AXIORYの勝ち |
取扱通貨ペア | 57種類 | 61種類 | AXIORYの勝ち |
ユーザーサポート | リアルタイムチャット メール | リアルタイムチャット メール | 引き分け |
結論…
それでは、XMとAXIORYの特徴を細かく比較していきます。
比較ポイント①:最大レバレッジ
海外FXの魅力はなんといってもハイレバレッジですよね。
レバレッジが高ければ、トレードの幅が広がりますし、小資金でも大きな利益を狙うことができます。
XMとAXIORYの口座ごとの最大レバレッジは次のようになっています。
XM | レバレッジ倍率 | AXIORY | レバレッジ倍率 |
---|---|---|---|
スタンダード口座 | 1000倍 | スタンダード口座 | 400倍 |
マイクロ口座 | 1000倍 | ナノ口座 | 400倍 |
KIWAMI極口座 | 1000倍 | テラ口座 | 400倍 |
Zero口座 | 500倍 | アルファ口座 | 1倍 |
比較してみると…
すべての口座でXMのほうがレバレッジが高いことがわかります。
リスクを取って、短期間で成果を出すことを目指すなら、AXIORYよりXMのほうが適していると言えます。
AXIORYの口座タイプについては、以下の記事で詳しく解説しています。
「ハイレバレッジ=危険」というのは間違い
このサイトでは何度も何度もお伝えしていますが、
「ハイレバレッジ=危険」という考えは正しくありません。
ハイレバレッジが危険なのではなく、
適切な資金管理を行わずにポジションを持ちすぎてしまうのが危険なのです。
口座レバレッジの倍率が高いと、それだけ多くのポジションを「持ててしまいます」。
ポジションを持ちすぎてしまえば、当然ロスカットのリスクも上昇します。
口座レバレッジの倍率が高いほど「より大きな含み損に耐えられる」ということを意味しています。
資産の安定成長を目指すなら、ハイレバレッジの恩恵はあまり受けられませんが、
小資金から爆発的な利益を狙うのであれば、より大きな含み損に耐えられるハイレバレッジはかなり有利と言えます。
FX、国内口座しか保有していなくて、ゴールドの先出しに乗れずに切なく、海外口座も作ってみました。
ハイレバは危険とばかり決めつけていたけど、色々調べると軍資金少なくて低ロットにせざるを得ないならハイレバの海外の方が圧倒的に有利なような📈XMの初回ボーナスをドル円底付近でロングし利確🎶
— 鰻 (@desert_ramen) June 29, 2021
ハイレバレッジがオススメの理由については、以下の記事で詳しく解説しています。
比較ポイント②:レバレッジ規制
レバレッジ規制というのは、口座タイプや口座残高に応じてレバレッジの上限が規制される制度です。
レバレッジ規制というのは投資家にとって死活問題だが、意外と話題にならないんだよなあ。
少なくとも「実際に勝っている」トレーダーにとっては最重要な要素の一つだろう(同じくらい重要なのは税金)— tak_bk (@tak_bk) July 4, 2021
日本のFX業者はレバレッジの上限が25倍なので、口座残高によるレバレッジの規制はほとんどありませんが、
海外FXでは多くの業者でレバレッジ規制が存在するので注意が必要です。
XMとAXIORYもレバレッジ規制が存在しますが、口座タイプや口座残高に対する最大レバレッジは異なるので確認しておきましょう。
XMのレバレッジ規制
口座タイプ | 口座残高2万ドル相当まで | 口座残高2万~10万ドル相当まで | 口座残高10万ドル相当以上 |
---|---|---|---|
スタンダート | 1000倍 | 200倍 | 100倍 |
マイクロ | 1000倍 | 200倍 | 100倍 |
KIWAMI極 | 1000倍 | 200倍 | 100倍 |
ゼロ | 500倍 | 200倍 | 100倍 |
XMには4種類の口座が用意されています。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- XM Zero口座
- KIWAMI極口座
このうち、ゼロ口座のみ最大レバレッジが500倍となっています。
xmは200万超えるとレバレッジ規制ガーって良く聞くけど
別にレバレッジ200でやれば良くない?w— シェケル (@yotton_2011_2) July 6, 2021
XMの口座タイプについては、以下の記事で詳しく解説しています。
AXIORYのレバレッジ規制
口座タイプ | 口座残高10万ドル相当まで | 口座残高10万~20万ドル相当まで | 口座残高20万〜30ドル相当まで | 口座残高30万ドル相当以上 |
---|---|---|---|---|
スタンダート | 400倍 | 300倍 | 200倍 | 100倍 |
ナノ | 400倍 | 300倍 | 200倍 | 100倍 |
テラ | 400倍 | 300倍 | 200倍 | 100倍 |
アルファ | 1倍 | 1倍 | 1倍 | 1倍 |
AXIORYには4種類の口座が用意されています。
- スタンダード口座
- ナノ口座
- テラ口座
- アルファ口座
このうち、一番下のアルファ口座はレバレッジが1倍に固定されています。
色々巡って参りましたが、Axioryに落ち着きました。レバレッジは400倍と少ないながら、EAによる不利益約定が少ない気がします。EAによって、各FX会社の損益が大きく変わります(実験されてるようですね!)ので試してからご利用ください!
— 日利2️⃣‰🦑 (@cds43cs) June 14, 2021
ハイレバ取引を重要視するなら軍資金をベースにFX業者を選ぼう!
高いレバレッジでのトレードを最優先にするなら、
軍資金をベースにFX業者を選ぶのがベストです。
XMは小資金なら大きなレバレッジをかけられますが、口座残高が約200万円を超えると一気に200倍まで規制がかかります。
一方でAXIORYは、口座残高約1000万円まで400倍のレバレッジでトレードができます。
これを踏まえると…
- 軍資金が200万円未満のトレーダー
⇒XMのほうがハイレバレッジでトレードができる - 軍資金が200万円以上のトレーダー
⇒AXIORYのほうがハイレバレッジでトレードできる
という結論になります。
比較ポイント③:ロスカット水準
ロスカットというのは、FXで損失が拡大して一定の水準に達した時、
トレーダーが持っているポジションをFX業者が強制決済する制度のことです。
そして、ロスカットが執行される証拠金維持率の値を「ロスカット水準」と呼びます。
XMとAXIORYはロスカット水準が20%で同じ
XMとAXIORYのロスカット水準は、
どちらも同じ20%に設定されています。
つまり、ポジションを持った状態で証拠金維持率が20%に達してしまうと、すべてのポジションが自動的に強制決済されます。
ロスカット水準「20%」は海外FXで標準的な数値
ロスカット水準が20%というのは、海外FXで一般的な数値です。
国内 or 海外 | ロスカット水準(%) | |
---|---|---|
iFOREX | 海外 | 0% |
XM | 海外 | 20% |
TitanFX | 海外 | 20% |
AXIORY | 海外 | 20% |
BigBoss | 海外 | 20% |
LANDFX | 海外 | 30% |
GEMFOREX | 海外 | 50% |
FxPro | 海外 | 50% |
DMM FX | 国内 | 50% |
YJFX! | 国内 | 50% |
みんなのFX | 国内 | 70% |
ヒロセ通商 | 国内 | 100% |
Tradeview | 海外 | 100% |
上の表は全て、当サイト一押しの「安全性の高いFX業者」です。
表の中で最もロスカット水準が低いのは、iFOREXの0%です。
XMとAXIORYはマージンコールレートも50%で同じ
証拠金維持率が低下すると、ロスカットの前にマージンコールが発動します。
マージンコールが発動してしまうと、追加でポジションを取得することができなくなります。
XMとAXIORYは、どちらもマージンコールレートが50%に設定されています。
国内FX業者の場合は追証(追加証拠金)があるので、一定期間内に証拠金維持率を回復させないと、ロスカット水準に達する前にロスカットが執行されます。
XMやAXIORYは「追証なし」のFX業者なので、マージンコールが発動しても証拠金維持率の回復義務はありません。
「ロスカットやマージンコールについてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事を読んでみてください!
比較ポイント④:安全性
残念ながら、海外のFX業者の中には詐欺的な行為を行う企業も存在します。
難癖をつけて出金を拒否したり、大きなスリッページが発生する場合もあります。
このような被害に遭わないためには、FX業者の信頼性を事前にリサーチすることが必須です。
FX業者の信頼性は、主に3つの視点で判断するのがオススメです。
- 金融ライセンスの有無と強さ
- 営業年数
- 利用ユーザーや第三者機関からの評価・コメント
それでは、XMとAXIORYについて、上記3つの判断基準で詳しく見ていきましょう。
①金融ライセンスの有無と強さ
金融ライセンスというのは簡単に言うと、各国の金融監督機関から発行される営業許可証のことです。
「金融ライセンスを取得している=安全なFX業者」ということができます。
ただし、金融ライセンスの中にも信頼性の高い・低いがあるので注意が必要です。
取得ライセンス | ライセンスの信頼性 | |
---|---|---|
XM(Tradexfin Limited) | セーシェル金融庁 | 中程度 |
AXIORY | ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) | 低-中程度 |
どちらの会社も、金融ライセンスを取得して営業していることがわかります。
XMグループは、サービスを提供する国ごとに会社を分けているため、日本人向けにXMのサービスを提供しているのは、正確には「Tradexfin Limited」という会社です。
しかし、XMグループ全体では世界の難関ライセンスを多数取得しているので、会社としての信頼性は非常に高いと考えてよいでしょう。
次に、AXIORYの取得しているベリーズ国際金融サービス委員会のライセンス(IFSC)ですが、こちらの信頼性は「低-中程度」と言えます。
「取得している金融ライセンスの強さ」という視点では、XMに軍配が上がります。
- XMやAXIORYが信頼性の高い金融ライセンスを取得していないワケ
- XMグループの取得している金融ライセンスの詳細
については、以下の記事で詳しく解説しています。
②営業年数
営業年数や実績もFX業者の信頼性を確かめる指標の一つです。
営業年数が長いということは、それだけ経営が安定していると言えますし、詐欺的行為をしてないという裏付けにもなります。
XMとAXIORY、それぞれFX取引サービスを開始した年は以下の通りです。
サービス提供開始時期 | |
---|---|
XM | 2009年 |
AXIORY | 2013年 |
表のように営業年数で比較すると、
XMのほうがAXIORYより歴史のあるFX業者ということがわかります。
しかし、AXIORYも8年以上営業をしていることから、実績としてはどちらの業者も十分と言えます。
③利用ユーザーや第三者機関からの評価・コメント
実際の利用ユーザーや第三者機関からの情報も非常に重要です。
TwitterのようなSNSで実際の利用ユーザーの声を調べるのもアリですし、FX業者のレビューサイトを確認するのもオススメです。
レビューサイトとしてオススメなのは、以下の2つです。
- FPA(Forex Peace Army)
FX業者の口コミを集めた世界最大のレビューサイト
世界中のFXトレーダーからの評価やコメントを掲載している - WikiFX
FPA同様にFX業者のレビューを掲載しているサイト。
サイトの運営企業がFX業者について独自の調査も併せて行っており「詐欺業者」を見抜くという視点に特化している。
今回は、上記2つのサイトのスコアを表にしてみました。
調べてみると、レビューサイトによって評価が分かれる結果となりました。
しかし、どちらのレビューサイトでも「SCAM(詐欺)」認定はされていないので、
XMとAXIORYは安全に利用できるFX業者というのは間違いなさそうです。
FX業者の信頼性は総合的に判断しよう
FX業者の信頼性は1つのポイントでは判断できません。
上で解説した「ライセンス」「営業年数」「実際の評判」は特に重要なポイントですが、このほかにも…
- 相場急変時にゼロカットを行った実績
- アスリートやチームとのスポンサー契約
- 企業の情報公開への姿勢
のように、企業の信頼性に関わる様々な要素があります。
ちなみに、スイスフランショック時にはXMもAXIORYも顧客にゼロカットを適用しています。
一方でAXIORYは、約定スピードやスリッページ率などの情報を積極的に公開している透明性の高いFX業者です。
FX業者の信頼性については、多角的な視点から総合的に判断をするようにしましょう。
XMのさらに詳しい評判検証は、以下の記事で行っています。
比較ポイント⑤:スプレッド
長い時間トレードを積み重ねると、スプレッドによる損失は決して小さくありません。
可能な限り取引コストを抑えるためにも、スプレッドは可能な限り狭い業者を選ぶのに越したことはありません。
この項目では、XMとAXIORYのスプレッドを口座タイプごとに比較しています。
すべて独自に調査・収集したデータを基に作成しています。
実際にVPS上で取引ソフトを並行稼働させ、スプレッドログの収集を行いました。
ソースデータは以下のリンクから閲覧可能です。
≫スプレッドログを閲覧する
XMとAXIORYのスプレッドを比較【スタンダード口座】
XMとAXIORYのスタンダード口座でスプレッドを比較すると、以下のような結果になりました。
通貨ペア | XM スタンダード口座 | AXIORY スタンダード口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 1.8pips | 1.4pips |
EUR/JPY | 2.6pips | 1.5pips |
GBP/JPY | 4.1pips | 2.0pips |
AUD/JPY | 3.4pips | 1.9pips |
EUR/USD | 1.8pips | 1.2pips |
GBP/USD | 2.4pips | 1.5pips |
AUD/USD | 1.8pips | 1.7pips |
USD/TRY | 245.3pips | 72.0pips |
表を見てみると、全ての通貨ペアでXMよりAXIORYのほうがスプレッドが狭いことがわかります。
XMとAXIORYのスプレッドを比較【低スプレッド口座】
次に、XMとAXIORYの低スプレッド口座でスプレッドを比較してみます。
低スプレッド口座というのは、スプレッドとは別に取引手数料が発生するタイプの口座です。
スタンダード口座のような通常の取引口座の場合、実際のスプレッド(トレードにおける価格差)に、マークアップと呼ばれる隠れコストが含まれています。
一方で低スプレッド口座は、「生スプレッド(実際のトレードにおける価格差)+取引手数料」が最終的な売買コストになります。
下記の表は、「生スプレッド+取引手数料」の最終的な取引コストで比較しています。
通貨ペア | XM Zero口座 | AXIORY ナノ口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 1.2pips | 1.0pips |
EUR/JPY | 1.7pips | 1.1pips |
GBP/JPY | 2.7pips | 1.6pips |
AUD/JPY | 2.3pips | 1.3pips |
EUR/USD | 1.2pips | 0.8pips |
GBP/USD | 1.4pips | 1.1pips |
AUD/USD | 1.5pips | 1.1pips |
USD/TRY | 231.8pips | 69.7pips |
スタンダード口座と比較すると、どちらの業者も取引コストは抑えられていますが、
やはりXMよりAXIORYのほうが総じてスプレッドが狭いことがわかります。
XMはスプレッドが広すぎる…
— Tommy (@tmngmssh) June 30, 2021
XMでは、2022年10月から新しい口座タイプ「KIWAMI極口座」が提供されています。
この口座の特徴を一言で表すと「取引手数料無料なのにスプレッドが極狭」です。
ちなみに主な通貨ペアのスプレッドは以下の通りになります。
- USD/JPY:0.85pips
- EUR/JPY:1.41pips
- GBP/JPY:2.31pips
- AUD/JPY:1.36pips
- EUR/USD:0.76pips
- GBP/USD:1.06pips
- AUD/USD:1.19pips
- USD/TRY:265pips
非常にスプレッドが狭いのがわかります。
なお「KIWAMI極口座」と他の口座タイプの違いついてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
AXIORYよりXMのほうがスプレッドが広い理由はボーナスにあり
AXIORYよりXMのほうがスプレッドが広い理由は、ボーナスによる影響が大きいです。
XMは海外FX業者の中でも比較的ボーナスが豪華なことで有名です。
XMってスプレッドの広さがクローズアップされますが、トレードする度にXMPポイントが貯まり、キャッシュバックできます。
1lotあたり最大5ドル程度キャッシュバックされるので、ドル円であれば実質スプレッドは0.5pipsぐらい縮まることになります。
私、ちょくちょく下ろしてます。
是非活用を! pic.twitter.com/xN1IpolguP— カンダ@バンコク (@KandaBangkok) October 16, 2020
一方のAXIORYもボーナスは存在しますが、受け取れるボーナスの量は少なく、期間限定というケースが多いです。
XMはボーナスなどのサービス面に経営コストを割いているため、スプレッドは他業者と比較すると高めになってしまっています。
ただし、受け取れるボーナスが多ければ、それだけ大きなトレードができるようになるので、
「少額から大きな利益を狙いたい」
というニーズにはピッタリです。
一方で、AXIORYのようにボーナスは少ないけどスプレッドが狭いタイプの業者は、
「長期視点で利益を最大化したい」
という場合に最適です。
「ボーナスを取るか」「狭いスプレッドを取るか」は、自身のトレードスタンスと照らし合わせて判断するのがオススメです!
XMとAXIORY、それぞれのボーナスプログラムについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せて読んでみてください!
比較ポイント⑥:取引プラットフォーム
取引プラットフォームというのは、FXのトレードをするときに利用するソフトのことです。
用途に適した取引プラットフォームを選ぶことで、取引コストの低減やスムーズなトレードにつながります。
具体的には、以下のようなポイントで差が出ます。
- トレードのしやすさ
- 取引方式
- 拡張性の高さ
- 板情報の有無
それでは、XMとAXIORYの採用している
この項目では、XMとAXIORYがそれぞれ採用している取引プラットフォーム比較をしていきます。
XMとAXIORYの採用している取引プラットフォーム
XMとAXIORYの採用しているプラットフォームを口座タイプごとに見ていきましょう。
- スタンダード口座
⇒MT4/MT5 - マイクロ口座
⇒MT4/MT5 - XM Zero口座
⇒MT4/MT5 - KIWAMI極口
⇒MT4/MT5
- スタンダード口座
⇒MT4/cTrader - ナノ口座
⇒MT4/cTrader - テラ口座
⇒MT5 - アルファ口座
⇒MT5
XMとAXIORYの取引プラットフォームの特徴を解説
XMとAXIORYが採用しているプラットフォームは、次の3つのうちのどれかということがわかりました。
- MT4(MetaTrader 4)
世界で最も普及しているFX取引プラットフォーム。
汎用性と拡張性の高さがポイント。
サードパーティー製のインジケーターや自動売買プログラム(EA)が多く普及しており、未だに第一線で使われている。 - MT5(MetaTrader 5)
MT4の後継にあたる取引プラットフォーム。
MT4より高機能で、処理速度も高速のためサクサク動く。 - cTrader
ECN取引専用の取引プラットフォーム。
UIが洗練されていて、スキャルピングトレードも快適。
近年採用するFX業者が増えている。
特徴を表で詳しく比較していきましょう。
MT4(MetaTrader 4) | MT5(MetaTrader 5) | cTrader | |
---|---|---|---|
動作速度 | もっさり | サクサク | サクサク |
対応する注文処理方式 | NDD STP方式 | NDD STP方式 NDD ECN方式 | NDD ECN方式 |
自動売買 | 可能(ソフトの数も豊富) | 可能(ソフトの数は少ない) | 可能(ソフトはほとんどない) |
UI | 普通 | 普通 | 近代的で洗練されている |
操作性 | 普通 | 普通 | 高い(スキャルピングも快適) |
拡張性 | 高い | 高い | 低い |
板情報の確認 | 非対応 | 対応 | 対応 |
ネット上の情報量 | 多い | 普通 | 少ない |
このように、取引プラットフォームによって様々な違いがあることがわかりました。
「取引プラットフォームの選択肢の豊富さ」という観点では、MT4・MT5に加えて、cTraderの取り扱いもあるAXIORYに軍配が上がります。
しかし、最も重要なのは…
「自分がどのようなトレードをしていきたいか」
「トレードにおいて何を重要視するか」
によって、最適な取引プラットフォームを選択することです。
XMとAXIORYを取引プラットフォームの面で比較すると、大きな違いはcTtraderを採用しているか否かです。
もしあなたのトレードスタンスがMetaTraderよりcTraderに適したものであれば、FX業者としてはAXIORYを選択すべきです。
こんな案内来てた
XMのポジション全部決済できたらAXIORYに乗り換えようかしら
MT5よりcTraderで取引したいし、AXIORYの方が微妙にスプレッド狭いし pic.twitter.com/rKgOk1gdk0— おふがし™ (@RizeChanTo) June 28, 2021
逆に、MT4・MT5に適したトレードスタンスなら、XMとAXIORYどちらも採用していることから、別の観点からどっちの業者が良いかを選択すべきと言えます。
MT4とMT5の違いについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
自動売買をしたいなら⇒MT4
海外FXで自動売買をしたいと考えている方は、MT4を利用するのが最もオススメです。
MT4・MT5・cTraderすべて、自動売買には対応しているのですが、
優秀な自動売買プログラム(EA)の多くはMT4向けに開発されています。
残寝ながら、MT4とMT5の自動売買プログラム(EA)には互換性がありません。
優秀なEAを開発している個人や企業も、未だにMT4用EAを作り続けている状況から考えると、
「自動売買をするならMT4を選択すべき」と言えます。
拡張性を重視するなら⇒MT4
「個人や企業が開発した優秀なトレードツールを使いたい」という場合も、MT4を使うのがオススメです。
自動売買プログラム(EA)と同様、カスタムツールのシェアもMT4がトップです。
例えば…
- ベストな売買タイミングを教えてくれるサインツール
- 資金残高に合わせて適切なロット数を教えてくれる注文ツール
などなど、トレードスタイルに合わせて自由自在にカスタマイズすることができます。MetaTraderに導入するカスタマイズツールを「カスタムインジケーター」と呼びます。
cTraderにも拡張機能はあるのですが、ネット上に情報が少なく、製品のラインナップも決して豊富とは言えません。
自動売買ソフトに互換性がないことは上でも解説しましたが、カスタムインジケーターについてもMT4とMT5の間で互換性がありません。
オススメのMT4インジケーターについては、以下の記事で詳しく解説しています。
トレードの透明性を重視するなら⇒cTrader
トレードの透明性が重要と考える方は、cTraderを採用しているAXIORYがオススメです。
AXIORYの採用しているcTraderは、
ECN(Market Execution)取引専用のプラットフォームです。
ECN方式とは、トレーダーの注文を直接インターバンクの注文とマッチングさせる注文処理方式のことです。
トレーダーの注文に対して、FX業者は一切手が加えられないため、極めて透明性の高い取引が実現できます。
前提として、FX業者の注文処理方式は大きく「DD方式」と「NDD方式」に分けられます。
DD方式は顧客の注文をFX業者のディーラーが捌く一方、NDD方式は顧客とインターバンク間にディーラーを配置しない方式です。
- DD(Dealing Desk)方式
顧客とインターバンクの間にFX業者のディーラーを配置する方式。 - NDD(None Dealing Desk)方式
顧客とインターバンクの間にFX業者のディーラーを配置せず、注文はすべてコンピューター処理するという方式
XMとAXIORYはどちらも、NDD方式を採用しています。
NDD方式はさらに「STP方式」と「ECN方式」という2つの注文処理方式に分けられます。
- STP(Straight Through Processing)方式
FX業者が事前に提携しているカバー先から提示される「最もレートの低い注文」と自社の顧客の注文をマッチングさせる取引方式。 - ECN(Electronic Communications Network)方式
顧客の注文とインターバンク市場の注文を直接マッチングさせる取引方式。
ここからがさらに複雑なのですが、STP方式とECN方式は更に「Instant Execution」と「Market Execution」のどちらかに分かれます。
- Instant Execution
一度顧客の注文をFX業者がすべて決済してから、最適なカバー先にマッチングさせる方式 - Market Execution
顧客の注文とカバー先の注文を直接マッチングさせる方式
AXIORYの採用しているcTraderはECN方式(Market Execution)専用のプラットフォームなので、
顧客の注文はインターバンク市場の注文と直接マッチングをします。
FX業者側が顧客の注文を一度決済する「ノミ行為」や、顧客同士の注文を相殺する「マリー取引」は行われないことから、
透明性を重視する方には、cTraderが使えるAXIORYをオススメします。
一方のXMはNDD方式という点ではAXIORYと変わりませんが、STP方式を採用しているので、顧客からの注文はすべてXM側が決済しています。
しかし、決してXMが信用性の低い業者というわけではありません。
この項目は、あくまでも「取引の透明性」という観点での比較です。
高速スキャルピングをするなら⇒cTrader
cTraderはUIが洗練されているため、
スキャルピングのような直感的な操作が求められるトレードに適しています。
また、デフォルト状態のMetaTraderでは不可能な「複数ポジションの一括決済操作」も可能です。
- 指値・逆指値注文時に推定損益を確認できる
- 板情報を見ながらトレードできる
などなど、多数のメリットがあります。
「トレードのしやすさ」を重視する方には、cTraderが利用可能なAXIORYをオススメします。
比較ポイント⑦:取扱通貨ペア
通貨ペア | CFD商品 | 合計 | |
---|---|---|---|
XM | 57種類 | 50種類 | 107種類 |
AXIORY | 61種類 | 16種類 | 77種類 |
表を見ると、AXIORYのほうが取扱通貨ペアが多いことがわかります。
一方で、XMはCFD銘柄を豊富に取り揃えており、取扱商品の合計ではAXIORYを上回ることがわかりました。
XMとAXIORYの取扱商品の詳細については、以下の手順で確認ができます。
XMの取扱通貨ペアについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
比較ポイント⑧:ユーザーサポート
ユーザーサポートの充実していれば、疑問点や懸念点をスグに解決することができます。
XMとAXIORYはどちらも「リアルタイムチャット」と「メール」の2種類のサポート方法に対応しています。
- リアルタイムチャット
サポート部門の担当者とリアルタイムでチャットのやり取りが可能。 - メール
問い合わせフォームまたは、サポート部門あてのアドレスにメールを送ることで、回答を返信で受け取れる。
対応時間については以下の通りです。
リアルタイムチャット | メール | |
---|---|---|
XM | 日本時間 月曜から金曜 09:00~21:00 | 受付は24時間可能。 土日祝を挟む場合は回答が遅れる場合アリ |
AXIORY | 日本時間 月曜から金曜 10:30~23:30 | 日本時間 月曜から金曜 9:00~24:00 |
サポート面については、XMとAXIORYはほとんど差がないことがわかりました。
XMのサポートの詳細については、以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ:情報を収集して自分にぴったりのFX業者を選ぼう!
XMとAXIORYを8つの項目で比較してみましたが、いかがだったでしょうか。
このほかにも、入出金面や約定力など、FX業者には様々な比較基準が存在します。
全てを網羅することは難しいので、この記事では特に重要な8つのポイントに絞ってご紹介しました。
結論から言うと、まずは自分自身のトレードの軸を持ち、それをしっかり自己分析するようにしましょう。
例えば…
「自分は取引回数が多いからスプレッドの狭さは重要」
「少ない元手で大きな利益を狙いたいからボーナスが重要」
「大きな額を長期的に運用するから業者の安全性・取引の透明性が何よりも大事」
など、どのようなスタンスでトレードしていくかを知ることができれば、自ずとFX業者に求める要素も決まります。
次に、FX業者に関して様々な方向から情報を収集するのも大切です。
ウェブサイトベースで調べるのもいいですし、Twitterで実際に利用しているトレーダーの「生の声」を確認するのもオススメです。